tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

上高地線:新村駅 (にいむら)

(北新) - 新村 - (三溝)                (訪問日: 2023/10/22)

下新駅の次は北新・松本大学前駅なのですが、国道158号のハイペースな流れに乗っていたら、北新をすっ飛ばしてしまいました。県道48との交差点を左折して専称寺前で更に左折して新村駅に着きます。(この県道は国道148をバイパスして大町・白馬への抜け道なので、長野道が出来る前は冬場にスキー客で渋滞してるのを何度か見ました。国道との交差点近くには昔、おやきだけではなく野菜饅頭も売っていた店があって、今は安曇野に移転しているのですが、今では野菜饅頭を売らなくなったのを残念に思う今日この頃です。)

お寺の前、踏切手前にはライド&パークの駐車場。踏切を過ぎても駐車場がありますが、こちらは駅前の案内に書いてなかったので業務用かもしれません。

新村駅は車両所を備えた有人駅。駅舎左は旧駅舎後だそうで、今は送迎車用の駐車場になっています。駅舎前には屋根付き駐輪場で約25台分です。国道から来る途中に食堂有り。

駅舎横に掲示されてたパーク&ライド駐車場への案内板。

駅舎内にはトイレ、待合席があり、自動券売機、自動改札機の設置は無し。乗車券は窓口で購入しましたが古風な硬券でした。またローカル私鉄の例にもれず、ガチャガチャでのキャラクターグッズ販売もありますが、水島臨海鉄道とかに比べると少し控えめです。

ホームは島式1面1線で駅舎改札口から構内踏切で渡ります。駅舎側(松本から見て左側)が新島々方面の1番線、車両所側が松本方面の2番線です。ホーム長は46歩ですが、2番線は構内踏切のあたりまで延長されていて71歩くらいあります。

下の写真は、ホームの松本側から駅舎と車両所を見返したところ。その次はホームから見た松本方向で、新島々方面の列車が入って来る所です。ホームには屋根付き待合所がありますが、この屋根がかなり低く頭をかがめて入る程。

で、この列車先頭のエンブレムが「全国登山鉄道パーミル会」なのですが、上高地線梓川沿いに扇状地の田園地帯を走っていて、正直なところ登山鉄道という印象はありませんでした。しかし駅間勾配を計算してみたら20パーミル近い所もあって、スイッチバックのある篠ノ井線と同じくらい。知らないうちに高度が上がっているという、これが長野マジックなのかと変に納得をしてしまいます。まあ、大井川鐡道とか箱根登山電車のパーミルはまた別格なのですけど。

 

 


おまけ:待合室にあったローカル私鉄のスタンプラリーポスター。3セク路線が結構たくさんあるな、と思う一方でJR西の和歌山支社や西武鉄道がいたり、アルピコ交通はゲストだったりと、どういうどういう参加条件なのか素人にはなかなか分かりかねるところです。(単純にイメージキャラクタを作っている所が集まっているとか、トミーのフィギュア販促かな)

おまけ2:車両所にいる古そうな電気機関車。パンタを下げて架線が無い線路に入れてあるので、運用はされていないのではなかろうか。