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バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

篠ノ井線:姨捨駅 (おばすて)

(冠着) - 姨捨 - (稲荷山)                      (訪問日: 2023/06/16)

稲荷山駅から姨捨駅へ行くため千曲川沿いの八幡市街地から峠越えすべく、県道77からも外れて南西の三峰山への直登ルートを登ります。

途中、国道18のバイパスを横切ると道はつづら折りになり、途中 田毎の月で有名な長楽寺を過ぎて、高度を稼ぎます。

長楽寺入口には名所にちなんだ歌碑が並びます。

更に登って視界が開けてくると、稲荷山駅から山裾で登ってきた線路と踏切で出会って、姨捨駅までもう少し。線路と山に挟まれた道を進めば、駐輪場、駐車場が見えてその向こうに駅があります。

姨捨山はお洒落な木造駅舎の無人駅、善光寺平を臨む絶景とスイッチバックで有名です。駐車場は駅手前の道路わきに5~6台分、駐輪場は屋根付きで約5台分+レンタサイクルが3台。トイレは駅舎左手に別棟です。ここから250m北には別の駐車場がある様です。

駅舎は昭和9年築で室内はレトロな内装の待合室、雰囲気は会津柳津駅に似てるかな(あちらは券売窓口はなかったけど)。券売窓口はありますがここは無人駅なので駅業務ではなく観光案内所の様なものだそうで、入場券ではなくパンフレットと一緒になった「来駅記念券」という硬券を売ってます。その他に売店もある様ですが来訪時は閉店中。無人駅なので乗車駅証明書発行機が設置されてます。

ホームは相対式2面2線で、谷側に稲荷山から登ってきた線路が並行していて、スイッチバックで駅へ戻ってきます。この線路構造を駅名標が端的に示していてわかりやすい。駅舎改札口の先は長野方面行きのホームに出ます。駅舎横は展望台ですね。ホーム長は長野方面(山側)で253歩、松本方面(谷川)が268歩です。

下は谷側の(松本方面)ホームから見た長野方面で駅舎とは跨線橋で連絡してます。面白いのはこのホームのベンチは線路に背を向けて千曲川の方を向いている事。谷側に張り出した半円形展望台もあって善光寺平の展望や観月仕様に合わせたホームです。

こちらは駅舎前から見た松本方面の景色、スイッチバックの引込線(?)が伸びていて、(たぶん)長野行きの列車が降りてゆくところです(撮影した順序整理が出来てなくて、上り/下りがわからなくなってしまいました)。

下は跨線橋から見た長野方面と松本方面の風景。さっき出て行った列車がスイッチバックから戻って来て坂を下ってゆきます(たぶん)。

下は駅から見える棚田(いわゆる「田毎の月」)、その次は長野方向の風景。

 

下は駐輪場にあったレンタサイクル案内板。100円/30分ですが、1日パスとかいくつかプランがあるみたい。で、これはJR西とかで展開しているレンタサイクルと同じ系列なのかな。


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