(常山) - 八浜 - (備前田井) (訪問日: 2019/07/16)
宇野から北上した宇野線は、田井地区の北で児島半島の一番狭いところを横断して、児島湾側に出ます。干拓完成前の地形を想像する時、児島駅前にあった「吉備の児島」の説明看板を見るとよくわかります。(→児島駅)
八浜駅は山沿いの県道沿いにある無人駅で駅舎はありません。駅前ロータリーには駐車区画が5~6台、駐輪場は屋根付きが約40台分あり、食堂・売店は無し。(そういえばここには、駅名看板がないなあ)
ホームは2面2線でそれぞれに待合所がありますが、ここも備前田井駅と同じく1番線のホームと待合所がダズル迷彩仕様に塗装されています(どっちかといえば都市迷彩かな)。待合所横にはタッチ式自動改札機、内側には自動券売機(チャージ機能付)が設置されています。
でも同じホームにある便所は迷彩塗装なし。2番ホームの待合所もそのままです。
駅裏にあたる2番ホームにも入口があるので、こちらにも自動改札機(タッチ式)が設置。
ところで駅裏にはケアハウスしかないのだけど、この改札口はその施設専用なんでしょうかね。
ホームは2面2線で跨線橋で連結、ホーム長は166歩。下の写真は1番ホームから見た岡山方面。その次は宇野方面の風景。
下は跨線橋から見た宇野方面と、その次は岡山方面。1番線の方が直線になっているのが分かりまし、1番線の外側に昔の引込線の跡らしきものが見えます。(昭和50年頃の航空写真には引込線が移ってるので、その跡かと)
待合所壁にかかっていた児島湾干拓の説明板。これによると、明治期には隣の常山駅まで干拓されていて、八浜駅あたりは昭和になってからとの事。宇野線の開通が明治末ですから、宇野駅までの宇野線の中で、八浜駅付近だけが海を眺められたのかもしれませんね。