(馬場崎町) - 境港 (訪問日: 2018/09/07)
軟弱なバイク乗りの私なので、普通は雨の日には出かける事は無いんですけど、今回は新しいリアケースの耐水試験だと言い聞かせて、秋雨の中を山陰は境港まで出かけてきました。「弁当忘れても傘忘れるな」というだけあって、期待通り(?)の雨中ツーリングです。
今回耐水試験したGIVIのリアケース。一応合格ですけど、Krauserに比べて蓋の隙間の、水切り具合が甘いです。(浸み込んでくるという意味ではなく、蓋を開けた瞬間に内側に流れ込んでくるという事)
で、松江から大根島を経て弓ヶ浜半島先端の境港駅は、下の大きな建物が駅舎かと思ったら、大きい方はフェリーターミナルの入っているふれあいセンターで、駅は灯台オブジェが乗っている左の建屋です。
境港駅は灯台を模したコンクリート平屋の有人駅(平日だったせいか、駅員が3人も勤務)。みどりの窓口と自動券売機設置。駅舎には自販機しかないですが、隣のふれあいセンターに食堂、売店があります。トイレもセンターのを利用。入口の天井に見えるのは一反木綿です。(最後の写真をご参照)
JRはだいたいホームに入る事についてあまり厳しくはないのですが、入場券を買って発車30分前にホームに出ようとしたら、扉に鍵がかかっている。駅員にことわって入ろうとしたら、案内窓口にも施錠。窓口をノックして出てきてもらったら「列車が来たら案内するからお待ちください」との事。まあ15分前には開いたので待っていればいいんですけど、JRのローカル線にしては珍しいなあ、と。
待合室の壁には鬼太郎列車の紹介写真。左がホームへの入口、右へ行くとフェリーターミナル。
ホームは頭端式で1面2線。線路の延長線上に駅舎があるので、車停めもダンパー付の立派なもの(ホーム構造が同じ、あき亀山駅でも同じものを見たような気がします)。 同じ終着駅と言っても、線路の終わり方が仙崎駅や美濃赤坂駅とは違って潔いというか、力が入ってます。
で、ホームに入れたのは、この目玉おやじ列車が来てくれたおかげです。銘菓目玉おやじを買いに来て、この列車に出会うのも何かの縁です。
境線は各駅に愛称がついていて、境港は起点らしく鬼太郎駅。(愛称駅名標に気をとられて、正式の駅名標を撮るのを忘れてました) 境港駅の入口の天井にはこの愛称駅名を描いた一反木綿が張り付いているのでお忘れなく。