(肥前麓) - 中原 - (吉野ケ里公園駅) (訪問日: 2024/09/28)
佐賀平野を長崎本線に沿って走るとすれば、吉野ケ里公園駅から東へは国道34がほぼ線路に並行なのですが、それでは少し面白くないので、もう少し北の山裾を走る県道31で中原駅に行ってみました。途中は田んぼから丘陵地を経て、中原の集落をとおって再び線路に行きあったところ、踏切の脇が中原駅です。
踏切から駅にかけて、月極駐車場と駐輪場が続きます。こっちの駐輪場はサイクルラックでバイクは入れなさそう。
中原駅はホームと道路にはされた小さな車寄せの有る無人駅。駅舎右手には駐輪場とその先に月極駐車場で、駅前に駐車枠はなく送迎用に一時利用だけのようです。駅正面は美容院兼屋内駐輪場だったような感じですが閉店して久しい様子です(中国地方では駅前に美容院があるケースが多かったのですが、九州でもその法則は当てはまるのか?)。
さらにその向こうはかなり広い駐輪場になっています。正方形敷地の3辺に駐輪枠が並んで中央が開いていて、大型バイクが入るには非常に使いやすい。敷地いっぱいに駐車枠が並んで奥の方に入りにくい駐輪場が多い中、かなり好印象です。
駅舎内の右手(東側)には小さな待合室、左手が出札窓口ですが現在は閉鎖中。現金用自動券売機とICカードチャージ機を設置(無人駅ですが、券売機には入場券の設定があります)、改札はタッチ式改札機です。トイレは改札内にあります。
ホームは駅舎側に単式1面1線(1番線 ホーム長は柵内で231歩)と、島式1面2線(2,3番線 柵内で236歩)で鳥栖側の跨線橋で連絡しています。下は1番線ホームから見た佐賀方面のホーム全景、次がトス方面の全景。
こちらは青春真っ最中の学生であふれる(と言う程でもないか)2、3番線ホームの全景です。
ホーム端はフェンスで一部閉鎖されていて、その先は草叢に占領されつつあります。そのうち閉鎖部分は撤去されてしまうんですかね。
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下は跨線橋から見た佐賀方面、次は鳥栖方面。吉野ケ里公園駅や神埼駅に比べると側線がない分、わりと単純な配線構造です。それにしても架線があると遠くが見通せない、非電化区間のほうが見映えが良いというのは、非鉄趣味のライダー野郎の戯言です。
本州から来た身からすると、ついつい「はなから」と読んでしまいますが、「なかばる」ですね。九州はきっちりと「ばる」と読むんですね。
おまけ:中原駅から北の県道31にゆく途中で見た彼岸花。見たのが秋分の1週間後で咲き始めでしたので、やはり例年より少し遅めです。