tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

樽見線:谷汲口駅 (たにぐみぐち)

(木知原) - 谷汲口 - (神海)            (訪問日: 2016/10/02)

神海駅付近で樽見線は左岸へ渡ってしまいますが、県道255は一貫して右岸をたどりますので、県道沿いにバイクを走らせた結果、今回は神海駅に行きそびれてしまいました。

下の写真は県道から谷汲口駅へ入る脇道ですが、路傍に建てられている造成住宅は白壁、焼杉黒板で古民家風。そういうデザインを狙った造成なんでしょうね。

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谷汲口駅は無人駅、駅舎には待合室設置。自動券売機は無し、飲料自販機とトイレは設置。駐車場は約10台、駐輪場(屋根付)も約10台分。周囲に売店・食堂なし。

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ホームは1面1線だが、駅舎との間に昔の線路跡のスペースが残されています。下の写真は本巣方向、次のは樽見方向の景色。

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大垣行き列車の入線。少し前に日当駅で見た列車が折り返してきたのではないかな。

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駅構内に展示された車掌室付客車。かなり損傷が進んでいるので屋根とか追設した方が良いんじゃなかろうか。

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客車の説明板

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オハフ33形客車のあゆみ

オハフ33形車掌室付客車は、昭和14年から昭和18年にかけて346両、21年から24年にかけて35両製造された客車で全国各地で活躍したのち、昭和59年10月樽見鉄道の発足に当たり、当時の国鉄から3両購入しレールバスと同一色に模様替えし、オハフ500形と名付けて運行された。
平成2年3月老朽化のため営業運転を終え、そのうち1両を平成2年5月谷汲村へ寄贈され展示保存している。
現在の車体色は、昭和初期の色に復元したもので、赤のラインに白線3本は三等客車を示し、当時は一等車・二等車とあり特別料金が設定されていた。
製造年 相和22年 寸法 長さ 20.00m
定員    68名    高さ 4 .04m
重量   31.8t     幅  2.90m

 

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f:id:tkmov:20161231002749j:plain 駅舎前のバス停時刻表。「揖斐川町公共交通試行運転事業」「平成29年3月まで火・金運行」とあるので、試験運用中という事らしい。

 

谷汲口駅入口の県道脇にある村社 七社神社。集落の中心に駅と神社という組み合わせはここから北の大半の駅で同様です。(鍋原駅は集落から離れているので、神社からも離れてますけど)

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