tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

山陰本線:岩美駅 (いわみ)

(東浜) - 岩美 - (大岩)                  (訪問日: 2018/04/30)

大岩駅から約3㎞で岩美町中心の岩美駅です。街のメインストリートから200m程入った所、駅前広場の奥が駅舎です。下の写真はメインストリートから駅を見たところ。岩美町市街部には融雪栓完備です。

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岩美駅は木造平屋瓦葺、一部スレート葺。有人駅で自動券売機設置(チャージ非対応)、飲料自販機あり。キオスクはシャッターに張り紙をしているので閉店という事でしょうが、代わりに駅前には売店と喫茶店があります。

 駅前広場に駐車区画は無いけど約10台分くらいのスペースはあり、車寄せ前は乗合タクシー乗り場、左手奥に屋根付き駐輪場有り。駅前広場に売店、喫茶店もあります。

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ホームから見た駅舎と京都方面。
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こちらはホームから見た鳥取方面。相対ホーム上に待合室設置、ホーム長は約280歩。
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ホームは2面3線で、保線用線路が1線。
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休日の7時台ですが、鳥取への通学生が結構います。
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ホーム間の陸橋は山陰本線でよく見るタイプで、半透明のスレート囲いと架橋部分に1カ所だけの窓(しかも駅舎と反対側)という形式は一緒です。

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屋根は赤瓦ですがJRマーク付き。このマークは青瓦でしか見たことが無かったのですが、このパターンもあるという事なら今後注意して見てゆかないと。*1

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入場スタンプ代用印字機
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余談:駅近くのセルフスタントで見かけた注意書き。軽油は軽自動車用の燃料ではありません」 この間違いには今まで気づきませんでした。

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*1:追記:2019/05/05 山陰本線下市駅の屋根瓦もここの赤瓦と同じ色合い、JRマーク付きです

山陰本線:大岩駅 (おおいわ)

(岩美) - 大岩 - (福部)                  (訪問日: 2018/04/30)

福部からひと山越えて岩美町の大岩駅です。岩美町といえば浦富海岸とかのリアス式海岸で有名ですが、大岩駅岩美駅あたりまではまだ平坦地が多く、山陰本線は山沿いを通りますが大岩駅前には水田が広がってます。そのせいか海側にある駅前広場は広く、駐車は10台近く可能(区画は無いながら)、駐輪場は向かって右手に屋根付きで約200台分。盛土上のホームには階段か左手のスロープで登り、スロープの先に待合所があります。無人駅で自動券売機なし。飲料自販機、トイレもなし。

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ホームから見た鳥取方面。ホーム長は約136歩。
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京都方面の線路。ホームへの入線角度に合わせた線路の曲がり具合が少しおもしろい。
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ホーム上の待合所(建物財産標は確認できず)
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線路南側の旧国道からもホーム端の踏切を通って入れます。
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ところで山陰海岸は国道のバイパス化が進んでいる最中なので、標識に従ってゆくと思ってもいない所を通らされます。だいたい大岩駅の近くの国道は、線路北側そばの街道→線路南側の国道9号→線路の北0.5kmの国道バイパス と何度も付け替えられていて、その上浦富海岸を通る国道178が分岐しているので結構迷います。GPSナビの地図が古かったりすると特に。

山陰本線:福部駅 (ふくべ)

(大岩) - 福部 - (鳥取)                   (訪問日: 2018/04/30)

鳥取の街は海岸線から少し奥まった所にあるので、山陰本線鳥取駅から東に進むために一度山中を通って福部で海岸線に出ます。そもそも地形的にいえば、鳥取から東進するルートは南東方向の若桜か智頭の街道で姫路に出るのが普通なので、日本海沿岸を通る山陰本線はかなり無理したルートと思えます。実際、この福部から岩美ぐらいまでは、まだ線路を辿りやすいのですが、その先はなかなか難所になります。

閑話休題福部駅は小さな駅舎の無人駅で券売機はなし。駐車場の区画は無いけど5台程度のスペースはあり、駐輪場は屋根付きで約75台分(そのうち70台は登録車用)。食堂売店周辺にもなし。 S60年頃の写真をみるとちゃんとした駅舎が写ってますので、どこかの時点で取り壊して待合所を立て直したということですね。バイクを停めたところの植栽は昔の駅舎時代からの名残の様です。

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ホーム上の待合所は旧駅舎の頃からのものの様ですが、財産標は付いてないので確認はできず。ホーム幅は普通より2倍ぐらいの広さですが、長さはどちらかというと短く、約125歩。

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ホームから見た京都方面
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こちらは鳥取方面
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下の写真は東屋ではなくトイレ。駅舎を取り壊して、代わりに立派な便所を作るというのがJRのやり方なんですかね。
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山陰本線:鳥取駅 (とっとり)

(福部)(津ノ井) - 鳥取 - (湖山)                 (訪問日: 2018/04/30)

GWなので、家族から18時間だけ自由時間をもらって(夕食には帰ってくるのよと言われて)、鳥取近辺まで遠征です。まずは夜明け前の鳥取駅を訪問。なぜ夜明け前かというと、近辺の駐輪場は自動二輪駐輪不可らしく、こういう所は混雑しないうちに始発列車前に来るしかないわけです。(鉄道ファンからすると本末転倒と言われそうですけど、所詮はバイク乗りなので)

鳥取駅南口(バス乗り場)
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鳥取駅北口(タクシー乗り場)
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県庁所在地の駅なので設備については特にいう事は無し。ただ最近は無くなりつつある昔ながらの改札口(駅員が島型の枠の中で改札するタイプ)が特徴的です。

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下の写真はホームから降る階段から見た改札口
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ホームから見た米子方面
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ホームから見た京都方面
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ホーム上の待合室とその手前の洗い場。(洗い場の用途がよく分からないけど、新潟でも見たような気がする。)
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メモ:建物財産標-木製


JR西の駅舎についている木製の建物財産標(といっても、これが財産票なのかどうかははっきりしませんが)がいくつか集まったので、比較の意味でここに並べてみました。駅舎軒下についている場合だけでなく、出窓の側面についているケースもあり。

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伯備線 備中神代駅

 

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木次線 亀嵩駅

 

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山陰本線 江崎駅

 

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山陰本線 三保三隅駅

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因美線 美作滝尾駅

 

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美祢線 重安駅

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美祢線 渋木駅

北上線 黒沢駅 建物財産標

北上線 黒沢駅 便所

山陰本線 長門粟野駅




 

仙崎支線:仙崎駅 (せんざき)

(長門市) - 仙崎                    (訪問日: 2018/03/17)

長門市駅から仙崎支線に沿って、途中、揚げ物の良い香りがする海岸線を走って仙崎駅へ。

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仙崎駅は木造平屋(風のコンクリート製らしい。建物財産標は確認できず)で無人駅、自動券売機はなし。観光案内所併設。行った時は展示会開催中で、ホーム側壁面はこの催しのためか絵本風にペイントされてました。

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ホームから見た長門方面。1面1線ですが、もう1線分くらいのスペースはあります。
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こちらはホームから見た終点方向。
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終点側のホームはそのまま砂利道になり、線路も簡単な車両止めだけでそのまま砂利山でおしまい。終着駅をあまり見たことは無いけど予想外にあっさりとした終点で、線路の先を木が塞いでいるのは、なにか絵本の光景の様でもあります。

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山陰本線:長門市駅 (ながとし)

(長門三隅)(仙崎) - 長門市 - (黄波戸)(板持)                   (訪問日: 2018/03/17)

美祢線をたどって日本海側までやってきて、山陰本線との合流点が長門市駅です。(ところで山陰本線には××市駅という駅名が多いのはなんでだろう) 長門市街地が線路の北の海側にあるので、駅前に行くため国道191号から離れて県道を進みます。

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海側を向いた駅前ロータリーには飲食店、土産物店やホテル旅館などが並び、小さいながらも昔の駅前の様子が偲ばれます。とはいっても、昭和60年頃の写真ではロータリーになっていないので、この駅前の風景も最近のものかもしれません。 

駅舎には自動券売機設置(チャージ機能無)、待合室には売店、トイレはホーム内にあります。駐車場は10区画分、屋根付き駐輪場はありますが狭くて自動二輪は入れません。

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ホームから見た下関方面。ホーム長は約215歩。
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建物財産標はホームの屋根の柱についていたもの。駅の規模が大きいせいか(柱ごとに番号を振ったためか?)財産番号が94号にまでなっています。
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美祢線:板持駅 (いたもち)

(長門湯本) - 板持 - (長門市)                    (訪問日: 2018/03/17)

長門湯本駅を過ぎると山間から長門市に続く平野部に出てきます。周囲に集落や店舗が増えて来たな、と思ったところが板持駅です。

駅舎も改札もなく、ホーム北側にある踏切り脇から直接ホームに入れます。ホーム上には待合所、その下には駐輪場(屋根付き15台分)があり。見ての通り線路と田畑に挟まれた敷地なので駐車場は無し。無人駅で券売機、飲料自販機などもなし、もっとも半分住宅街で国道316号沿線なので、コンビニなどが近くにあります。

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ホームは1面1線、ホーム長は約128歩。下は長門市方面。
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こちらはホームから見た美祢方面
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建物財産票はS33年7月20日付で、駅開設日より5日前の日付。
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美祢線:長門湯本駅 (ながとゆもと)

(渋木) - 長門湯本 - (板持)                    (訪問日: 2018/03/17)

渋木から音信川沿いに下ってゆくと、長門国の奥座敷の湯元温泉につきます。昨年12月にはロシア・プーチン大統領もやって来た大谷山荘を横目に、国道316号から旧道で温泉街を突っ切って町はずれにあるのが、長門湯本駅です*1。温泉街からは少し離れているので(約400m)、駅自体は閑散とした感じですが、それでも訪れている30分程の間に、タクシーで送迎されるご老人と歩いてきたバックパッカーが2名ほど利用者有り。

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駅は木造平屋瓦葺(石州赤瓦)の無人駅ながら、広い駅前ロータリーがあり植栽は手入れされています。券売機、改札機はなし。構内・周囲に売店や食堂は無く、飲料自販機も設置無し。全体的に古風な感じを醸し出しているようで、現代的設備の自動券売機・販売機は設置していないというのは考えすぎか(本当にそのつもりなら、美作滝尾駅みたいになるはずですし)。とりあえず飲料自販機は駅前の工事現場事務所にあります(今だけでしょうけど)。

トイレは駅舎とは別にホーム側に設置。駅前ロータリー横には区画は無いながらも20台くらい駐車可、駐輪は駅舎右側の軒下に5台程度のスペースあり。

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ホームは1面1線、ホーム長は約156歩。昔あったであろう相対式ホームは花壇というか林に戻りつつあるように思えます。それとも周防花岡駅の対面ホームの様な植栽を目指しているんだろうか。

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駅舎にあった建物財産標は塗装に埋もれそう。(そういえば駅名標を撮影するのを忘れてしまいました)
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*1:大統領は宇部空港に到着した様ですが、温泉への入り方としてはウラジオストックから船便で着いて、川を遡上するルートの方を取ってもらいたかったですね。モスクワからの行程を考えると無理ですけどね。

美祢線:渋木駅 (しぶき)

(於福) - 渋木 - (長門湯本)                  (訪問日: 2018/03/17)

瀬戸内側から来ると、於福駅の北で美祢線、国道316号ともトンネルで分水嶺を越えて、日本海側の深川川(川の字のダブりではないらしい)水系に入ります。下の写真は峠から降りてきたところにある国道から渋木駅への分岐交差点で、角にデイリーヤマザキがあり。
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奥に見える踏切り手前を左に行ったところが渋木駅
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渋木駅の前はすぐに川になっているので、駅舎正面からのアングルがとれず斜め撮り。駅舎は木造平屋スレート葺、スレートは緑に塗装されています。無人駅で券売機、飲料自販機はなし。トイレは駅舎とは別に新設されたものがあり。駐車場はなく、駐輪場は奥の保線用資材置き場の脇に約20台分(屋根付き)があり。食堂、売店はなし、ちょっと歩けば国道沿いにヤマザキがあります。
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出札窓口の閉鎖の仕方はちょっとぞんざいな感じ。
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ホームから見た美祢方向。ホームは対面式の2面2線式、ホーム長は約145歩。あと駅舎側に保線用の引き込み線あり。
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下写真はホームにあった施工年月の刻印。ホーム補修の日付ですかね。
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引込線に停車中の除雪車石見横田駅とかに停まっていたのと同じタイプかな。(鉄分が無いので分かんないです)

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トイレは駅舎と別棟、新しい水洗式です。
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建物財産標は木製で駅舎ホーム側の監視窓(?)の柱に取付け(山陰線の他の駅だと軒下に表札みたいに付いている例が多いのですが)。書き方は重安駅と同じで「木」+「車場」+「物」という意味でしょうけど、「第十二號」の番号は分かりませんね。重安駅から順番に番号を割り振った管理対象が10棟あった、という事でしょうか。

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下は渋木駅の時刻表。だいたい2時間に1本です。

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駅舎窓ガラスに貼ってあった開業記念日を知らせる貼り紙。廃線決定直前の三江線にも同じような貼紙や横断幕があった事を、ちょっと思い出してしまいました。

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