(草江) - 宇部岬 - (東新川) (訪問日: 2019/04/13)
宇部線は宇部空港の前で北西へ90°回頭しますが、ついでなので、そのまま空港の先にある宇部岬漁港へ寄り道。周防灘に面した差し渡し100m余の泊りに、数十隻の漁船が停泊する小さな漁港です。広島で言えば江波の泊りみたいな感じ(こっちのほうがずっと大きいですけど)
宇部線はこの岬から5~600m内側を回っているのですが、宇部岬駅の近くには岬郵便局や岬小学校があるので、この駅のあたりも岬の一部とみなされていたのか。はたまた「宇部岬」駅があるので、近くの施設が「岬」と名付けられたのか。(岬小学校は鉄道開通前の大正7年に開校なので、前者の可能性が高い様です)
宇部岬駅は木造平屋スレート葺の無人駅。駅前広場には駐車スペースが4~5台分で、その奥に月極が約20台分、駐輪場は約80~100台分。駅前に酒屋、居酒屋。その他に美容院があるのはローカル駅のお約束。待合室には自動券売機(チャージ機能なし)が設置、自動改札機はなし。
待合室にはタクシー直通電話あり。
ホームは2面2線でホーム長は120歩、下りホームは駅舎に接し、上り線ホームとは跨線橋で連絡しています。上り線ホームには待合室が1棟。
駅舎側ホームから山口方面を望む。
こちらは同じく跨線橋から見た山口方面。この踏切の踏板(鉄板)を車が通る時の音は、夜中には近所迷惑だろうなあ、と思うほど大きな音です。