小野田線の駅名リスト
(宇部線:居能)
- (妻崎) - (長門長沢) - (雀田) - (小野田港) - (南小野田)
-(南中川) - (目出) -
(山陽本線:小野田)
小野田線のその他の記事
小野田支線:沿線-本山岬 - tkmov(バイクとローカル線と)
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(南中川) - 目出 - (小野田) (訪問日: 2021/03/37)
小野田駅から出た小野田線は、有帆川を渡って川の左岸を南に下ってゆきます。が、線路は少し川から離れた低山の中を走るので線路沿いの道路は無く、川沿いにある目出駅でようやく線路に出会えます。下は有帆川左岸の道路と、目出駅近くの駅前通り。
目出駅はプレハブ造りの待合室がある無人駅。自動券売機、自動改札機は無し。トイレはあったと思いますが、中は未確認。駅前に2~3台分のスペースがあり、駐輪場の区画は特にありませんが10台くらいの駐輪スペースがあります。駅前広場の左手隅はどうも近所の民家の駐車場の様で要注意。飲料自販機は無く、周囲に店舗などもありません。
駅舎(待合室)からホームへは構内踏切で入ります。
ホームは1面2線でホーム長は75。この目出駅が、小野田線が90度ターンする箇所にあるので、ホームは大きく屈曲しています。(島内駅でも思ったけど、カーブがきついなら2線用意しなくてもよかったんじゃないかな。この後の小野田線に単式ホームが多いので、余計にそう思いますね。)
(宇部)(目出) - 小野田 - (厚狭) (訪問日: 2021/03/27)
先月は宇部線を東から廻ってきてきたので、今度は反対の西側から小野田線を訪問してきました。まずは山陽本線から小野田線が分岐する小野田駅から。
最寄りの山陽道の小野田ICから南下して県道を行くと、小野田駅西側の山陽本線跨線橋のあたりで結構な渋滞に遭遇(2車線化で工事中の様です)。ちょっと面倒になって線路の北側から入れないかと脇道に入ってみましたが、小野田駅に北口は無いのですな。
下は駅北側の脇道から小野田駅のホームを見たところ。
で、駅裏を走っていると駐輪場と地下道を発見。屋根が時々抜けている(飛ばされた?)駐輪場に停めて駅に向かいます。(ここから駅まで5,6分と少しかかります)
線路の南側、高千帆郵便局の前にも駐輪場あり。こちらは休日のせいか、ほぼ空っぽ。
小野田駅はコンクリート製平屋の有人駅。駅前ロータリーには送迎用駐車場枠が12台で、駅舎右手には月極駐車場もあり。駐輪場はさっき見たように周辺に分散していて駅前にはない様子。駅舎に売店、店舗は有りませんが、周囲に食堂など店舗はいくつかあり。
駅舎には自動券売機(普通のと緑の券売機)を設置、自動改札機は無し、トイレは駅舎右手でホーム内外で利用可能。駅員はいますが窓口は10:30-15:00、16:00-16:50の間は不在(昼間はほぼ居ないという事ですよね)
ホームは単式1面1線、島式2面4線。駅舎前の単式ホーム(たぶん昔の1番線)は閉鎖中で、ホーム長は114歩。
下は跨線橋から見た厚狭駅方面と1,3番線。島式ホームの2面は1番線より長く378歩、1番線に対して厚狭駅側で168歩分ずれています。
4番線から見た宇部駅方面。
4番線から見た厚さ駅方面。対面の5番線のホームは少し切り欠いてあって短いし、レールの錆具合からすると使われていないようですね。
下は4番線から跨線橋を見返したところ。
4番線端から宇部方面を見たところ。右側のレールが小野田線ですが、山陽本線とは交叉が無く交換はできないのですかね。
1番線と3番線の間の踏切。1番線も、3番線のこの部分も使われてないので、使わせてくれても良くないかな。
おまけ:
駅近くの居酒屋では、唐揚げや春巻き等を無人販売中。この時はワッフルをいただきました。
駅から郵便局に向かう途中にある、大正ロマンという感じの建物。表札からすると企業の事務所なのか。
(琴芝) - 宇部新川 - (居能) (訪問日: 2021/02/20)
宇部の街の中心駅である宇部新川駅です。東の琴芝駅からは真締川を渡ってくるのですが、明治期の地図を見るとこの川は新川になっています。駅名に使うという事は川名ではなく町の名前が新川だったのかとも思うのですが、そういう町名は見当たらず、やはり川名がどこかで変わったんですかね。
宇部新川駅は、木造平屋一部吹抜け二階建ての立派な駅舎を持った有人駅。駅前ロータリーには大きな植栽があり、ちょっと全景が撮影できません。駅舎右手に駐輪場(東駐輪場)、西側に有料駐車場があります。
駅舎の中の柱列の向こう側がみどりの窓口だったそうですが、今年1月で閉鎖。今はみどりの券売機になっています。柱列の南側が待合室。
自動改札は無く対面での改札です。改札右手の構内にはセブンイレブンがあり。
宇部新川駅は木造駅舎と木造跨線橋、大きな植栽等とレトロな雰囲気なのですが、なぜか各パーツが固まって組み合わさっているので、それぞれを見渡すようなアングルで写真が撮れません。ホーム側から見た駅舎もホーム上屋で隠されて、跨線橋の上から少し見渡せるだけです。
ホームは単式1面1線+島式1面2線で跨線橋で連絡、駅舎側が1番線、島ホームが3,4番線です。下は跨線橋から見た居能駅方面。
下は1番線から見た居能駅方面でホーム長は209歩。島式ホームは130歩です。
1番線の居能駅側の端は、詰所か何かへ行く小路に自然とつながっています。
<余談>
ところで宇部新川駅を訪問した翌月(3月)、NHKの"プロフェッショナル"で庵野監督を取り上げた番組の冒頭シーン、監督がスマホで撮影しながら駆け上る跨線橋を、"どこかで見たことあるなあ"と思っていたら、この宇部新川駅でした。大きな街の真ん中にあるにしては、少し時代に取り残された様な雰囲気が、あの映画にはよかったのかも。(といってもシン・エヴァは観てないんですけど)
今回は駅舎右手の東駐輪場に停めましたが、ここはいつも自転車で満杯。看板によると、ここの他にあと2カ所に駐輪場があるようですね。
(東新川) - 琴芝 - (宇部新川) (訪問日: 2021/02/20)
東新川駅から宇部市街を西進して、運河の様な真締川支流に沿って建つ琴芝駅ですが、駅間が短い。東新川駅から700mしか無くまるで路面電車並みです。また駅名になっている「琴芝」という地名は明治初期の地図にも乗っているのですが、そのころの字面は「琴柴」です。
東新川駅からくると、間に片側2車線のR490があって線路に沿いに走れないので、一旦南のR190に迂回して商店街を突っ切ってゆくことになります。下は琴芝駅入口の交差点、1灯式信号機を右折したところが駅です。
下は駅前の通り。
琴芝駅はホーム横にコンテナの様な待合所が1棟だけの無人駅。Wikipediaには立派な駅舎の写真が掲載されていますが、最近取り壊しになったんでしょうね。かつて駅舎があったであろう広場は駐車場になっていて、送迎用とタクシー枠が各々3~4台分、駐輪場は隣のふれあいセンター駐車場の隅に100台分くらいあり。
待合所には自動券売機(ICOCA非対応)を設置、自動改札機は無し。トイレも無さそうです。建物財産票も確認できず。
ホームは1面1線でホーム長は128歩。下は宇部新川駅方面。
こちらは東新川駅方面。
下はホームから見た、ふれあいセンター駐車場。奥の駅側の一角が駐輪場になっています。
川の反対側から見たホーム全景。
琴芝駅は市街地にあるので周囲に売店、飲食店が散在するのですが、駅の隣にある肉まん製造所ではイートインもできるお店です。今回買ったのは少し小さめの鶏肉まん、肉汁は控えめですが、立ち食いをするにはちょうど良い、あっさりした味わいでした。
(宇部岬) - 東新川 - (琴芝) (訪問日: 2021/02/20)
宇部線を東からたどってきて、宇部岬をまわったところから宇部市街地に入ります。国道190号で宇部中心部に向かって、途中で山側に入った所に東新川駅があります。この場所は明治初期の地図によれば中宇部という地名ですが、設置時期(大正)には山陽本線宇部駅があったり、新川の方が中心部になったりで、こういう駅名になったんでしょうかね。
下の写真は国道から駅へ向かう脇道。
東新川駅は住宅街の中、ロータリーを備えたコンクリート造り駅舎を持った地上駅(写真は駅の南口)。駐車場はロータリーに3台+タクシー枠が3台。駅舎右手に有料Pが20~30台分。駐輪場は見当たらず。駅南側の通りには中華料理店など店舗が数件あり。
駅舎壁面の装飾は草江駅にもありましたが、いづれも郷さとこ氏による壁画だそうです。今から少しずつ増えていくのかも。
駅舎の窓口は閉まっており無人駅、自動券売機(ICOCA非対応)を設置、自動改札機は無し。トイレはホーム側にあります。
ホームは2面2線で、ホーム端(宇部岬側)にある跨線橋で連結。ホーム番線は探してみましたが掲示されていないようです。ホーム長は駅舎側107歩、対向ホームは148歩。対向ホームでは宇部新川側が未舗装で、舗装部分だけなら107歩。
対向ホームには開放側の待合所が1棟。
対向ホームの待合所横には、北側のテニスコートに通じる出入口が追設されていて、こちら側にも自動券売機が設置されています。駐輪場はこちら側にありますが、訪問日直前の強風のせいか、自転車は皆転倒したまま。
(西条) - 寺家 - (八本松) (訪問日: 2021/01/04)
コロナ騒動で自粛風潮の中、2017年に新設された寺家駅に行ってきました。普通なら旧国道2号(今はR486)側から行くんでしょうけど、ちょっと気分を変えて西条駅北口から裏道を辿って寺家駅へ。若年人口が増えている西条だけあって、かつての田んぼにアパートが新築され、道路も少しずつ拡幅されている感じです。
下は寺家駅北口前交差点。昔、原町駅前が再開発されててこんな感じでしたけど、まだ閑散としてますが、今から色々増えてゆくんですかね。
寺家駅は南北両側にローターリーを持つ有人駅、駅舎は橋上にあります。
駐車場は北口横にTimesが、駐輪場も有料があります。短時間ならロータリーの送迎用枠で停められそうです。
変わっているのは、橋上駅舎の中を自転車通路が通っている事ですが(いや、都市部によくある自由通路と思えば、そう変わってもないか)、ここにバイクで入ると怒られるんだろうな。
駅舎には券売機(チャージ機能付き)と自動改札機(扉式)設置。券売機には入場券が無いので窓口で購入します。トイレと自販機は自由通路の階上部にあり、店舗はありませんが、北口の近くにはスーパー(ショージ)があります。
ホームは2面2線でホーム長は200歩。
建物財産票は確認できず。
(嵯峨嵐山) - トロッコ嵯峨 - (トロッコ嵐山) (訪問日: 2020/10/03)
JR嵯峨嵐山駅の南口の階段を降りたら、すぐ隣に接してトロッコ嵐山駅です。基本的にはJRから連絡することを前提にしている様で、駐輪場、駐車場は確認できず。駅に隣接して19世紀ホールにはSLも展示されているそうですが、あまり鉄分が無いのでここには寄ってません(朝早くて空いてなかったと思うし)。
さすが京都観光の目玉だけあって広大な待合室を持つ駅舎ですが、時節柄、朝9時頃とは言え秋の行楽シーズン休日とは思えない閑散ぶり。土産店の店員さんも手持ちぶさたな様子で心配になります。土産店の他に食堂もありますがまだ開店前、自動券売機は無く、改札も昔風のラッチでの改札です。
で、ホームを見るため入場券を買おうと窓口で聞くと、入場券というものが無いとの事。では入っていいかと聞くと、トロッコ列車は今出たばかりだから、もう少し時間がかかりますよ、という答え。どうやら列車を撮りたいと思われたらしく(まあ普通はそう思うよね)、いやいやホームの写真を撮りたいだけ、と言うとかなり不審な目で見られて、奥の方で相談始められてしまう始末。 結局、駅員一人に付き添われてホームに入れてもらいましたが、迷惑をかけてしましました。JRだともっと鷹揚なんですけど、関連会社に分かれると私鉄のように入構に厳しくなるのか、あるいはこんな変な客はここには来ないんでしょうかね。
下はホーム端から駅舎方向を見返したところ。線路終端は砂利山で車両止めになっています。(写真では見づらいですが、ホーム端で付き添いの駅員がずっと私が戻るのを待っています。申し訳ない。)
こちらは進行方向で山陰本線と合流しようとする線路。
下はJRホームから見たトロッコ列車(右が亀山方面)。機関車は最後尾で出発するんですね。
(太秦) - 嵯峨嵐山 - (保津峡)(トロッコ嵯峨) (訪問日: 2020/10/03)
JR太秦駅から嵐電常盤駅まで戻って府道187で西進、JR嵯峨嵐山駅へは渡月橋への入口交差点の手前で左折します。駅は1ブロック先に奥まったローターリーの先。ところでこのあたりはJR、嵐電(京福)、トロッコ列車の駅が集中していて駅名も複雑。嵯峨嵐山駅南口の先には嵐電嵯峨駅があってその隣が嵐山駅でしょう。田舎者には複雑すぎです。
嵯峨嵐山駅は橋上駅で写真は北口ロータリー側です。ロータリー正面にある3階建ての建屋は駅舎ではなく駐輪場で、円町駅、太秦駅などと同じくここも自動二輪は入れません。管理の人とも雑談したのですが、今の管理会社はどこでも原付(第二種含む)限定にしているとの事、停めるとしたら南口のタクシープールか隣接ホテルの駐車場かな、という話になりましたが、それも何なので結局ロータリーの乗降場所の隅に駐輪することにしました。それから駐車場は無いようです。
エスカレータ付きの階段を上った階上にロッカー、コンビニ、改札口、窓口、券売機(みどりの券売機も)があり。ところで案内所が海外専用というは、ちょっとどうかなと思うし、観光的な土産物店などが無いのは、隣のトロッコ嵯峨駅にまかせているのか。
ホームは2面4線で、南側(下り線)の3,4番が短くて185歩。北側の1,2番は215歩ですが亀山側に封鎖部分が更に75歩くらい(トロッコ列車のホームから見た目測ですが)。
駅舎が最近建替えられたせいか財産票は未確認。
おまけ:北口入口交差点にある一灯点滅式信号機。