tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

三角線:三角駅 (みすみ)

(波多浦) - 三角                    (訪問日: 2024/04/20)

波多浦駅からは半島南岸というか戸馳島との水道沿いの国道266を西進して、三角駅に着きます。

三角駅は明治時代に建てられたという立派な木造駅舎をもつ地上駅*1。駐輪場は駅舎右手のスロープ上にあり、バイクも適当にそこに停めました。駅舎車寄せの横に停めているのはたぶんレンタサイクル。入口右に停めてある軽バンは移動カフェなので、ここは駐車場では無く、駅前の国道脇に何台か停めるスペースがあり(ただし駐車可かどうかは未確認)。

待合室の天井は高く、確かに昔の駅はこういう造りだったと思い出します。自動券売機は1台設置されていますが窓口業務もあり、自動改札機は無く駅員による改札です(委託業務かもしれないけど)。訪問した時はちょうどA列車が入ってきたところで、観光客でにぎわっていました。結構中国系の人が多かった。

天井格子には草花模様にまじって"A-TRAIN MAMAKUSA・MISUMI LINE"と書かれた天使もいるので、「A列車で行こう」に併せて改装した際に描かれたものでしょうか。

改札には何故か暖簾付き。

ホームは改札に接した単線1面1線で、その向こうにもう1線、引込線があります。ホーム長は柵内が106歩ですが、終点側はホームの縁を切り落として使えなくしてあり、また波多浦駅側はフェンスで閉鎖されていて、それらをあわせると柵内の2~3倍くらいの長さがありそうです。

下はホーム端から見た波多浦駅側の景色、その次は終点側。

線路終点にはちゃんと標識と車両止めのブロックを設置。(仙崎駅みたいに何もない所もありますからね)

折り返し出発まで待機中のA列車。網田駅の歓迎演奏を楽しんできたのでしょうか。

おまけ:トイレは改札内のホーム上にあるのですが、改札と同じようにここにも先頭の様な暖簾付き。この暖簾にいわれはあるのか?

おまけ2:駅前、西三角港にある巻貝型展望台。今回は雨がひどくなったので寄れずじまい。

ここまで三角線駅名標はデザインが統一されてましたが、最後の最後で駅舎装飾に合わせたようなデザイン看板の様な駅名標でした。それから入場券に無効印を押さなかったところを見ると、窓口運営はJRでなくて委託業務なのかもしれない。
 






*1:建物財産票は見つからなかったので建築年は分からずじまい