(大岩) - 福部 - (鳥取) (訪問日: 2018/04/30)
鳥取の街は海岸線から少し奥まった所にあるので、山陰本線も鳥取駅から東に進むために一度山中を通って福部で海岸線に出ます。そもそも地形的にいえば、鳥取から東進するルートは南東方向の若桜か智頭の街道で姫路に出るのが普通なので、日本海沿岸を通る山陰本線はかなり無理したルートと思えます。実際、この福部から岩美ぐらいまでは、まだ線路を辿りやすいのですが、その先はなかなか難所になります。
閑話休題。福部駅は小さな駅舎の無人駅で券売機はなし。駐車場の区画は無いけど5台程度のスペースはあり、駐輪場は屋根付きで約75台分(そのうち70台は登録車用)。食堂売店周辺にもなし。 S60年頃の写真をみるとちゃんとした駅舎が写ってますので、どこかの時点で取り壊して待合所を立て直したということですね。バイクを停めたところの植栽は昔の駅舎時代からの名残の様です。
ホーム上の待合所は旧駅舎の頃からのものの様ですが、財産標は付いてないので確認はできず。ホーム幅は普通より2倍ぐらいの広さですが、長さはどちらかというと短く、約125歩。
ホームから見た京都方面
こちらは鳥取方面
下の写真は東屋ではなくトイレ。駅舎を取り壊して、代わりに立派な便所を作るというのがJRのやり方なんですかね。