(阿川) - 特牛 - (滝部) (訪問日: 2019/09/15)
滝部駅からひと山超えたところが難読名で有名な特牛駅です。国道435から少し脇道に入って斜面を上った所が駅で、駅前にはここをロケ地にした映画(四日間の奇蹟)にちなんだ奇蹟の鐘があって整備されている様子。海岸の特牛港までのバス停もあります。駐車場、駐輪場の区画は無し。
下の写真は国道から特牛駅への入口。周囲は果樹園と民家が散在。(走りながらの撮影だと、どうしてもシャッターが早めになりますな)
特牛駅は木造平屋スレート葺で左手に小さな庭園もあって、無人駅ながら手入れはされている様子。待合室には駅員の代わりに猫二匹が待機中です。
人が入ってくると急にキリっとしてカメラ目線になる。カメラ慣れしてるな。
待合室には映画ロケの様子を写した写真を展示。券売機、改札機、飲料自販機は無し。売店・食堂も無し。待合室一隅のベンチの端がもう一匹の猫の住処のようです。
ホームは駅舎から一段高い斜面上にあり、階段でアクセスします。昔は交換可能駅だったというので、下の写真に写っている階段の踊場のところが線路跡かも。
ホームは1面1線の棒線駅でホーム長は157歩、ホーム上には待合所が1棟建ってます。
下の写真はホームから見た滝部駅方面、この先にけもの道があるのか、線路を鹿が何頭か横断してました。(動物の姿が濃い駅です)
トイレは駅舎右手に別棟(汲み取り式)。
駅舎の建物財産票は文字が退色して読めず、待合所にはベニヤ製が風化した様子。