tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

指宿枕崎線:山川駅 (やまかわ)

(指宿) - 山川 - (大山)               (訪問日: 2024/05/25)

指宿付近では海岸から少し内陸を走っていた指宿枕崎線ですが、指宿駅を出て南下しつつ半島の角を曲がると山川港の海沿いに出てきます。

山川駅は、鰹節で有名な山川港を臨む海岸に建つ有人駅で、有人駅としては日本最南端の駅です(無人駅も入れると、この先の西大山駅がもう少し南)。国道269との間には大きなスペースがあり、タクシー枠2台、業務用枠が2台、駅舎前には(たぶん)利用者用の駐車枠が9台あります。駐輪場は駅舎左手のガードレール内に20~30台分です。トイレは駅舎入口横にあります。

駅舎内の待合室には自動券売機(現金専用)が1台設置。改札口に自動改札機は無く改札駅員が入るブースがあります。指宿駅もこういう形式でしたが、こういうブース(ラッチという?)はすっかり見なくなりました。

有人駅なので出札窓口がありますが、訪問した時は駅員不在。よく見ると営業時間が平日の16~18時だけで、ほとんど無人駅じゃなかろうか。それでも有人駅という分類だからか、自動券売機には入場券も設定されています。

ホームは相対式で単式2面2線、駅舎に接する方が1番線で柵内のホーム長が127歩、対向の2番線はホーム長が100歩で枕崎側にある構内踏切で渡ります。

下の写真は2番線ホームから見た枕崎方面、次が指宿方面。

 

 

 

おまけ:指宿駅でも構内の線路が草で覆われている状況でしたが、ここもバラストが見えない程、草の根がはびこっています。最初はバラストなしで土の上に直接レールを敷いているのかと見えたほど。かなり除草が大変そうです。

例えば只見線が洪水のせいで数年不通になったあと、2018年に再開のために除草を始めた所が下の写真ですので、こういう除草を繰り返しているとすれば結構な労力ですね。