(玉江) - 三見 - (飯井) (訪問日: 2019/08/11)
飯井駅から線路沿いに走ろうと県道65を走ると、いつの間にか国道191のバイパス・明石ICに誘導されて山越えで萩に連れてゆかれそうになるので、右往左往しながらもう一度海岸に戻ったところが三見の集落。駅は港集落の奥、山際にあります。
三見駅は山側に向けて建つ、木造平屋スレート葺駅舎の無人駅。駅右手に送迎用駐車場が4台分、その他はJR業務用の様で、駐輪場は見当たらず。ただ右手の線路わきに空地があったので、そこが駐車場・駐輪場だったかも。トイレはやはり駅舎右手に別棟で設置有り。飲料自販機はなさそう。周囲に店舗売店はありませんが、国道から駅に来る途中に食堂の看板を見たように思うし、国道191で500mほど飯井よりに道の駅があります。
待合室の窓口は閉鎖されていて、自動券売機、自動改札機はなし。真新しい黒板が印象的。
駅舎側が下関方面の、対向ホームが萩方面のホームです。下は軒下にかかるオーソドックスな乗場案内と、手作り感満載の行き先案内。
ホームは2面2線でホーム長は152歩(駅舎側ホーム)。ホーム間は跨線橋で連絡、対向ホームには待合所が1棟、その脇にも入口があります。下は駅舎前から見た萩方面、その下は長門方面の風景。
跨線橋から周囲を見たとき印象駅なのは、付近の山の稜線が上に凸なこと。萩の近くには小さな火山が多く、こういう山体になると聞きますが、ここもそうなんですかね。
下は駅前に建つ大歳神社。鳥居の注連縄は岩国あたりでよく見たビニール製ですね。
さて、三見駅から萩へ山陰本線に沿って県道65(萩三隅線)をたどると、こういう山越えを経て海岸に出てきます。今なら国道191バイパスが内陸で萩とを結んでますが、昔はこういう道で連絡してたんでしょうね。
このあたりなど、舗装されているだけ上等、と思える道です。
日本海側の海沿いを走るときによく感じる印象ですが、道路が海面に近い。干満差のある瀬戸内から見ると満潮時に冠水しそう。それがなくても、冬の波の高いときは通りたくないなあ。
この前を走るトラックは、手前の峠道を通ってきてるんですよね。
この先、県道は萩の郊外を抜けて玉江駅までつながります。