tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

伯備線:備中広瀬駅(びっちゅうひろせ)

(美袋) - 備中広瀬 - (備中高梁)               (訪問日: 2017/06/18)

 高梁川左岸の国道180で伯備線と並走し、広瀬の集落直前で国道を右折して旧道を通って広瀬駅に着きます(ここの国道右折も少し怖い)。

集落の街道から1ブロック下がった駅の立地や駅前のスペースが細長い駐車場になっていて店舗らしき建物に囲まれている様子は、豪渓駅やこの先の木野山駅とも共通した構造です。豪渓駅はタクシー会社があって観光地風だし、この広瀬駅はJR変電所や保線用車両が駐車してあったりして保線基地風というカラーを醸し出しています。

無人の駅舎(待合所)に自動券売機(チャージ機能付)、自動改札機(扉無)、飲料自販機設置。トイレは駅舎右にあり。駐車場は駅前に約30台、駐輪場はみあたらず、待合所の軒先に駐輪しています。駅前に売店・店舗は無いですが、駅正面の家は昔、商店店舗だったような佇まい。錦川清流線 椋野駅前の旧店舗を思い出します。

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対向ホームから新見方面をのぞむ。

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待合所とトイレの建物資産標(トイレの方はペンキで半分消されてますが)

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分かり難いですが、高梁川浅瀬に並ぶカワウの列。(広瀬駅から高梁駅の途中、成瀬川との合流点近く)

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伯備線:美袋駅(みなぎ)

(日羽) - 美袋 - (備中広瀬)                (訪問日: 2017/06/18)

高梁川左岸の国道180で伯備線と並走し、美袋の集落で国道を右折、踏切りを渡って旧道に入ります。と、言うはかんたんですが国道180は対向車も多く、後ろからもスピードを出してすり抜けてゆくので、右折が結構怖い。伯備線は一貫して左岸なので、左折できる新見方向から回れば良かったと、少し後悔しました。

美袋の旧道は古い民家や商家が多く、古い風情が残ります。伯備線沿線では、民家の屋根の棟瓦に鯱(しゃちほこ)が乗っていることが多く、形は広島の加茂台地の物と似ています。(あちらは赤瓦、こちらは黒瓦という違いはありますが)

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f:id:tkmov:20170630230931j:plain(鯱は左の二階建ての屋根。右の酒屋の軒鬼瓦は髷付です)

 

美袋駅は木製瓦葺平屋の無人駅、有形登録文化財です。(そのせいかどうか、建物財産標は見当たらず。Wikipediaによれば大正14年建築) 券売機(チャージ付)と自動改札(タッチ式)が設置され、飲料自販機、トイレもあり。駅前に車5台分くらいのスペースありますが、駐輪場は確認できず。(広場の反対側、農協のあたりも使えばもっと駐車できそうです) 向かいにタクシー会社(美袋交通)もあり。

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 駅事務所は観光ギャラリーに模様替えして公開されています。

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ホーム2面 2線。下は倉敷方向をのぞむ。

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伯備線:日羽駅(ひわ)

(豪渓) - 日羽 - (美袋)                (訪問日: 2017/06/18)

豪渓駅から、いよいよローカル線4点セット(川、山、鉄道、国道)が揃うことになります。とは言いながら、日羽集落では伯備線が集落の背後をショートカットして山側に入り込むので、駅は集落内の生活道を抜けた上になります。

下の写真は国道を右折したところ。中央の民家のとこを右折した先に駅があるのですが、ちょっと駅があるとは思わない入口です。

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日羽駅への道。右手奥にかすかに架線が見えますが、あそこが駅。

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日羽駅はトンネルに挟まれて谷間の盛土上にある、ほぼ橋上駅。駅舎は無く上下線双方のホーム上に待合所があります。券売機は上り線側にだけあり(チャージ機能付)、タッチ式改札機は両ホームに設置。トイレは上り線ホームの下、駐車場は下り線側に3台分、駐輪場はたぶん無し。周辺に店舗・食堂は無し。

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ホームから見た倉敷方面(上)と新見方面(下)。両方ともトンネルに挟まれています。

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建物資産標はトイレのもの。伯備線が複線化して日羽駅が移設されたのがS45年9月なので(Wikipedia)、このトイレはその時に作られたものでしょう

 

伯備線:豪渓駅(ごうけい)

(総社) - 豪渓 - (日羽)                   (訪問日: 2017/06/18)

伯備線総社駅から北へ高梁川沿いにゆくと思いきや、川沿いの山中をトンネルで抜けてしまうので、沿道が途中でなくなってしまいます。しようが無いので途中、宝福寺境内を通って高梁川に出て豪渓駅まで北上します。

総社市役所から高梁川まで伸びる直線路で伯備線を横断(この道路、地図で見ると線路跡の様に見えるんですけどね)。通る列車は昔よく山陽本線で見てた通勤列車です。(鉄分が無いんで型式とか分かりません)

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伯備線の沿線で北上中、この先は「生活道につき通行ご遠慮 云々」と看板が出ていますので、左折して山越え、高梁川に出ます。

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f:id:tkmov:20170625224414j:plain 途中の山中にある宝福寺の三重塔。

そんなこんなで高梁川河畔でもう一度伯備線と合流し、国道から旧道に入って豪渓駅に到着します。駅前は観光バスも入れそうな広さで駐車場が30台分くらい(月極めかもしれない)。駅前の建物は民宿風な感じがするしタクシー会社もあって、ちょっと観光地の駅みたいな雰囲気。実際駅名も地名(宍栗)ではなく、上流の観光地の名前を採っているし。駅は待合室のみで自動券売機(チャージ機能付)、飲料自販機、トイレが設置。改札はタッチ式自動改札(扉無し)。建物財産標は未確認。

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ホームは2面3線。新見方向をのぞむ。

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吉備線:沿線-備中国総社宮 (びっちゅうのくにそうじゃぐう)

(服部) - - (東総社)                (訪問日: 2017/06/18)

東総社駅から国道180沿いに東へ数百m進んだところにある、備中総社宮。総社市の地名由来になったお宮です。

実は国道から入ると社務所裏の駐車場から入ることになるので正面参道がよくわからず、南側の回廊が正面かと勘違いしてしまいました。正しくは庭園のある東側が正面参道だったようです。

ということで、下は南側参道にある回廊入口。ここから拝殿に進んでゆきます。

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 後楽園築庭の元となったと言われる、回廊東側にある三島式庭園。この右側には天満宮があります。

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回廊西側から見た本殿と拝殿。

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拝殿正面。この拝所の天井には天岩戸神楽の面が飾ってあります。

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吉備線:東総社駅 (ひがしそうじゃ)

(服部) - 東総社 - (総社)                (訪問日: 2017/06/18)

伯備線ルートで総社に来たついでに吉備線東総社駅に寄ってみました。総社の街中は線路沿いに走ることは叶わないので、旧市街を抜けて国道180沿いの東総社駅へ。日曜の朝であれば、旧市街にあまり人がいないのはしようが無いか。

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東総社駅はコンクリート製1階建ての無人駅。自動券売機(チャージ機能付き)、自動改札機(扉無)、飲料自販機設置。トイレは駅舎内でホーム側と待合室側両用です。駅前に送迎用駐車場が5~6台分、屋根付き駐輪場。駅に売店はないですが国道沿いなので周囲に店舗あり。東隣にはちょっと大きなパン屋もあり。

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ホームは2面2線。岡山方面をのぞむ。駅名標は「桃太郎線」の愛称通り桃色。

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駅の南には旧家らしき大きな屋敷。その対面には、朝から行列のできる大きなパン屋さんという対比。

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吉備線:駅名

JR吉備線の駅名リスト

(山陽本線:岡山)
(備前三門) - (大安寺) - (備前一宮) - (吉備津) - (備中高松)
(足守) - (服部) - (東総社)
(伯備線:総社)

 

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その他の記事

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吉備線:沿線-吉備津神社 (きびつじんじゃ) - tkmov(バイクとローカル線と)

吉備線:沿線-吉備津彦神社 (きびつひこじんじゃ) - tkmov(バイクとローカル線と)

 

伯備線:清音駅(きよね)

(倉敷)(川辺宿)- 清音 - (総社)                (訪問日: 2017/06/18)

倉敷から伯備線に並走するには県道24号で高梁川沿いに北上します。(新見までは高梁川に沿ってゆくわけです)

途中、高梁川を越えて井原線のトラス鉄橋が合流してきます。この錆色は古いんじゃなくて、無塗装の耐候性鋼材とのこと。

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伯備線井原線清音駅総社駅間で重複区間になるので、清音駅にはJRと井原鉄道の二つがあります。下の写真はJR側、井原鉄道はこの右側の跨線橋を越えた先になります。(井原線清音駅)

有人駅らしいのですが、訪れた時は駅員不在 (この時は、次は12:25からの営業)。自動券売機(チャージ無)設置、改札はタッチ式の自動改札。トイレはホーム内にあり。駐車場は駅前広場に14台分(ただしこの内8台は駅前のパン屋さん専用)、駐輪場はこちら側には無く、東側にあります。

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ホームから倉敷方面をのぞむ。井原線のホームは島ホームの先、陸橋の向こう側になります。

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下は新見方向の風景

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清音駅売店・食堂はありませんが、駅舎左手にパン屋があり、日曜朝から途切れることなくお客がいます。店のおすすめは黄粉パンだそうです。(もちもち生地ですが外側が少し硬すぎ?)

 

山陽本線:倉敷駅(くらしき) (追記あり:2022/4/24)

(中庄) - 倉敷 - (西阿知)(清音:井原線)(清音:伯備線)(倉敷市:水島本線)                (訪問日: 2017/06/18)

伯備線は新見から北へ行っていたので、今度は南側を攻めてみようと、起点の倉敷駅にやってきました。駅北口はアウトレットモールがあり結構な人手ですので、写真を撮ってから早々に伯備線沿いに北上します。

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山陰本線:小串駅(こぐし)

(湯玉) - 小串 - (川棚温泉)                 (訪問日: 2017/05/28)

山陰本線と並走するR191で小串駅付近に到着するも、国道側には駅の入口無し。R191はバイパスで、小串の集落も小串駅も海側を向いているせいです(同じ山陰本線折居駅石見津田駅と同じ風景ですね)。駅から2~300m先の川中神社前の踏切りから集落側に渡って、駅前に向かいます。

港町らしく焼杉板と格子窓の民家が続きます。小串駅へはこの角を左にいった先。

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途中にあった「海軍記念文庫」。小串駅前の通りを北に少し行ったところ。

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小串駅は正面の飾り切妻(ドーマーというの?)に駅名を掲げた、洒落た造りの駅舎です。無人駅、自動券売機(チャージ無)設置、待合室に飲料自販機有り。トイレもあり。構内に売店・食堂は無いけど、駅前に海の家のような店があり。建物財産標は確認できず。駅前に送迎用の駐車場枠が3台と、タクシー用が数台分。駐輪場は駅舎右手に約100台分程あり。 日曜午後とはいえ、クラブ帰りと思しき中学生の利用が結構あります。

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