tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

樽見線:鍋原駅 (なべら)

(高科) - 鍋原 - (日当)            (訪問日: 2016/10/02)

日当駅から鍋原駅まで、樽見線は蛇行する根尾川を串刺すように直進しますが、旧道は根尾川右岸を山越えしながら川沿いをたどります。

f:id:tkmov:20161225231236j:plain 日当駅で渡河したら直ぐ峠越えでこんな道。

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根尾川右岸の県道255からは一度川と線路を渡って、Uターンする感じでもう一度川へ向かって斜面を下った所が鍋原駅。写真ではよくわからないけど、駅前広場は結構な斜面なので、駐輪するのに気を使います。ホームは駅名看板の後ろの階段下になります。

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ホームから本巣方面の眺め。駅舎は無くホーム上に待合室一棟、無人駅、券売機、飲料自販機、トイレ無し。駐輪場は屋根付きで約10台分、駐車も10台位はできそう。周囲には店舗なし(国道157まで出れば何かあるかもしれないけど、走ってきた右岸の旧道は店舗どころか人家さえほとんどない)

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鍋原駅の向かいには鍋原温泉水という看板を掲げる温泉施設(らしきもの)があり。駅から見える看板には「がんが治る湯治湯」「うつ病がなおる温泉水」とか、少し妖しい雰囲気。

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日当駅と鍋原駅の中間にある金原発電所。取水口は何処になるかというと、日当駅の上流にある金原ダム。二万五千分の一地形図には、ダムから発電所への取水トンネルが、蛇行する根尾川を迂回して掘ってあるのが描いてあります。こういうところはネット地図では分からないので、ちゃんと地形図に当たらないといけません。

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可部線:大町駅 (おおまち)

(古市橋) - 大町 - (緑井)            (訪問日: 2016/12/25)

古市橋から大町を経て緑井まで、安川が太田川に流れ込むあたりは旧国道は可部線は並走する道路もなく住宅地の中を横切って進みます。昔は安川沿いの田畑の中だったと思いますが。今はモノレールのアストラムラインや山陽自動車道、主要地方道の県道298とかが可部線を横切る形なので、一層、線路に沿って進みにくくなっています。

写真の右側がJR大町駅、左側の3階部分がアストラムライン大町駅。その下の1,2階部分が屋内駐輪場で、2つの駅に囲まれた中がバスターミナル。たぶん駐車場は無し。可部線は盛土上なのでJR大町駅は2階になり、その階下が自動二輪駐輪場です。

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JR大町駅は有人駅、みどりの窓口有り、自動券売機(ICOCAチャージ)、自動改札(扉方式)。トイレは階下のバスターミナル部分にあります。この写真の後ろ側にセブンイレブンがあり、その向こうがアストラムラインへの改札になります。

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下はバスターミナルにある案内図。見れば分かるように線路沿いの道路はありません。ちなみに左側に見える「国道54号」は今は国道183号です。(設置場所の関係上、南が上方に描いてあります)

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樽見線:日当駅 (ひなた)

(鍋原) - 日当 - (高尾)            (訪問日: 2016/10/02)

金原ダムからR157で本巣方向に移動、梶尾川を渡る所で旧道へ入って川沿いに日当駅へ。駅は旧道から更に脇道の坂を下ったところにあります。駅看板は入口の道路に、写真に見えるのはホーム上の待合室の屋根。無人駅、券売機、飲料自販機、トイレともなし。駐車場10台、駐輪場10台が下の写真の後ろ側にあります。

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ここには写ってませんが、カメラで車両を待つ人と遭遇。以前は今の様にR157は整備されてなくて川沿いの旧道が国道だったとか、桜の時期はこの鉄橋のアングルを撮りに来る人が多いとか、いろいろ話をしているうちに、樽見行きの列車が到着。けどこの鉄橋を渡るのに時間がかかる事かかる事、鉄橋の向こうに列車が見えてから入線するまで1分くらいかかったんじゃなかろうか。まあ、見ていると鉄橋が車重で結構たわんでいたので、徐行するのもやむを得ないのかも。

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入線した樽見行き列車。朝に東大垣で見た本巣行きと同じ車両かな?

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駅前の駐車場にあるバスの時刻表、朝夕は1時間に2便、昼に1便と、1日に9便というのは結構本数があるというべきか。以前に住んでた好摩駅前のバス停には、1日に3便しかありませんでしたからね。

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樽見線:高尾駅 (たかお)

(日当) - 高尾 - (水鳥)            (訪問日: 2016/10/02)

根尾川右岸(西側)を樽見線に沿って県道255で南下して高尾駅へ。近くにはキャンプ場もあって、自転車ツーリングの人もチラホラ。

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下は高尾駅入口付近の県道255。国道157に比べ、民家や寺社、駅もある所を見ると、こちらの方が昔の街道だったのかも。

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 高尾駅前には県道との間が広い広場になっていて、すぐ隣に村社熊野神社があるところをみると、元は神社の境内だったのかも? 駅前広場からはホームが見えませんが、駐輪場の後ろの階段を上がるとホームとその上の待合所が1棟あり。無人駅、券売機、自販機は無し。駅前広場にトイレ、駐車場約10台分、駐輪場(屋根付き)が約10台分。

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トンネルの手前にホーム1面、その上に山小屋風の待合所。この待合所の格好は、水鳥駅から高科駅まで共通デザインです。この駅自体が最近の設置なので、ホームは盛土ではなく高床式。

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高尾駅南900mにある金原ダム。でも何故かホームの案内板には「金原ダム 東へ800m」とあります。(ついでに言えば、Wikipediaの写真とは、ダム上の点検歩道のついている範囲がちがう)  そして、金原ダムはここですが、金原発電所は更に2km南、日当駅の向こうにあります。どこに導水管があるかは謎、そもそも金原発電所はここから取水しているのか?

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f:id:tkmov:20161129235606j:plain 金原ダムの下流と九十九折の魚道。

 

 

 

樽見線:水鳥駅 (みどり)

(高尾) - 水鳥 - (樽見)            (訪問日: 2016/10/02)

樽見駅から南下して途中から県道255で線路沿いに走って水鳥駅に到着。写真は県道255に入る直前のR157と樽見線橋脚。(といっても、どうしても車載カメラのシャッターが遅れ気味で橋脚がフレームアウトしてしまう)

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水鳥駅はホーム上に待合室1棟の無人駅。自動券売機なし、飲料自販機あり。駅前ロータリーに駐輪場(屋根付き)約10台、駐車区画は無いけど10~20台は駐車できそう。駐輪場横にトイレ設置。待合室の駅名はもう少しコントラストの強いデザインにした方が分かりやすいのですが。

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f:id:tkmov:20161128235626j:plain ホーム1面、線路1線。本巣方向。

f:id:tkmov:20161128235628j:plain 待合室の中はポスター、掲示物で隙間なし。

県道255が根尾川を渡る橋が開運橋、それにひっかけたのか、開運駅という別名がついている様子。そういえばその開運橋のたもとに立派な豪邸がありましたが、なにか開運があったのでしょうか。

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ところで明治24年の濃尾地震で根尾には根尾谷断層という大きな断層が出来ており、水鳥駅の近くを通っています。高さ6mの断層なのですが、事前学習がなってないので見逃してしまいました。まあ毎度行き当たりばったりの旅なもので。

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樽見線:樽見駅 (たるみ)

(水鳥) - 樽見                (訪問日: 2016/10/02)

木知原駅から山間部に入りますが、国道172は写真の様にバイパス化されていて快走。一旦この国道で樽見駅まで入って、そこから旧道を戻ってくることにしました。(ここから福井に抜けて九頭竜線沿いを走るというのも頭をよぎったのですが、当日は別件もあったのでパス)

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国道157と418の分岐(あるいは東西の根尾川の合流点で旧根尾村役場)付近に位置する樽見駅。駅前ロータリーを60度くらい囲って円弧上に待合室や駐輪場を配置。無人駅に券売機なし。自販機、トイレは有り。駐輪場は約30台分、ロータリーに駐車場が約20台分。食堂、売店は無し。駅下の根尾集落に売店やJAなどはありそうですが、日曜のためみな閉店。ガソリンスタンドも開いてないので、ここから福井県に抜けるときは本巣で給油しておかないと心配。

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f:id:tkmov:20161127230931j:plainホームから本巣方面を臨む。

 樽見線は国鉄時代は大野まで延伸される予定だったのですが、そのためかホームの北側にも線路が伸びています。錦川鉄道では終点の錦町駅から10kmくらい建設済だった線路路盤がのこってましたが、ここは下の写真で見えるところまでで、先に見える民家のとこで土手も終わっています。まあこちらは国鉄時代の建設済の路線を全部使ったということでしょうね。

あまり鉄道路線というものを知らないので、ここと似ている路線というと錦川鉄道を思いつくのですが、錦町駅と比べると樽見駅の寂しさが際立ってしまいます。渓谷を縫ってようやく到着した終点なので、お土産屋だったり記念切符の売場とか、観光バスのターミナルとかあればもう少し楽しめると思うんだけど、旧根尾村の規模では淡墨桜だけではそこまで出来ないのでしょうか。とはいえ、鉄道を1mも使っていない私が言う筋合いではないのですけど。

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マンホールは旧根尾村のデザイン。淡墨桜と花火のあいだに「NEO」と書かれているけど、地名とは思えないなあ。

 

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樽見線:木知原駅 (こちぼら)

(織部) - 木知原 - (谷汲口)             (訪問日: 2016/10/02)

樽見線を南からたどってきましたが、ちょっと時間が無かったので本巣中心部をパスして濃尾平野の北端、木知原駅まで移動。ところで「こちぼら」は初見では読めないなあ。

本巣は富有柿発祥の地との事で沿道にこのような看板が多数あり。お土産売店もあります。(写真がけぶっているのは、雨で車載カメラに水滴がついているせい)

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濃尾平野が尽きるところにある道の駅:織部の里です。この駅の裏には織部駅も併設されていたらしいのですが、見つけられず。駐車場の南端にある大きな山門を通ると行けるのかとも思ったけど単なる装飾。後でGoogleMapでみたら、道の駅の手前を入るのだった様子。

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濃尾平野から山間部に入った川沿いにある木知原駅。ホーム上の待合室1棟、無人駅。国道と川に挟まれた立地で駐車場、駐輪場は無し。券売機、自動販売機、トイレもなし。

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f:id:tkmov:20161127000408j:plain 待合所にある各駅の市民駅長の紹介写真

f:id:tkmov:20161127000926j:plain 駅横の土手に咲く彼岸花(彼岸は少し過ぎてますが)

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樽見線:北方真桑駅 (きたがたまくわ)

(美江寺) - 北方真桑 - (モレラ岐阜)            (訪問日: 2016/10/02)

瑞穂市の美江寺駅を過ぎて北方真桑駅へ行くと、そこは本巣市の真桑。マクワウリの名前がここからとられたというのは知りませんでした。でも沿道で目に付くのは「富有柿の里」という案内ばかりですけど。 駅名が連名になっている事からわかるように北方町もすぐ近く。

大垣駅を出てからここまで、樽見線は地上の地割や道路を全く無視して直進するので、「沿道」というものがありませんでしたが、ようやく北方真桑駅の前後数百メートルだけ国道157が並走します。そしてまたすぐに国道を離れて、織部駅まで直進です。いかに山を越え川をかわすかに苦労している中国山地から見ると、地図の上で線を引いたまんまに線路を敷ける濃尾平野は羨ましいと思えるのです。

北方真桑駅はホーム横に木造(?)駅舎の半有人駅。自動券売機はあるけど故障中で、張り紙によると「火金曜日の15~18時のみ営業」という事なので、ほぼ無人駅ですな。駅前に駐車場区画が5~6台分、駐輪場は約20台。駅舎前に飲料自販機。トイレは駅舎南側隣接(新しい)。待合室にはかつて走っていたであろうSL写真の展示と壁面いっぱいのポスター群。

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改札正面の踏切りを渡ってホームへ入る。下は北方向(本巣方向)を臨む。

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下の写真はホーム北端の周囲パノラマ。端に行きすぎて駅舎は写ってません。

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樽見線:美江寺駅 (みえじ)

(十九条) - 美江寺 - (北方真桑)            (訪問日: 2016/10/02)

九条駅から美江寺駅にかけて、碁盤目状の道路に並行してはしる樽見線の線路沿いに走れそうに見えながら、用水路の行き止まり等のために線路から離れて県道171まで迂回しなければならない。という点では十九条駅の付近と同じです。美江寺は東海道宿場町だった街ですが、線路は集落から少し外れているせいか、あまり街道筋という雰囲気はありません。まあ線路が東海道と直行しているせいかもしれません。

美江寺駅自体も十九条駅とよく似た格好で、ホーム1面、待合所1棟の無人駅。自動券売機、トイレは無し。飲料自販機有り。ただしかつてはホーム両側に線路があったせいか、線路の反対側(写真だと左)には大きなスペースがあり駐車場になっています。そのかわり駐輪場は無し(だったような気がする。パノラマ写真を撮り忘れたので確認できないので)

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