(琴芝) - 宇部新川 - (居能) (訪問日: 2021/02/20)
宇部の街の中心駅である宇部新川駅です。東の琴芝駅からは真締川を渡ってくるのですが、明治期の地図を見るとこの川は新川になっています。駅名に使うという事は川名ではなく町の名前が新川だったのかとも思うのですが、そういう町名は見当たらず、やはり川名がどこかで変わったんですかね。
宇部新川駅は、木造平屋一部吹抜け二階建ての立派な駅舎を持った有人駅。駅前ロータリーには大きな植栽があり、ちょっと全景が撮影できません。駅舎右手に駐輪場(東駐輪場)、西側に有料駐車場があります。
駅舎の中の柱列の向こう側がみどりの窓口だったそうですが、今年1月で閉鎖。今はみどりの券売機になっています。柱列の南側が待合室。
自動改札は無く対面での改札です。改札右手の構内にはセブンイレブンがあり。
宇部新川駅は木造駅舎と木造跨線橋、大きな植栽等とレトロな雰囲気なのですが、なぜか各パーツが固まって組み合わさっているので、それぞれを見渡すようなアングルで写真が撮れません。ホーム側から見た駅舎もホーム上屋で隠されて、跨線橋の上から少し見渡せるだけです。
ホームは単式1面1線+島式1面2線で跨線橋で連絡、駅舎側が1番線、島ホームが3,4番線です。下は跨線橋から見た居能駅方面。
下は1番線から見た居能駅方面でホーム長は209歩。島式ホームは130歩です。
1番線の居能駅側の端は、詰所か何かへ行く小路に自然とつながっています。
<余談>
ところで宇部新川駅を訪問した翌月(3月)、NHKの"プロフェッショナル"で庵野監督を取り上げた番組の冒頭シーン、監督がスマホで撮影しながら駆け上る跨線橋を、"どこかで見たことあるなあ"と思っていたら、この宇部新川駅でした。大きな街の真ん中にあるにしては、少し時代に取り残された様な雰囲気が、あの映画にはよかったのかも。(といってもシン・エヴァは観てないんですけど)
今回は駅舎右手の東駐輪場に停めましたが、ここはいつも自転車で満杯。看板によると、ここの他にあと2カ所に駐輪場があるようですね。