(大篠津町) - 米子空港 - (中浜) (訪問日: 2020/08/22)
JRの地方線の駅名には施設名称を付けることは少なく、だいたいは請願新設駅なのですが*1、ここは米子空港拡張で移設したという経緯からして、新設駅の様な感覚で空港名がついているのかと思います。でも、そもそも「米子空港」というのが空自美保基地の「美保飛行場」の通称なんだから、なんだかややこしい感じ。
駅は滑走路を大きく迂回した境線が滑走路の北側で直線に戻る屈曲部、空港ターミナルに一番近い場所にあり、ターミナルとは陸橋でつながっています。宇部線草江駅よりは空港に近いけど、仙台空港駅みたいにガッツリ直結というわけではなく、ちょっと微妙な距離感です。
下写真に写る建屋は駅舎というよりは待合室でトイレあり、券売機(ICOCA対応)を設置、改札機は無く無人駅です。駅の南東側の県道に沿って空港ターミナル用の駐車場と、北西側(下写真)にも数台分のスペースあります。駐輪場は特にないけど陸橋下に20~30台分くらい。写真の通り周囲は空港ターミナル以外何もなく店舗食堂は無し。
下は待合室内の様子。そういえば、飲料自販機も無かったですね。
ホームは1面1線でホーム長は108歩。境線の中では珍しい曲線部にある駅。(もう一つは博労町駅)
「米子空港」自体が通称なのに、さらに愛称で「米子鬼太郎空港」と呼ぶのって、ややこしくない? (ああ、でもIATAコードはYGJなので、対外国際的には米子空港で認知されているという事なのかなあ)
*1:そもそも地方線で新設駅ができることが少ないから、施設名がつく駅も少ないというのが実情かと。