tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

山陰本線:長門大井駅 (ながとおおい)

(奈古) - 長門大井 - (越ケ浜)                         (訪問日: 2021/07/21)

奈古駅から国道沿いに走っていた山陰本線が、大井の街で山側に離れるところに大井駅があります。写真は国道から分かれて駅へ向かう県道、道の先にある踏切を左折した所が長門大井駅です。駅前は開けた空地。

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長門大井駅は木造平屋の駅舎の無人駅。無人とはいえ駅前の植栽は手入れが入り、ホームの草刈りも行き届いています(対向ホームの端っこを除けば)。駐車場の枠指定は無いですが駅前広場は広く、車は停め放題?。駐輪場は駅舎右手に屋根付きで35台分。昭和60年頃の写真と見比べても、少し植栽の木が減ったくらいであまり雰囲気は変わっていないみたいです(屋根は青色に塗り替えられてます。山陰本線の駅は全般的に、昔は瓦でもトタンでもエンジ色が多いのですが、今は青色が多い。若桜線美祢線に青屋根は無いので、JR時代の山陰線のカラーが青、という事かな)。
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待合室の出札口は封鎖されてはいないけどカーテンが閉まったまま、自動券売機、改札機は無し。飲料自販機も無し。駅舎の間取り(出札口が入口側の側面にあって、改札を兼用していないとか、車寄せの屋根造とか)は奈古駅とほぼ同じ。天井にはレールをあしらったと思われる装飾付き。
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ホームは単式2面2線、益田から見て左側(西側)ホームが長門方面ホームで駅舎と接し、対向ホームが益田方面ホームです。ホーム間は跨線橋で連結。ホーム長は駅舎側が149歩、対向ホームとは60歩の千鳥配置。下の写真は跨線橋から見た益田方面。
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下は跨線橋から見た長門・萩方面。引込線にモーターカーを留置中。植栽も駅舎周囲のホームもあれだけ手入れされているのに、なぜか対向ホームの長門側は草叢に埋もれつつあり、駅名標も蔓草に取り込まれそう。草の繁茂の具合からすると数年間放置されているようですが、もしや対向ホームを閉鎖する予兆なのか。
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下は駅舎側ホームから見た長門・萩方面、次が益田方面。
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おまけ1:駅舎右手にある簡易トイレ。そういえば簡易トイレのついている駅舎と言うのを見た事ないなあ。
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おまけ2:引込線にあったモーターカー。このあたりまで南下(西下?)すれば、もう除雪車仕様ではない。
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跨線橋の製作銘板が1979年ということは、それ以前は構内踏切で渡っていたのか?。いずれにせよ、もうそろそろ半世紀経つのに建て替える予算が無いとすれば、対向ホームを廃止にする、という流れにならないだろうか。