tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

境線:上道駅 (あがりみち)

(余子) - 上道 - (馬場崎町)                  (訪問日: 2018/09/07)

馬場崎町駅から上道駅へは線路沿いの道が無いので、一旦県道に出て南下、畑地の真ん中にある上道駅に到着。

上道駅はホーム1面の無人駅。ホーム上に待合所が1棟、自動券売機、乗車証明書発行機などは無し。財産標は未確認。駅横に駐輪場(露天)が約70台分、駐車場は無し。飲料自販機、売店なども周囲には無い。(Google mapにある2008年頃の写真では深緑の塗装だった様子。塗装が新しいので最近、再塗装したのかも)

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ホームから見た米子方面と、ちょうど入線してきた境港行きの鬼太郎列車。ホーム長は約111歩。
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 上道駅の愛称は一反木綿。それにしてもこのあたり、「あがりみち」とか、「あまりこ」とかちょっと変わった名前がつづきますな。

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境線:沿線-大根島とベタ踏坂

(訪問日: 2018/09/07)

境線に沿って走るなら米子から弓ヶ浜半島縦断なんでしょうけど、松江方面から境港に行くには大根島を使って中海を横断するのが近道です。山陰自動車道から松江だんだん道路に入って、西尾ICから東の中海方面(標識上は八束方面)に抜けます。

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大根島へは橋で渡るのかと思ったら、中海干拓用の堤防で連絡されてました。堰堤道路が水際ぎりぎりの高さしかないのを見ていると、日本海は干満が無いし中海なので大丈夫だと頭では分かっていても、瀬戸内の干満を見慣れた目には不安でしょうがないです。 そういえば、この真っ平らな大根島と江島が火山島だというのも後から知って意外でした。

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大根島の隣りの江島から境港に渡る所が、車のCMで有名になった江島大橋=ベタ踏坂。信号で止まっている間だけでも何人かが写真を撮っているのを見ると、結構みなさん昔のCMでも覚えているんですねえ。

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境線:沿線-境港市観光案内図

(訪問日: 2018/09/07)

境港駅前の派出所でもらった観光案内図の載せておきます。(ちょっとサイズが大きいので別ページで保存)

ちなみに派出所で紹介された駐輪場所は、海岸線沿いに東に行ったとこのバス専用駐車場の手前にある「野積場」。イベント時の臨時駐車場みたいな扱いらしく、水木しげるロードを歩く際の起点にはちょうど良い場所です。

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境線:馬場崎町駅 (ばばさきちょう)

(上道) - 馬場崎町 - (境港)                   (訪問日: 2018/09/07)

境港の水木しげるロードから南下して、県道47が境線をまたぐ跨線橋の下が馬場崎町駅です。

下の写真は跨線橋の横から駅へ入る脇道と、駅前の跨線橋下の駐輪場(約60台分)。駐車場は無し。もしかしたら駅の西側の空地が駐車場なのかもしれないけど、このあたりには踏切りが無いので違っていそう。跨線橋を歩いて迂回するには距離があるので、そういう意味ではちょっと不便な駅なのでは?

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JR時代の新設駅だそうで、跨線橋の真下、1面1線に自動券売機だけがある無人駅。近くに役所とか銀行があるので新設されたのかと思うのですが、境港からは1kmも離れていない近さで、ホームから境港駅が見えます。ホームは狭く、ホーム長は約117歩。周囲は住宅だけで売店食堂は無し。駅の愛称(?)はキジムナー駅。

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ホームから見た境港方面(というか境港駅まで見えます)
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境線:境港駅 (さかいみなと)

(馬場崎町) - 境港                   (訪問日: 2018/09/07)

軟弱なバイク乗りの私なので、普通は雨の日には出かける事は無いんですけど、今回は新しいリアケースの耐水試験だと言い聞かせて、秋雨の中を山陰は境港まで出かけてきました。「弁当忘れても傘忘れるな」というだけあって、期待通り(?)の雨中ツーリングです。

今回耐水試験したGIVIのリアケース。一応合格ですけど、Krauserに比べて蓋の隙間の、水切り具合が甘いです。(浸み込んでくるという意味ではなく、蓋を開けた瞬間に内側に流れ込んでくるという事)

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で、松江から大根島を経て弓ヶ浜半島先端の境港駅は、下の大きな建物が駅舎かと思ったら、大きい方はフェリーターミナルの入っているふれあいセンターで、駅は灯台オブジェが乗っている左の建屋です。

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境港駅灯台を模したコンクリート平屋の有人駅(平日だったせいか、駅員が3人も勤務)。みどりの窓口と自動券売機設置。駅舎には自販機しかないですが、隣のふれあいセンターに食堂、売店があります。トイレもセンターのを利用。入口の天井に見えるのは一反木綿です。(最後の写真をご参照)

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JRはだいたいホームに入る事についてあまり厳しくはないのですが、入場券を買って発車30分前にホームに出ようとしたら、扉に鍵がかかっている。駅員にことわって入ろうとしたら、案内窓口にも施錠。窓口をノックして出てきてもらったら「列車が来たら案内するからお待ちください」との事。まあ15分前には開いたので待っていればいいんですけど、JRのローカル線にしては珍しいなあ、と。

待合室の壁には鬼太郎列車の紹介写真。左がホームへの入口、右へ行くとフェリーターミナル。
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ホームは頭端式で1面2線。線路の延長線上に駅舎があるので、車停めもダンパー付の立派なもの(ホーム構造が同じ、あき亀山駅でも同じものを見たような気がします)。 同じ終着駅と言っても、線路の終わり方が仙崎駅美濃赤坂駅とは違って潔いというか、力が入ってます。
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で、ホームに入れたのは、この目玉おやじ列車が来てくれたおかげです。銘菓目玉おやじを買いに来て、この列車に出会うのも何かの縁です。
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境線は各駅に愛称がついていて、境港は起点らしく鬼太郎駅。(愛称駅名標に気をとられて、正式の駅名標を撮るのを忘れてました) 境港駅の入口の天井にはこの愛称駅名を描いた一反木綿が張り付いているのでお忘れなく。

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姫新線:古見駅 (こみ)

(美作落合) - 古見 - (久世)                   (訪問日: 2018/06/17)

刑部から次の美作落合まで、ずっと集落の中心に位置する駅が続いてきましたが、対照的にこの古見駅は特に大きな集落もない田園地帯の中の無人駅。県道から駅への入口は下の写真のとおり、目立った目印や特に標識は無く、「古見駅前」のバス停が目印変わりです。

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駅への通路はスペースの無い袋小路なので、車で入る時は注意。二輪車なら入れるけれど、駐輪場は県道の反対側に設置されてます。駐車場は無し。

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古見駅は駅舎の無い無人駅。自動券売機、飲料自販機、トイレは無し。当然というか売店、食堂もありません。ホームは1面1線の棒状駅で開放型の待合所を設置、県道からの通路はこの待合所の隣に繋がっています。ホーム長は137歩。

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下はホームから見た新見方向、その次が津山方向。駅前は基本的に田んぼです。
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建物財産標は待合所ではなくて、その隣にある設備建屋のもので、待合所では確認できず。どうも電線管にぶら下げられてペンキで塗り込められているのが財産票の様な気もしますが。

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姫新線:久世駅 (くせ)

(古見) - 久世 - (中国勝山)                   (訪問日; 2018/06/17)

勝山から旭川沿いに国道181をたどって、真庭市の中心の久世市街。国道から少し北の旧道に入った所が久世駅は木造平屋瓦葺の有人駅。真庭市役所の最寄駅になっているとはいえ、勝山駅よりはかなり渋い風貌です。こういっては何ですが、古民家の風情と言うよりは、くたびれた古家という感じです。駅前の空地には車4~5台分程度のスペース、駅左手の駐車場は月極です。駐輪場は駅右手に屋根付きで約60台分、ただし大型二輪には狭すぎて、すいてないと使えませんね。駅と駐輪場の間にあるのは、林業地帯らしく木製の真新しいトイレで、名前も「木テラス」というから休憩所兼用です。

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自動券売機は無く対面販売ですが、窓口業務は8:00~16:30です。待合室に飲料自販機あり、売店は駅舎や近くには無いですが、少し歩けば出雲街道=国道181沿いにいろいろあります。

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ホームは対面式の2面2線式、対向ホームへ行くには跨線橋を使います。ホーム長は約163歩。

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跨線橋から見た新見方向と津山方向の線路。勝山よりはすこし地形が開けてます。
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対向ホームには開放型の待合室があり(昭和9年設置)。ホームの端は奥の貯木場からの草叢に浸食されつつあります。
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 建物財産標はホームの待合室のもの(駅舎では確認できず)

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姫新線:中国勝山駅 (ちゅうごくかつやま)

(久世) - 中国勝山 - (月田)                  (訪問日: 2018/06/17)

富原、月田と月田川ぞいに下って来て、旭川と合流するところが勝山です。街道筋でいえば、津山から松江に抜ける出雲街道=国道181に合流することになります。下は国道181号に合流した交差点。街道筋だけあって、道端の民家も立派になって交通量も増えます。

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中国勝山駅はコンクリート製瓦葺の有人駅(委託業務らしい)で、新見駅以来の街中の駅です。自動券売機は無く窓口での対面販売。待合室には自販機、トイレあり。待合室隣は土産物店で、その奥はうどん屋。周囲は勝山市街地なので売店・食堂などあり、昔ながらの「鉄道駅」という雰囲気があります。

駅前には送迎用駐車場が何台分かあり、駅左手にも駐車スペースと駐輪場(屋根付で約50台分)があります。(ただし駐輪場は観光客用で、通勤通学者用は確認できず)

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 ホームは相対式2面2線ですが、島式ホームの駅舎反対側には保線用の線路と車庫があります。ホーム長は約157歩。駅舎側ホームの新見側に構内踏切があったので、何気なく通って対向ホームに渡りましたが、案内が無いので旅客用ではなかったのかも。

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下は構内踏切から対向ホームへの通路。どうみても旅客用ではないですね。
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で、こちらが旅客用の跨線橋。下は跨線橋から見た新見方面と津山方面の線路の様子。
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建物財産標は、対向ホーム上の待合所と、保線路の向こうにあった詰所のもの。
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境線 駅名

境線の駅名リスト

(山陰本線:米子)
- (博労町) - (富士見町) - (後藤) - (三本松口) - (河崎口)
- (弓ケ浜) - (和田浜) - (大篠津町) - (米子空港) - (中浜)
- (高松町) - (余子) - (上道) - (馬場崎町) - (境港)

 

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境線のその他の記事

境線:沿線-水木しげるロード - tkmov(バイクとローカル線と)

境線:沿線-境港市観光案内図 - tkmov(バイクとローカル線と)

境線:沿線-大根島とベタ踏坂 - tkmov(バイクとローカル線と)

 

境線:沿線-水木しげるロード

(訪問日: 2018/09/07)

境港に、かわった和菓子があるというので、台風と秋雨前線の隙をぬって走ってきました。境港の近くのバス待機場に駐輪後、東へ向けて水木しげるロードを散策して、東端の水木しげる記念館のとなりの妖怪食品研究所が目的地です。

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ここで売っている「目玉おやじ」はこし餡と練り切りで出来た、リアルな目玉おやじです。お土産用には体はついてませんが、食べ歩き用に、体を模した串がついたのも売られてます。
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店名がキャッチ―で店内には骸骨がひかえてますが、お菓子自体はお茶うけに合う上品な味で、お使い物にもピッタリです。見た目さえ受け入れられるならば、ですが。

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一つだけ見れば一人の目玉おやじですが、15個入詰め合わせもあって、15人の目玉おやじに見つめられると、百鬼夜行図の格子戸に宿る目玉の妖怪を思い出してしまいます。