tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

姫新線:院庄駅 (いんのしょう)

(津山) - 院庄 - (美作千代)                          (訪問日: 2020/07/18)

 

3年前に姫新線を訪問した際、美作千代駅で日没終了してしまったので、リベンジで院庄に行ってきました。

 

国道179から少し吉井川沿いに入った所、住宅街の中、広い駅前広場の奥に院庄駅があります。駅前の植込みの木が大きく育っていて、正面からの写真がとれません。
f:id:tkmov:20200721003429j:plain

f:id:tkmov:20200721003616j:plain

f:id:tkmov:20200721003831j:plain

院庄駅は木造スレート葺の無人駅。向かって左側にあった事務室を取り壊して、待合室だけ残したような感じです。車は駅前のロータリーに 停め放題に見えますが、駐車枠はタクシー用が3台分だけで、すぐ隣に駐在所があり、ちょっと遠慮した方がよさそう。左手にあるのは月極駐車場(13台分)だし、パークアンドライドはちょっと難しい。駐輪場はないですが駅舎周辺に30台程度が駐輪中(休日朝でこうなので、平日は通学生でもっと多いのだと思われます) 飲料自販機は無し、駅前に雑貨屋がありますが、自販機に商品チャージされてないので閉店しているのかも。まあすぐ近くが国道179ですから、コンビニとかは近いですけどね。

 駅舎には券売機、自動改札はなし。トイレはホーム側に設置。
f:id:tkmov:20200721004951j:plain

f:id:tkmov:20200721004956j:plain

 

ホームは1面1線、ホーム長181歩ですが、線路の曲がり方からすると昔は対向ホームがあったのでしょう。下はホームから見た津山方面。
f:id:tkmov:20200721005537j:plain

f:id:tkmov:20200721005542j:plain

f:id:tkmov:20200721005546j:plain

新見方面の風景と、ちょうど入線してきた津山行き列車。
f:id:tkmov:20200721005551j:plain

f:id:tkmov:20200721010051j:plain f:id:tkmov:20200721010054j:plain

建物財産票は駅舎のものです。年代的には隣の美作千代駅と同じく大正12年

 

山陰本線:小田駅 (おだ)

(江南) - 小田 - (田儀)                         (訪問日: 2020/06/28)

田儀駅から小田駅にかけての沿線は鉄道の撮影名所が多いと言いますが、漫然とバイクを走らせているだけだとなかなか分からず、下の様な写真を撮るぐらい。確かにこのあたりは海をバックにした好い画が撮れそうですけど、自分としては高台からとれる長門あたりとか香住海岸あたりの方が好みかな。
f:id:tkmov:20200704170528j:plain

多伎市街地に入って、駅への案内看板をみて信号を右折して、100mくらい山側に走って小田駅に着きます。
f:id:tkmov:20200704170545j:plain

f:id:tkmov:20200704170729j:plain

駅の奥に見える尖塔は多伎小学校のようです。
f:id:tkmov:20200704170732j:plain

小田駅はバスターミナル併設の駅舎(待合所?)のある無人駅。左半分はバスターミナルの事務所で右半分が休憩所、自動券売機、改札機は無し。トイレはバス停後ろにあります。
f:id:tkmov:20200704171117j:plain

f:id:tkmov:20200704171406j:plain

ホームから見た駅舎。右側の部屋はバス用事務所で、駅の掲示物は看板下の通路にしかないので、ある意味、駅はこの一間幅の通路だけなのかも。
f:id:tkmov:20200704171518j:plain

ホームは1面1線でホーム長は194歩で幅9.5歩。下はホームから見た出雲方面。駅舎とホームの間には昔の線路跡ですね。
f:id:tkmov:20200704172506j:plain

f:id:tkmov:20200704172513j:plain

駅舎の前から見た大田方面。線路の曲がり具合が、何とはなしに昔の線路分岐の痕跡を残しているような。
f:id:tkmov:20200704172518j:plain

ホームの出雲側から出雲側を見返したところ。ホームの端の未使用部分は荒れてますね。
f:id:tkmov:20200704172958j:plain

ホーム上には待合所が1棟、山陰本線でよくみられる一部庇下を開放した形式。屋根瓦にはJRマーク付きです。待合所の室内にほとんど掲示物がなく、広場前の休憩所に時刻表、運賃表があるという事は、やはりあの休憩所が駅舎という事なんですかね。(でもあっちには建物財産票が見当たらなかったんですよね)
f:id:tkmov:20200704173225j:plain

f:id:tkmov:20200704173230j:plain

f:id:tkmov:20200704173231j:plain

駅舎の右手には駐車枠が12台分(それ以外にも10台くらい駐車できそう)、東屋風の駐輪場に72台分、ここにはバイク用の枠まであります。(他の駅も見習ってほしいな、って全然鉄道利用していない自分が言ってもなあ)
f:id:tkmov:20200628053349j:plain

f:id:tkmov:20200704174353j:plain

f:id:tkmov:20200704174400j:plain

駐車場の奥は庭園風になっていて、駐輪場と同じデザインの東屋が。
f:id:tkmov:20200704174545j:plain

 

f:id:tkmov:20200704174731j:plainf:id:tkmov:20200704174023j:plain

f:id:tkmov:20200704174739j:plain







 

山陰本線:田儀駅 (たぎ)

(小田) - 田儀 - (波根)                       (訪問日: 2020/06/28)

島根県山陰本線で残っていた、田儀駅、小田駅にいってまいりました。

西の浜田方面から来ると波根駅の東で、国道9号は山側の峠越え、山陰本線は海岸沿いにと別れて線路沿いにたどれなくなります。まあ山陰道は写真のように登坂車線が必要な勾配ですから、鉄道が迂回するのもしようがありません。
f:id:tkmov:20200703234214j:plain

山陰自動車道の朝山ICを過ぎて峠を下ったところで山陰本線と再会。
f:id:tkmov:20200703234227j:plain

海岸線に出た所で、田儀駅の看板を見て信号を右折すると駅です。
f:id:tkmov:20200703234235j:plain

ちょうど駅の裏手は手引ヶ丘公園となっていて、駅舎も公園案内所と兼用。
f:id:tkmov:20200703234707j:plain
f:id:tkmov:20200703234948j:plain

で、こちらが多伎(たき)町田儀(たぎ)にある田儀駅全景(ややこしい)。通信設備か何かの建屋と、奥に案内所兼用の駅舎。駐車場はここに見える3枠と駅舎の向こうに1枠あります(駅舎の向こうのは駅業務用かも)。駐輪場も駅舎向こう側に20台分(屋根付き)があります。設備建屋の周りがロータリーのようになっていて、バスはここで展開するようです。周囲に店舗・売店は無し。
f:id:tkmov:20200703235036j:plain
f:id:tkmov:20200703235043j:plain
f:id:tkmov:20200703235500j:plain

で、これが平成17年に建替えられた田儀駅駅舎。ログハウス風の木造二階建て瓦葺。木組みがいかにも最近風で、よく高原観光地にある案内所という感じ。ちょっと九頭竜湖駅を思い起こします。
f:id:tkmov:20200704150120j:plain

駅舎(?)内は券売機や改札機は無い無人駅、トイレは建屋奥にあります。鉄道関係の案内掲示は無いので、たぶんシャッターが閉まっているとこも公園関係の設備なんではなかろうか(階上の部屋もシャッターで閉鎖されてます)。入口には「JR田儀駅」と書いてあるけど、駅設備ではなくて公園案内所兼休憩所、というものではないかな。

建屋は夜間は自動施錠だそうで、中で休んでたら閉じ込められるんだろうか。

f:id:tkmov:20200704150128j:plain

f:id:tkmov:20200704150131j:plain

f:id:tkmov:20200704150418j:plainf:id:tkmov:20200704150422j:plain

f:id:tkmov:20200704151333j:plain

ホームは1面2線で構内踏切で入ります。ホーム長は132歩で幅は9歩、ホーム上に待合所が1棟。
f:id:tkmov:20200704151341j:plain

ホームから駅舎?(案内所)を振り返って、大田方面を見たところ。海側の2番線が直線路、山側が引込みです。
f:id:tkmov:20200704151608j:plain

f:id:tkmov:20200704151610j:plain

ホーム上の待合所(木造スレート葺)と出雲方面の風景。山陰本線によくある一部開放されている待合所というより、上屋の一部が壁で囲われているという感じです。
f:id:tkmov:20200704151617j:plain

f:id:tkmov:20200704151619j:plain

 

f:id:tkmov:20200704152256j:plainf:id:tkmov:20200704152259j:plain

f:id:tkmov:20200704152303j:plainf:id:tkmov:20200704152306j:plain

そういえばこのあたり、2文字駅名が続きますね。











 

津山線:牧山駅 (まきやま)

(玉柏) - 牧山 - (野々口)                       (訪問日: 2020/06/20)

玉柏駅から旭川堤防上の県道27号に出て、川沿い津山線沿いに北上しようとするとちょっとややこしくて、一度右折して橋の下をくぐって直進します。下の写真の交差点で右折して、御津方面の県道218が正解です。

f:id:tkmov:20200625145107j:plain

今までの河川敷から崖下の畦畔路になります。
f:id:tkmov:20200625145112j:plain

f:id:tkmov:20200625145610j:plain

谷沿いの県道脇に現れた牧山駅
f:id:tkmov:20200625145616j:plain

牧山駅入口のスロープ
f:id:tkmov:20200625145745j:plain

県道からのスロープを登ったところが、すぐに待合所。バイクを停めた所がホームへの入口です。
f:id:tkmov:20200625145750j:plain

牧山駅はホーム上に待合所2棟+関連設備3棟の無人駅。谷側の待合所の方が少し大きく、券売機、自動改札機は設置無し。駐車場はなし(入口スロープの下に1台分くらいの隙間はあり)、駐輪場は待合所横になっている様子。トイレはホーム外側に設置。
f:id:tkmov:20200625150209j:plain

f:id:tkmov:20200625150213j:plain

f:id:tkmov:20200625150220j:plain

ホームは2面2線でホーム間は跨線橋で連絡、156歩。谷側の線路(たぶん2番線)の方が直線路になってます。下はホームから見た津山方向。
f:id:tkmov:20200625150225j:plain

対向ホーム(1番線)から見た岡山方向。このホームの津山側1/3はかなり荒れていて、使われていない様子。
f:id:tkmov:20200625151549j:plain

跨線橋から見た津山方面と岡山方面。
f:id:tkmov:20200625151845j:plain

f:id:tkmov:20200625151850j:plain

駅から見た津山方面の風景。ここから山中に入るのがよくわかります。
f:id:tkmov:20200625151813j:plain

 

f:id:tkmov:20200625152107j:plain f:id:tkmov:20200625152110j:plain

f:id:tkmov:20200625152112j:plain f:id:tkmov:20200625152116j:plain

f:id:tkmov:20200625152118j:plain

 





 

津山線:玉柏駅 (たまがし)

(備前原) - 玉柏 - (牧山)                       (訪問日: 2020/06/20)

備前原駅旭川の蛇行の外側ーーいわゆる淵ーーにあり、山・道・駅・川がせまっていますが、隣の玉柏は蛇行の内側(瀬がわ)の平地になり、線路と道路がバラけてゆきます。

f:id:tkmov:20200623230048j:plain

線路との並走路もなく、線路をジグザグにわたりながら進むことになります。
f:id:tkmov:20200623230057j:plain

f:id:tkmov:20200623230229j:plain

 

玉柏駅は広い駅前広場(すっかり子供の遊び場)に木造駅舎の無人駅。駅舎は法界院駅と同様に軒が深く(というか裳階と言ってもいいと思う)、井原線付近で見た古民家を思い起こされます。Wikipediaによると駅事務室部分を取り壊して改築されたとのことですが、全周に軒があるという事は、その改築のときに軒を追加したという事でしょうか。

f:id:tkmov:20200623230441j:plain

駐車場は駅舎左手の空地に20~30台くらいの区画、右手の軒下が駐輪場のようです。(軒下柱の配置からすると、この駐輪場側が駅事務室だったのかなあ) 待合室に自動券売機や自動改札機は無し。
f:id:tkmov:20200623230445j:plain

f:id:tkmov:20200623231118j:plain

f:id:tkmov:20200623231123j:plain 

f:id:tkmov:20200620052830j:plain

 

ホームは2面2線でホーム長は151歩、対向ホーム上には待合所(開放式)が1棟、駅舎側ホームにはトイレがあります。

f:id:tkmov:20200623232116j:plain

f:id:tkmov:20200623232331j:plain

トイレは簡易水洗+汲み取り、ホーム側と外側の両側使用。
f:id:tkmov:20200623232337j:plain

ホーム間は津山側にある構内踏切で連絡、下の写真は踏切から見た岡山側。 f:id:tkmov:20200623232647j:plain

下は対向ホームから見た津山側。
f:id:tkmov:20200623232658j:plain

入線していた津山行きワンマンカーと、ホームを駆け回る近所の女の子。
f:id:tkmov:20200623232932j:plain

 

f:id:tkmov:20200623233307j:plain f:id:tkmov:20200623233312j:plain

f:id:tkmov:20200623233315j:plain f:id:tkmov:20200623233317j:plain

便所の財産票は明治31年で、便所の中では吉備津駅明治37年築を抜いて、今まで見た中で最古です。(もっとも黒沢駅のは表札側財産票だったので、もっと古いかも)

 

f:id:tkmov:20200620052502j:plain

 

津山線:備前原駅 (びぜんはら)

(法界院) - 備前原 - (玉柏)                  (訪問日: 2020/06/20)

津山線法界院駅から暫く平地を北上しますが、岡山理科大法界院あたりで岡山平野が尽きて旭川河畔の用水路沿いの道になります。下は岡大付近ですれ違った気動車

f:id:tkmov:20200621190553j:plain

法界院を過ぎたあたりからは山際の用水路に沿った細道に、下の写真の交差点を右に行く道が津山線旭川に沿った道です。(御覧のように普通車の離合には要注意の旧道。普通は旭川堤防上の県道27を通るのでしょうけどね)
f:id:tkmov:20200621191009j:plain

f:id:tkmov:20200621191014j:plain

で、備前原駅の入口がこんな感じ。案内看板もなく素っ気なさ過ぎて、気が付かずに通り過ぎてしまいました。
f:id:tkmov:20200621224847j:plain

備前原駅は駅舎は無く、待合所だけの無人駅。駅前の小さな広場から直接ホームに入ります。駐車場は無く、駐輪場というか露天に自転車が20~30台程駐輪中。飲料自販機は無し。
f:id:tkmov:20200621230015j:plain

f:id:tkmov:20200621225037j:plain

駅前に理髪店というのは(少なくとも中国地方では)定番ですが、ここには理髪店と美容室が併設されていて、更に南隣にはもう一軒ヘアサロン(こちらは閉店のようですが)があるという念の入れようです。食堂や雑貨屋よりも、理髪店の方が駅前と親和性が高いというのは、いつか知りたい謎です。

f:id:tkmov:20200621225043j:plain

便所は待合所の左手に設置(汲み取り式です)。Wikipediaによると原駅が仮停留所で開業したのは昭和2年ですが、便所の建物財産票は大正8年築。実際は大正年間から駅があったという事かも。(ま、それとは別に、この便所が大正からそのままなのか、というのもちょっと疑問ではありますけど)
f:id:tkmov:20200621230622j:plain

ホームは1面1線単式で、線路がホーム側に緩くカーブしているのであまり遠くまでは見通せません。ホーム長は165歩で待合所が一棟、券売機、自動改札機は無し。

f:id:tkmov:20200621232005j:plain

f:id:tkmov:20200621232010j:plain

f:id:tkmov:20200621232627j:plain f:id:tkmov:20200621232618j:plain

f:id:tkmov:20200621232621j:plain f:id:tkmov:20200621232624j:plain

 

f:id:tkmov:20200620045942j:plain





 

 

 

津山線:法界院駅 (ほうかいいん)

(岡山) - 法界院 - (備前原)                      (訪問日: 2020/06/20)

このご時世、春になっても遠出できなかったのですが、梅雨の晴間をついて岡山まで足を延ばしてみました。

岡山市街の北端にある岡山大学の前を通って法界院駅へ。国道53号、県道96号から津山線沿いの脇道にはいると、とたんに車の離合にも困りそうな生活道になります。

f:id:tkmov:20200620222047j:plain

この生活道からもう一本線路わきに入ったところが法界院駅です。木造平屋の青瓦葺きの有人駅、大きく張り出した裳階が特徴です*1。駐輪場は駅から100mくらい北の歯科医院の向こうにありますが、近くに学校があるせいか土曜の昼間でもいっぱい。なので単車は駅舎前に仮置きです。駅舎の左手に見える駐車場は歯科医院用なので送迎には使えません。

f:id:tkmov:20200620222351j:plain

f:id:tkmov:20200620222802j:plain

待合室には自動券売機(チャージ機能付き)、タッチ式改札機を設置、みどりの窓口と駅員も常駐です。(訪れたときは乗車証明発行のために岡山駅と電話協議中)

f:id:tkmov:20200620222901j:plain

f:id:tkmov:20200620222907j:plain

駅舎から島式ホームへは跨線橋を越えるのですが、駅舎に面した所のホームが少し切り欠かれていて、ホームへあがるスロープとその両側には石灯篭があり。昔は駅舎から踏切でホームに入っていたのですかね。

f:id:tkmov:20200620223232j:plain

ホームは島式1面2線で駅舎に近いほうが1番線、反対側の2番線が直線で列車はこちらを主に使っている様子。ホーム長は234歩で、ホーム上には待合所が一棟あり。下は跨線橋から見た津山方向。
f:id:tkmov:20200620223643j:plain

下は跨線橋から見た岡山方向です。
f:id:tkmov:20200620223648j:plain

f:id:tkmov:20200620224122j:plain

津山線駅名標カラーは黄色のようです。建物財産票は駅舎のもの。
f:id:tkmov:20200620224404j:plainf:id:tkmov:20200620224409j:plain

f:id:tkmov:20200620224415j:plain

 

ちなみに駅名の由来になった金剛山法界院は、隣の備前原駅へ行く途中、岡山理科大を過ぎたあたり、線路沿いにあります。

f:id:tkmov:20200621110949j:plain




 

*1:青瓦なのでJR瓦が乗っているかと思いましたが、それは無し

宇野線:迫川駅 (はざかわ)

(備前片岡) - 迫川 - (常山)                          (訪問日: 2019/11/02)

常山駅から西へ山沿いの旧道を走ると、迫川集落内で幅員が狭いので、交互通行用の信号でとめられます。そしてこの停止線がえらく手前(100mくらい?)に引いてあるので、前を走ってる車が止まったら、思わず追い越しをかけてしまうところでした。

下の写真の撮影場所が停止線で、向こうの車が離合しているところが信号。
f:id:tkmov:20200224164239j:plain

f:id:tkmov:20200224164244j:plain

下の写真のように道路がくびれているので交互通行にしているようですが、国道375なんかもっと狭い隘路があったし、四国の酷道もすごいもんでしたが。(最近はだいぶ改善されたけど) で、このくびれている所を右に入った所が迫川駅の入口です。
f:id:tkmov:20200224164249j:plain

下は迫川駅入り口からみた全景。駅前ロータリーには送迎用駐車場枠が3台、駐輪場は屋根付きで約55台分。周囲は住宅だけで店舗、売店は無し。トイレは無かったように思います。
f:id:tkmov:20200224165218j:plain

駅舎は無く、ホームは2面2線で各々ホームに待合所があります。1番線(岡山から見て右側)はブロック造で2番線は鉄骨プレハブ造。1番ホーム入口にはタッチ式改札機、待合所内に自動券売機(チャージ機能付)が設置されています。

f:id:tkmov:20200224165223j:plain

f:id:tkmov:20200224165228j:plain

f:id:tkmov:20200224171044j:plain

ホームは跨線橋で連絡していて、ホーム長は166歩。1番ホームが待合所のところだけ広いのは、昔の駅舎の跡かもしれません。(待合所にかけてあった説明板のとおり古い駅ですからね)
f:id:tkmov:20200224171050j:plain

下はホームから見た宇野方面。
f:id:tkmov:20200224171054j:plain

跨線橋から見た岡山方面。ここからみると左側の1番線がクランク状に曲がってますが、次の写真で宇野方面を見るとクランク曲線は2番線の方。これはこの駅を通過する列車がないという事だろうか。(それとも減速すればあんまり関係ないのかな)

f:id:tkmov:20200224171658j:plain

f:id:tkmov:20200224171703j:plain

駅の北を見ると広がる干拓地。
f:id:tkmov:20200224172523j:plain

f:id:tkmov:20200224172821j:plain f:id:tkmov:20200224172825j:plain

f:id:tkmov:20200224172834j:plain f:id:tkmov:20200224172827j:plain

(旧駅名) 由加
駅名の由来は、明治43年6月12日の宇野線開業当時、四国こんぴらさんとの両参りで名高い、瑜伽神社への参道となる駅として「由加」と称した。
その後、時代とともに本宮への参道も変わるなどし、昭和27年11月15日当地の地名である「迫川」へと駅名が改称された。
また、隣接駅の備前片岡常山駅は、昭和14年1月1日に開業している。 

やはり、かつての鉄道では神社仏閣への参詣客が重要だったのだとわかる由来ですが、一方で由加山の参道は南側の海を向いています。金毘羅宮との両参りが売りなんだから海側を向いているのはある意味当たり前で、参道の鳥居の建立年が文久年間だったりして、やはり昔からの本流は金毘羅からの船便が使える児島側だったんではないでしょうか。そして、その参拝客を鉄道で取り込もうとしたのが駅名にも表れていた、ということなのでしょうかね。

 

f:id:tkmov:20200224175102j:plain f:id:tkmov:20200224175105j:plain

f:id:tkmov:20200224175108j:plain

f:id:tkmov:20200224175328j:plain





 

宇野線:常山駅 (つねやま)

(迫川) - 常山 - (八浜)                          (訪問日: 2019/11/02)

岡山市街地の備前西市駅から先の宇野線は以前に探索したので、今回は干拓地を突っ切って常山駅に行ってみました。国道30号は干拓地の直線路で、倉敷川を渡ると児島半島沿いの旧道に出ます。
f:id:tkmov:20200223234140j:plain

f:id:tkmov:20200223234144j:plain

下は国道30号から旧道に行く脇道、一気に細くなります。国道からこの脇道に入るのは分かりにくいので、彦崎駅あたりから山裾の旧道沿いに来るのが吉です。
f:id:tkmov:20200223234148j:plain

児島半島沿いの旧道から常山駅への入口(左側が駅)。
f:id:tkmov:20200223234437j:plain

常山駅と旧道側のロータリー全景。ロータリーには駐車枠2台と送迎用枠が2台、駐輪場は屋根付きで約150台分、右手の公園に公衆トイレがあります。左手には公民館(藤木ゆうりん園)。売店、食堂は付近に見当たらず。
f:id:tkmov:20200223234810j:plain

ホームへは岡山側にある踏切脇から入ります。ホームは岡山から見て右手に1面1線、入口にタッチ式改札機を設置、ホーム上には待合所が一棟あります。ホーム長は173歩ですが、宇野側の端が1段低くなってチェーン止めされている部分が14歩。昔、ホームがかさ上げされたのかも。
f:id:tkmov:20200223234815j:plain

待合所とホームには宇野線アートプロジェクトの迷彩模様、待合所の中には自動券売機(チャージ機能付き)が設置されています。下の写真はホームから見た宇野方面。
f:id:tkmov:20200223235710j:plain

下は岡山方面とアートプロジェクトのラベル。番号がun05ですが、常山駅宇野駅から4番目ですから、ここ以外にもストッカーさんのアートがあるという事かな。
f:id:tkmov:20200223235714j:plain f:id:tkmov:20200224000313j:plain

たまたま入線してきた茶屋町行き列車。土曜の昼過ぎにしては結構な人数の降車客がいましたが、みんな宇野からの乗客ですかね。
f:id:tkmov:20200224000922j:plain

f:id:tkmov:20200224001614j:plain f:id:tkmov:20200224001618j:plain

f:id:tkmov:20200224001624j:plain f:id:tkmov:20200224001629j:plain



 

宇野線:備前西市駅 (びぜんにしいち)

(大元) - 備前西市 - (妹尾)                          (訪問日: 2019/11/02)

大元駅からは県道21で南下して、国道2号から回り込めばいいやと思ったのは甘く、2号線は高架バイパスなので、駅へ通じる側道に入れず何度か東奔西走することに。

備前西市駅は踏切脇のどちらからでも入れる無人駅。少し離れた国道高架下が駐輪場ですが、駅前の歩道にも無理やり止めた自転車がちらほら(平日だともっと増えるかも)。駐車場は無し、駅の南東側正面にはセブンイレブンの広い駐車場がありますが、さすがにここには長時間止められまい。

f:id:tkmov:20200222232620j:plain

ホームへの入口に自動券売機(チャージ対応)とタッチ式改札機があり。トイレは見当たらず。

f:id:tkmov:20200222232905j:plain

ホームは2面2線の相対式で、どちらのホームにも入口がある上に跨線橋で連絡して今う。ホーム長は176歩で各々に待合所つき。岡山から見て右側が1番線。
f:id:tkmov:20200222233051j:plain

下は跨線橋から見た両ホームと宇野方面。周囲はすっかり住宅街。
f:id:tkmov:20200222233056j:plain

こちらは跨線橋から見た岡山方面と接近する列車。この踏切を渡っても反対側のホームへ行けます。
f:id:tkmov:20200222233100j:plain

 

f:id:tkmov:20200222233901j:plain

f:id:tkmov:20200222233903j:plain f:id:tkmov:20200222233906j:plain