(三見) - 飯井 - (長門三隅) (訪問日: 2019/08/17)
長門三隅から東で、海岸線沿いの山陰本線から国道191は離れて内陸をたどって萩まで直進しますし、最近できた山陰道は海岸近くだけど線路とは無関係に走るので、ここは県道65で線路沿いに走ってみます。集落近くは拡幅工事が進んでますが、三隅の街を過ぎると、すぐにこんな感じの山道です。
九十九折の山道を越えると、海と飯井の集落を見下ろす峠に出ます。(この雰囲気は諸寄駅から居組駅へ山越えしたときにの感じに似てます)
飯井の集落は三方を山に囲まれた小さな港。峠からは、海沿いに並ぶ集落と山際の飯井駅、そこから山裾をまいて峠下までくる線路が、見下ろせます。ここに列車が来れば絵になるんだがなあ、と思いながらも、全くダイヤを気にしないバイク野郎なので気にせず進んだんですが、数分後にちょっと後悔することになります。
飯井駅は飯井集落の背後、山の斜面の上にある線路まで登った所にあります。駅下にバイクを停めてカメラを取ったところで、警笛と列車音に気が付いて思わず見上げた所を通過する観光列車。その時はよくわからなかったけど、写真をみると観光列車の「〇〇のはなし」らしい。さっきの峠であと5分待っていれば、眼下を通るこの列車を撮影できたのに、と少し後悔です。でも行き当たりバッタリのツーリングで、1往復しかない臨時列車に出会っただけでも良しとすべきかとも思う。
飯井駅そばの鉄橋を通り過ぎる観光列車。
飯井駅は集落背後の斜面上、ホームに待合所1棟の無人駅。自動券売機、改札機、トイレもなし。斜面上なので駐車場、駐輪場もなし。売店は無いけど飲料自販機は駅下にあります。ホームは線路の北側(萩からみて右側)に1面1線で、ホーム長は88歩。
下はホームから見た萩方面、その次は長門方面。
ちょうど入線してきた萩方面の列車。
飯井駅から見た港風景。