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バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

篠ノ井線:冠着駅 (かむりき)

(聖高原) - 冠着 - (姨捨)                       (訪問日: 2022/10/14)

聖高原駅から北の善光寺平への峠越えは、国道403は聖高原を、篠ノ井線姨捨山ふもとをトンネルで抜けますので、ここは線路沿いに東山道古道を走ります。山間の集落を過ぎて山道に入る所にあるのが冠着駅です。

冠着駅は木造平屋の有人駅、この和風の造りは聖高原駅とお揃いです。駅前には線路と県道との間に長い空地があり駐車場になっています。駐車枠は約30台ですが一時利用は4台分のみです。広場の道路わきにはトイレと駐輪場(屋根付で15台分)があります。

山に挟まれた谷あいの駅で周囲に民家数軒しかないところなので、契約車が居るのだろうかとも思いましたが、金曜夕方で写真のように10台くらいが停まっています。ここから南に500mくらには小学校と割と大きな集落があるし、長野まで普通列車で30分くらいなので、通勤で使う人もいるのでしょう。

窓口は筑北村の委託ですが業務時間は7:00~15:45、自動券売機、自動改札機は無く、代わりに乗車駅証明書発行機があります。待合室は小綺麗と言うか、何もないという印象。ストーブとかエアコンがないけど冬はどうなるのか、有明駅で聞いた話(委託になると窓口閉まった後に暖房が無い)から想像するとちょっと心配です。

ホームは単式2面2線で、駅舎側が1番線で松本方面、対向が2番線で長野方面、跨線橋で連絡してます。ホーム長は2番線が233歩、1番線が270歩で駅舎横にある千鳥配置。

両ホームとも待合室があります。下の写真は2番線、その次は1番線の待合室。

2番ホームの長野側には駅裏に分岐する側線があり、森の中に消えてます。単なる待避線かな。 で、その待避線の先、2番ホームの裏側には何やらキャンプ場の様な公園の様な森が。Wikipediaに書いてあったマレットゴルフ場?

下の写真は1番線ホームの長野よりの部分ですが、ホームの1/3が草が生えているというか藪になっていて線路寄りの縁石しか歩けない状態。まさか駅のホームで藪漕ぎすることになるとは思わなかった。坂北駅や聖高原駅のホーム端も草叢にはなっていても、まだ歩けましたが、あの駅のホームもいずれこうなるんだろうか。他の路線の駅だとこうなる前に柵で進入禁止になるもんですけどね。

そうこうするうちに日も暮れて、暗いホームで藪漕ぎしながら長野行き特急を見ていると、何か別世界の列車を見ているような感じ。

 

本当はこの先の中山道古道で峠を越えて姨捨駅に行きたかったのですが、日没で探索終了。この次の機会があれば行ってみたいものですが、5年前に姨捨SAに来た時も同じことを考えていたんだよなあ。

 

 

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