(茶屋町) - 植松 - (木見) (訪問日: 2019/07/16)
宇野線から分岐して本四連絡橋で四国につながる本四備讃線、旅行者の大半にとっては高松・松山へ行くときの通過路線じゃないのかと思うのですが、そこにもいくつかの駅があるので行ってみました。
瀬戸中央自動車道の水島IC方面から県道25号(片側2車線の典型的な郊外道路)でアプローチして、本四備讃線の高架と交差するところに植松駅があります。実はこの先にある宇野線彦崎駅から4~500m程しか離れていません。
本四備讃線は茶屋町を出たところから高架になるので、植松駅も橋上駅です。地上には道路から奥まった位置にロータリーと駐輪場(約70台分)、月極駐車場(約20~30台分)、それとタクシー待機所があります。タクシーは近くの彦崎のタクシーが受け持っている様です。
見ての通り駅舎は無い無人駅で、地上にタッチ式改札機と自動券売機(チャージ機能付)を設置、上下線のホームへは別々の階段を上がります。トイレは見当たらず、食堂・売店の類はありませんが、県道に出れば何かコンビニや売店はありそうです。
ホームは高架上に相対式で2面のみ、ホーム長は240歩で、その1/3程度が屋根付きの待合所になっています。(この構造はこの後の木見駅や上の町駅でも同じです) こうしてみると、ホームと線路幅が狭いだけで、新幹線高架の様です。
さすが本州四国の連絡路だけあって、写真を撮っている10分の間にも何本も快速が通過してゆきます。でもここに止まるのは1時間に1本程度なんだから、近くの彦崎駅だけでも良かったんではないですか。それとも、ここから四国に通いたい人が多かったんだろうか。