(大垣) - 東大垣 - (横屋) (訪問日: 2016/10/02)
樽見鉄道樽見線は大垣から北上して、国鉄時代は福井まで連絡する計画だった路線で、今は揖斐川支流根尾川に沿って、途中の樽見までを結ぶ第3セクター路線。(1)日本海側への連絡線の計画で途中までの開通、(2)ほぼ一本の川沿いの路線、(3)第3セクター、という特徴で錦川鉄道と似ています。一事業一路線というのも同じだけど、これはどこの3セクも同じ。違いといえば、路線のほぼ中央にそこそこ大きな本巣という街があることかな。
そういえば3セク事業転換時点で建設途中の未開通部分が残されていた点も同じ、錦川鉄道は岩日北線を未開通のままにし、樽見鉄道は工事再開で開通させた点が違う。(岩日北線はひと駅分で観光トロッコバスが走ってますが)
樽見線の始点は大垣ですが、沿道的にいうと路線が東海道本線から分離する東大垣駅からが樽見線という感じです。
駅舎は線路路盤と同じ高さの盛土上にあり、道路から一段上がります。駅舎の出札窓口のシャッターは閉まっており無人、自動券売機なし、飲料自販機、公衆電話あり。トイレは下の写真の後ろ側にあり。(ちょっと利用には度胸が必要か)
無人駅ですが、駅舎事務所には機材が保管され使われている様子。
ホームで大垣行きと本巣行きの行き違い。本巣方向を臨む。
並走する東海道本線では旅客、貨物列車が頻繁に通ります。
樽見線の駅名標は基本的に広告付き。駅舎の財産標はJR線のものとは違うので、3セク移管後のものか。