(雀田) - 小野田港 - (南小野田) (訪問日: 2021/03/27)
南小野田駅から県道で小野田線と一緒に小野田港にそって南下し、1kmで小野田港駅に着きます。でも道路沿いの駅舎は今年(2021年)1月から閉鎖中で、駅舎右側から直接ホームに入ります。
駅舎右手のホーム入口、駐輪場もここに約20台分、駐車枠は駅舎前に2台分。*1
跨線橋から見た駅舎。駅舎が閉鎖されているので、自動券売機、自動改札機はもちろん、トイレや待合所等の施設は何もありません。時刻表や掲示物も駐輪場前の駅舎の壁に雨ざらしのまま貼り付けてある始末。ある意味、路線の中で一番さみしい駅かもしれません。
ホームは2面2線の相対式で駅舎横の跨線橋で連絡、ホーム長は87歩。駅舎と反対側のホーム(西側)にはスレート葺の待合所が一棟あります。番線が描いてないので何番ホームかはわからず。下の写真は対向ホームから見た南小野田駅方面と、雀田方面。<b/r>
こちらは跨線橋から見た風景。
おまけ:跨線橋から北に見える、旧小野田セメント竪窯。小野田駅地下道でも紹介されていた「徳利窯」ですね。
旧小野田セメント製造株式会社竪窯は,小野田港に面する太平洋セメント小野田工場敷地の南東隅に位置する。明治16年に建設されたセメント焼成用の竪窯の一つで,明治30年頃に焼成容量増加を目的として,一部改造された。
焼成部分と煙突部分からなる煉瓦構造物で,高さは焚き口底部より約18mである。
旧小野田セメント製造株式会社竪窯は,わが国に完存する唯一のセメント焼成用竪窯として,近代窯業史上,高い価値がある。
また,西日本における建設事業の近代化を支えた旧小野田セメント製造株式会社の中心的施設として重要である。 (文化庁 国指定文化財等データベース より)
おまけ2:小野田港駅前の県道を南下して、戸田工業工場まえで小野田線を渡る踏切。ここから先はまた、線路沿いに走れなくなります。
*1:下の写真は2枚を合成したもの