(法界院) - 備前原 - (玉柏) (訪問日: 2020/06/20)
津山線は法界院駅から暫く平地を北上しますが、岡山理科大や法界院あたりで岡山平野が尽きて旭川河畔の用水路沿いの道になります。下は岡大付近ですれ違った気動車。
法界院を過ぎたあたりからは山際の用水路に沿った細道に、下の写真の交差点を右に行く道が津山線や旭川に沿った道です。(御覧のように普通車の離合には要注意の旧道。普通は旭川堤防上の県道27を通るのでしょうけどね)
で、備前原駅の入口がこんな感じ。案内看板もなく素っ気なさ過ぎて、気が付かずに通り過ぎてしまいました。
備前原駅は駅舎は無く、待合所だけの無人駅。駅前の小さな広場から直接ホームに入ります。駐車場は無く、駐輪場というか露天に自転車が20~30台程駐輪中。飲料自販機は無し。
駅前に理髪店というのは(少なくとも中国地方では)定番ですが、ここには理髪店と美容室が併設されていて、更に南隣にはもう一軒ヘアサロン(こちらは閉店のようですが)があるという念の入れようです。食堂や雑貨屋よりも、理髪店の方が駅前と親和性が高いというのは、いつか知りたい謎です。
便所は待合所の左手に設置(汲み取り式です)。Wikipediaによると原駅が仮停留所で開業したのは昭和2年ですが、便所の建物財産票は大正8年築。実際は大正年間から駅があったという事かも。(ま、それとは別に、この便所が大正からそのままなのか、というのもちょっと疑問ではありますけど)
ホームは1面1線単式で、線路がホーム側に緩くカーブしているのであまり遠くまでは見通せません。ホーム長は165歩で待合所が一棟、券売機、自動改札機は無し。