tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

小野田線:雀田駅 (すずめだ)

(長門長沢) - 雀田 - (小野田港)(浜河内)                       (訪問日: 2021/03/27)

小野田港駅から南下して、本山岬の隘路を回り込んで宇部側に出てきたところ、本山支線との分岐駅が雀田駅。下のパノラマ写真の中央が雀田駅、左が小野田港駅からきた小野田線の踏切、右が本山支線の踏切です。(ちょっと左側の踏切が分かりにくいですけど)
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雀田駅小野田線本山支線の間に挟まれた木造平屋の駅舎を持つ無人駅。道路からの通路には駐輪場が約30台分、駐車場はありません(駅前に空地があるので、送迎用なら停車できそうです)。Wikipediaの写真(2015年)当時からは改装されていて、トタン屋根はオレンジ色に塗装されています。
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駅舎左の小屋も改装の際に塗装されたようですが、とするとこの外装のオレンジは山口東京理科大のシンボルカラーなのか? あるいは単に山口県のシンボルカラーかも(ガードレールの色もオレンジですから)。ところでこの小屋は建物財産票がついていて便所跡ですが閉鎖されてます。
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駅舎待合室は窓口などは塞がれて、カウンター、椅子などを設置。券売機、自動改札機などは無し。店舗・売店は駅にも周辺にもありません。すぐ近くの大学の最寄り駅なんですけど、あまり通学に使う学生はいないのかな。
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ホームはY字型で駅舎は両側のホームに挟まれた部分にあります。下の写真の右側が小野田線小野田港駅方面、ホームとして柵で囲まれた部分の長さは31歩。左側が本山支線浜河内駅方面でホームとしての直線部分が32歩、撮影者が立っているホーム端から本山支線ホームまでは46歩です。
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小野田線ホームから見る長沢駅方面。
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下の写真2枚は、本山支線ホームから見た長沢駅方面と浜河内駅方面ですが、線路がクランク状に曲がっていてホーム側に寄せられた様に見えます。
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小野田線の中で、南中川駅雀田駅駅名標は朱色でデザインも他とは少し違います。駅名標を架け替えている途中なのか?

小野田線:小野田港駅 (おのだこう)

(雀田) - 小野田港 - (南小野田)                     (訪問日: 2021/03/27)

南小野田駅から県道で小野田線と一緒に小野田港にそって南下し、1kmで小野田港駅に着きます。でも道路沿いの駅舎は今年(2021年)1月から閉鎖中で、駅舎右側から直接ホームに入ります。

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駅舎右手のホーム入口、駐輪場もここに約20台分、駐車枠は駅舎前に2台分。*1
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跨線橋から見た駅舎。駅舎が閉鎖されているので、自動券売機、自動改札機はもちろん、トイレや待合所等の施設は何もありません。時刻表や掲示物も駐輪場前の駅舎の壁に雨ざらしのまま貼り付けてある始末。ある意味、路線の中で一番さみしい駅かもしれません。
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ホームは2面2線の相対式で駅舎横の跨線橋で連絡、ホーム長は87歩。駅舎と反対側のホーム(西側)にはスレート葺の待合所が一棟あります。番線が描いてないので何番ホームかはわからず。下の写真は対向ホームから見た南小野田駅方面と、雀田方面。<b/r>f:id:tkmov:20210410185548j:plain

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こちらは跨線橋から見た風景。
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おまけ:跨線橋から北に見える、旧小野田セメント竪窯。小野田駅地下道でも紹介されていた「徳利窯」ですね。

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小野田セメント製造株式会社竪窯は,小野田港に面する太平洋セメント小野田工場敷地の南東隅に位置する。明治16年に建設されたセメント焼成用の竪窯の一つで,明治30年頃に焼成容量増加を目的として,一部改造された。
 焼成部分と煙突部分からなる煉瓦構造物で,高さは焚き口底部より約18mである。
 旧小野田セメント製造株式会社竪窯は,わが国に完存する唯一のセメント焼成用竪窯として,近代窯業史上,高い価値がある。
 また,西日本における建設事業の近代化を支えた旧小野田セメント製造株式会社の中心的施設として重要である。  (文化庁 国指定文化財等データベース より)

 

おまけ2:小野田港駅前の県道を南下して、戸田工業工場まえで小野田線を渡る踏切。ここから先はまた、線路沿いに走れなくなります。
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*1:下の写真は2枚を合成したもの

小野田線:南小野田駅 (みなみおのだ)

(小野田港) - 南小野田 - (南中川)                        (訪問日: 2021/03/27)

南中川駅から市街地を抜けて南小野田駅へ。しかし小野田線は南北の道路に並行に南下するのに、線路に沿った道路は無く、結局は大通りの県道223を走ることになります。下の写真は県道から分かれてセメント町の南小野田駅まで来たところ(ホーム北端の踏切です)
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南小野田駅
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駅前の駐輪場
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南小野田駅はホームに隣接した駅舎1棟の無人駅(駅舎と言ってもほぼ待合所としか使われてないけど)。駅舎はホーム中央東側に設置、自動券売機、自動改札機は設置無し。事務所だったらしい部屋やトイレは閉鎖中。駅の東側には40~50台分の駐輪場がありますが、駐車場は無し。市街地なので店舗、飲食店は近隣にありそう。

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ホームは1面1線で、線路の東側、小野田から見て左側にあります。ホーム長は112歩。下はホームから見た小野田方面で、小野田行列車が去ってゆくところ。
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そういえばここまでの小野田線は、どの駅でもよく待合客を見ます。市街地なので当たり前とは言え、山間のローカル線の誰もいない無人駅を見慣れた目ではちょっと意外。この駅でも宇部から遊びに来たという人と、ひとしきり駅の話をしてゆきました。
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宇部小野田線で開催のスタンプラリー。この路線の駅はあらかた訪れたのですが、県内在住者ではないので私には参加資格がありません。
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小野田線:南中川駅 (みなみなかがわ)

(南小野田) - 南中川 - (目出)                       (訪問日: 2021/03/27)

有帆川沿いの目出駅を出た小野田線は山際に沿って南下しますが、駅前の生活道は川沿いに小野田市街地に向かって、線路沿いには走れません。地図で見るとR190がちょうど線路と並走してますが、盛土上のバイパスで生活道から入る道が無いし、たぶん線路は見えないと割り切って、県道223で市街地を通って次の南中川駅へ。小野田郵便局の次の次の信号を左折して駅に向かいます。

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ですが、盛土上のホームは見つかるのに駅への入口が分からない。線路下を引き返してみると盛土を斜に上る入口を発見(と云う程のものか)。街側来ると、この斜道が見えないんですよね。

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下写真が南中川駅の入口斜道。
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南中川駅はホームに隣接する待合所が1棟あるだけの無人駅。駐車場は待合所前に1枠、駐輪場は入口斜面に10台程度。もし普通車で登ってきて、上の広場に先客がいて入れなかったら切替して戻るのも難しそうで、ちょっと入りづらいですね。トランザルプでもこの狭い斜面でのターンには気を使います。

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駅舎(待合所?)には自動券売機、自動改札、トイレは設置無し。飲料自販機もなかったと思います。見ての通り売店もありませんが、すぐ近くの市街地バス通りまで行けば店舗はいろいろあります。
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ホームは1面1線、小野田駅から見ると右側(北側)にあり、ホーム長は102歩。(このうち一段高くなっている盛土上部分ーーたぶん実際に使っている部分ーーは67歩)

下は待合所から見た小野田駅方面。
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こちらは南小野田駅方面。線路はこの先で90°ターンして南に向かいます。
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なぜかここだけ駅名標は赤色。建物財産票は確認できず。








小野田線 駅名

小野田線の駅名リスト

(宇部線:居能)
- (妻崎) - (長門長沢) - (雀田) - (小野田港) - (南小野田)
-(南中川) - (目出) -
(山陽本線:小野田)

(宇部線支線:雀田) - (浜河内) - (長門本山)


小野田線のその他の記事

小野田支線:沿線-本山岬 - tkmov(バイクとローカル線と)


駅名標

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小野田線:目出駅 (めで)

(南中川) - 目出 - (小野田)                        (訪問日: 2021/03/37)

小野田駅から出た小野田線は、有帆川を渡って川の左岸を南に下ってゆきます。が、線路は少し川から離れた低山の中を走るので線路沿いの道路は無く、川沿いにある目出駅でようやく線路に出会えます。下は有帆川左岸の道路と、目出駅近くの駅前通り。
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目出駅はプレハブ造りの待合室がある無人駅。自動券売機、自動改札機は無し。トイレはあったと思いますが、中は未確認。駅前に2~3台分のスペースがあり、駐輪場の区画は特にありませんが10台くらいの駐輪スペースがあります。駅前広場の左手隅はどうも近所の民家の駐車場の様で要注意。飲料自販機は無く、周囲に店舗などもありません。
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駅舎(待合室)からホームへは構内踏切で入ります。
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ホームは1面2線でホーム長は75。この目出駅が、小野田線が90度ターンする箇所にあるので、ホームは大きく屈曲しています。(島内駅でも思ったけど、カーブがきついなら2線用意しなくてもよかったんじゃないかな。この後の小野田線に単式ホームが多いので、余計にそう思いますね。)

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山陽本線:小野田駅 (おのだ)

(宇部)(目出) - 小野田 - (厚狭)                    (訪問日: 2021/03/27)

先月は宇部線を東から廻ってきてきたので、今度は反対の西側から小野田線を訪問してきました。まずは山陽本線から小野田線が分岐する小野田駅から。

最寄りの山陽道の小野田ICから南下して県道を行くと、小野田駅西側の山陽本線跨線橋のあたりで結構な渋滞に遭遇(2車線化で工事中の様です)。ちょっと面倒になって線路の北側から入れないかと脇道に入ってみましたが、小野田駅に北口は無いのですな。
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下は駅北側の脇道から小野田駅のホームを見たところ。
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で、駅裏を走っていると駐輪場と地下道を発見。屋根が時々抜けている(飛ばされた?)駐輪場に停めて駅に向かいます。(ここから駅まで5,6分と少しかかります)
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線路の南側、高千帆郵便局の前にも駐輪場あり。こちらは休日のせいか、ほぼ空っぽ。
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小野田駅はコンクリート製平屋の有人駅。駅前ロータリーには送迎用駐車場枠が12台で、駅舎右手には月極駐車場もあり。駐輪場はさっき見たように周辺に分散していて駅前にはない様子。駅舎に売店、店舗は有りませんが、周囲に食堂など店舗はいくつかあり。
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駅舎には自動券売機(普通のと緑の券売機)を設置、自動改札機は無し、トイレは駅舎右手でホーム内外で利用可能。駅員はいますが窓口は10:30-15:00、16:00-16:50の間は不在(昼間はほぼ居ないという事ですよね)

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ホームは単式1面1線、島式2面4線。駅舎前の単式ホーム(たぶん昔の1番線)は閉鎖中で、ホーム長は114歩。
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下は跨線橋から見た厚狭駅方面と1,3番線。島式ホームの2面は1番線より長く378歩、1番線に対して厚狭駅側で168歩分ずれています。
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4番線から見た宇部駅方面。

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4番線から見た厚さ駅方面。対面の5番線のホームは少し切り欠いてあって短いし、レールの錆具合からすると使われていないようですね。
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下は4番線から跨線橋を見返したところ。
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4番線端から宇部方面を見たところ。右側のレールが小野田線ですが、山陽本線とは交叉が無く交換はできないのですかね。
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1番線と3番線の間の踏切。1番線も、3番線のこの部分も使われてないので、使わせてくれても良くないかな。
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おまけ:

駅近くの居酒屋では、唐揚げや春巻き等を無人販売中。この時はワッフルをいただきました。
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駅から郵便局に向かう途中にある、大正ロマンという感じの建物。表札からすると企業の事務所なのか。
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宇部線:宇部新川駅 (うべしんかわ)

(琴芝) - 宇部新川 - (居能)                       (訪問日: 2021/02/20)

宇部の街の中心駅である宇部新川駅です。東の琴芝駅からは真締川を渡ってくるのですが、明治期の地図を見るとこの川は新川になっています。駅名に使うという事は川名ではなく町の名前が新川だったのかとも思うのですが、そういう町名は見当たらず、やはり川名がどこかで変わったんですかね。

宇部新川駅は、木造平屋一部吹抜け二階建ての立派な駅舎を持った有人駅。駅前ロータリーには大きな植栽があり、ちょっと全景が撮影できません。駅舎右手に駐輪場(東駐輪場)、西側に有料駐車場があります。

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駅舎の中の柱列の向こう側がみどりの窓口だったそうですが、今年1月で閉鎖。今はみどりの券売機になっています。柱列の南側が待合室。
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自動改札は無く対面での改札です。改札右手の構内にはセブンイレブンがあり。

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宇部新川駅は木造駅舎と木造跨線橋、大きな植栽等とレトロな雰囲気なのですが、なぜか各パーツが固まって組み合わさっているので、それぞれを見渡すようなアングルで写真が撮れません。ホーム側から見た駅舎もホーム上屋で隠されて、跨線橋の上から少し見渡せるだけです。
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ホームは単式1面1線+島式1面2線で跨線橋で連絡、駅舎側が1番線、島ホームが3,4番線です。下は跨線橋から見た居能駅方面。
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下は1番線から見た居能駅方面でホーム長は209歩。島式ホームは130歩です。
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1番線の居能駅側の端は、詰所か何かへ行く小路に自然とつながっています。
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 <余談>

ところで宇部新川駅を訪問した翌月(3月)、NHKの"プロフェッショナル"で庵野監督を取り上げた番組の冒頭シーン、監督がスマホで撮影しながら駆け上る跨線橋を、"どこかで見たことあるなあ"と思っていたら、この宇部新川駅でした。大きな街の真ん中にあるにしては、少し時代に取り残された様な雰囲気が、あの映画にはよかったのかも。(といってもシン・エヴァは観てないんですけど)
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今回は駅舎右手の東駐輪場に停めましたが、ここはいつも自転車で満杯。看板によると、ここの他にあと2カ所に駐輪場があるようですね。





 

宇部線:琴芝駅 (ことしば)

(東新川) - 琴芝 - (宇部新川)                       (訪問日: 2021/02/20)

東新川駅から宇部市街を西進して、運河の様な真締川支流に沿って建つ琴芝駅ですが、駅間が短い。東新川駅から700mしか無くまるで路面電車並みです。また駅名になっている「琴芝」という地名は明治初期の地図にも乗っているのですが、そのころの字面は「琴柴」です。

東新川駅からくると、間に片側2車線のR490があって線路に沿いに走れないので、一旦南のR190に迂回して商店街を突っ切ってゆくことになります。下は琴芝駅入口の交差点、1灯式信号機を右折したところが駅です。
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下は駅前の通り。
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琴芝駅はホーム横にコンテナの様な待合所が1棟だけの無人駅。Wikipediaには立派な駅舎の写真が掲載されていますが、最近取り壊しになったんでしょうね。かつて駅舎があったであろう広場は駐車場になっていて、送迎用とタクシー枠が各々3~4台分、駐輪場は隣のふれあいセンター駐車場の隅に100台分くらいあり。
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待合所には自動券売機(ICOCA非対応)を設置、自動改札機は無し。トイレも無さそうです。建物財産票も確認できず。
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ホームは1面1線でホーム長は128歩。下は宇部新川駅方面。
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こちらは東新川駅方面。
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下はホームから見た、ふれあいセンター駐車場。奥の駅側の一角が駐輪場になっています。
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川の反対側から見たホーム全景。
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琴芝駅は市街地にあるので周囲に売店、飲食店が散在するのですが、駅の隣にある肉まん製造所ではイートインもできるお店です。今回買ったのは少し小さめの鶏肉まん、肉汁は控えめですが、立ち食いをするにはちょうど良い、あっさりした味わいでした。

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宇部線:東新川駅 (ひがししんかわ)

(宇部岬) - 東新川 - (琴芝)                    (訪問日: 2021/02/20)

宇部線を東からたどってきて、宇部岬をまわったところから宇部市街地に入ります。国道190号で宇部中心部に向かって、途中で山側に入った所に東新川駅があります。この場所は明治初期の地図によれば中宇部という地名ですが、設置時期(大正)には山陽本線宇部駅があったり、新川の方が中心部になったりで、こういう駅名になったんでしょうかね。

下の写真は国道から駅へ向かう脇道。
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東新川駅は住宅街の中、ロータリーを備えたコンクリート造り駅舎を持った地上駅(写真は駅の南口)。駐車場はロータリーに3台+タクシー枠が3台。駅舎右手に有料Pが20~30台分。駐輪場は見当たらず。駅南側の通りには中華料理店など店舗が数件あり。
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駅舎壁面の装飾は草江駅にもありましたが、いづれも郷さとこ氏による壁画だそうです。今から少しずつ増えていくのかも。

駅舎の窓口は閉まっており無人駅、自動券売機(ICOCA非対応)を設置、自動改札機は無し。トイレはホーム側にあります。

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ホームは2面2線で、ホーム端(宇部岬側)にある跨線橋で連結。ホーム番線は探してみましたが掲示されていないようです。ホーム長は駅舎側107歩、対向ホームは148歩。対向ホームでは宇部新川側が未舗装で、舗装部分だけなら107歩。
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下は跨線橋からみた宇部新川方面。
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下は跨線橋から見た宇部岬方面。
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対向ホームには開放側の待合所が1棟。

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対向ホームの待合所横には、北側のテニスコートに通じる出入口が追設されていて、こちら側にも自動券売機が設置されています。駐輪場はこちら側にありますが、訪問日直前の強風のせいか、自転車は皆転倒したまま。
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