(柳ヶ浦) - 豊前長洲 - (宇佐) (訪問日: 2024/04/28)
宇佐駅から国東半島の竹田津へ行く途中、少し小倉方面に戻って豊前長洲駅によってみました。国道10号を離れて海岸線近くを北上すると、あたりは麦畑。ちょうど春小麦のシーズンなのか麦秋色です。佐賀から大分にかけてはこういう麦畑が多いですね。
日豊本線は宇佐から北上して県道23沿いに走るようになりますが、ここから豊前長洲駅に入るのはちょっとむつかしい。位置的には長洲中学校のあたりで旧道にはいるらしいのですが分岐がわからず、もう少し先の分岐から引き返すことになります。
駅は旧道のパン工場の手前で更に路地に入った先にあります。
豊前長洲駅は木造平屋の無人駅。駅舎右手には駐車場が〇〇台分、駐輪場は駅舎左手の庇下(貨物取り扱い場の跡か? でも右手にも塞がれた通路跡があるし違うか)に□□台分があります。トイレは確認できず。*1
ここは「ギャラリーのある無人駅」だそうで、その名にたがわず待合室には絵画、人形、民芸品などが一面に展示されています。待合室には自動券売機(ICカード非対応)とタッチ式改札機を設置。窓口は掲示で塞がれています。
ホームは島式1面2線で、大分側にある跨線橋で入ります。下は跨線橋から見た大分方面、国東半島の山稜を避けるように宇佐駅に向かった大きくカーブする線路が見渡せます。その次は小倉側の風景。
ホームには数人分のベンチと屋根が一棟があり、ホーム長は298歩です。
おまけ:この駅に停車する列車は1時間に1本、昼間は2時間に1本ですが、通過する特急は多く、ここに居た20分ぐらいの間に何本も通過してゆきました。ホームの端は草叢になっているので、縁石をたどって歩いていると通過列車は結構、怖いものです。
九州の建物財産表は木製手書きのままです。JR西ではペンキで塗りつぶされた、このサイズの板を見たこともあるので、昔はこの形式だったのかも。
*1:手元にメモがないので駐車枠数は後日追記予定