tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

山陽本線:西阿知駅 (にしあち)

(倉敷) - 西阿知 - (新倉敷)                    (訪問日: 2022/03/27)

水島臨海鉄道に行くついでに、近くの西阿知駅にも寄ってきました。球場前駅から線路を北側に渡って、県道-倉敷笠岡線の旧道を通ってみると、早島のあたりの干拓地でみた集合墓地が所々にあります。西阿知は明治期は高梁川の中州だったので、ここも干拓地と同じような様式だったのが、その後の住宅地化で家に囲まれる様になったのかと想像します。(それとも、私の地元にこういうのが無いだけで、集合墓所っていのが普遍的なの?)

で、この県道の旧道が途中から昔通りの細道になってしまうのですが、地元の人は気にせずどんどん進入してきて、さすが慣れているんだ、と思いきや、全然離合がうまくない。苦手な人はすぐ横の新道を通ってくれれば良いのに。

西阿知駅は木造平屋瓦葺の無人駅。駅前広場には駐車場10台分とタクシー枠数台、駐輪場は駅舎左手に約20台分(露天)。食堂、売店は無し。トイレは駅舎右に1棟ですが、利用はホーム側からしかできません。

駅舎右手の公園には線路反対側への地下道(人道)もあります。

駅舎内は窓口閉鎖されており、自動券売機(ICOCA対応)とみどりの券売機を設置。改札は扉式。飲料自販機もあり。

ところでホームに入るのに入場券を買ったのですが途中でなくしてしまい、インターフォンで問い合わせると、車椅子用の改札扉を押して入ってくれ、との事。この改札バーは押せば開くことを初めて知りました。そういえば、実際に車椅子の人はそうしないと無人駅で出入りできないですよね。駅舎からホームへは地下道で連絡しているのと、左手にエレベータ付き跨線橋があります(ただし階段はなし)。

ホームは島式1面2線、更にその両側に側線有り。ホーム両端はフェンスで仕切られている所は倉敷駅と同じ。フェンス内のホーム長は279歩で、フェンスの外側は約50~60歩で、全長も本線仕様としては普通です。下の写真はホームから見た倉敷方面と、福山方面。ホーム上には待合室が一棟。

跨線橋から見た岡山方面と福山方面。

 

 

おまけ:駅前にある和洋組み合わせたお屋敷、洋館部分は古風なタイル張りです。看板によると何かの会社か協会の倉庫との事ですが、大きな庭もあるお屋敷の様で、昔の商家なのですかね。