(黒川) - 蔵宿 - (西有田) (訪問日: 2024/09/14)
唐津方面ツーリングの帰り道、国道202沿いの松浦鉄道 蔵宿駅に寄ってみました。隣の西有田と違って駅が国道側に向いていないので、国道から分かれて線路の向こう側に渡る必要がありますが、入口の標識が無い(分かりにくい)ので地図を見ていたら行きすぎてしまいました。下の写真は、行きすぎて有田側から見た国道で、向こうの軽トラがいるところが交叉点です。
線路を渡って有田川沿いの道を進んでもう一度線路に戻れば駅に出ます。
蔵宿駅は開業時からの木造平屋瓦屋根入母屋造りの駅舎が残る無人駅。無人ながらえらく生活感がある様子ですが、それは駅前ではティラミスや焼き菓子を売っている売店とか、駅舎にはCafeが入っているからですが、更に稲わらが掛けてあったりヤギがつながれていたり、ここは昭和の前半期か?と思う風景になっています。売店の人は牧場(メモし忘れたけど佐賀県?)からヤギを連れて、毎土曜日に店を出しに来ているとの事。訪れたのは夕方6時ごろでしたが、それでも数組の来客があり繁盛している様子です。
駅舎右手には駐車スペースが5~6台分(Cafeや売店の来客が停めていた)。駐輪場は線路の反対側、国道脇の歩道上に屋根付きで約30台分があり、ホームへは通路がついています。
トイレは駅舎左手にありますが、非水洗式なのでその点はご留意を。
駅舎右半分の事務所部分はカフェで、左半分の待合室部分もカフェの飲食席になっています。カフェの方はお客が多くて写真を撮らなかったのですが、ほぼ女性客で2人組が常に3組くらいが出入りする程の客の入りで、常連さんもいる様子。カフェが開店して2年くらいという話でしたが、こういう店舗併設の無人駅の中では繁盛している部類だと思います。
ホームは相対式2面2線でホーム長は両方とも126歩、駅舎の有田側の横にある構内踏切で連絡しています。対向ホームには開放式の待合所が1棟あります。
下はホーム中央から見た佐世保方面、その次は有田方面の様子。
下はホーム端から見た佐世保方面のレール。その次が有田方面のレールポイントの様子。
おまけ:売店で買ったティラミスと、Cafeで淹れてもらったネパールコーヒーで一服。売店の人も入って来て話をしていると、クーラーの涼気に誘われたヤギが顔を突っ込んでくるのでした。