(渋木) - 長門湯本 - (板持) (訪問日: 2018/03/17)
渋木から音信川沿いに下ってゆくと、長門国の奥座敷の湯元温泉につきます。昨年12月にはロシア・プーチン大統領もやって来た大谷山荘を横目に、国道316号から旧道で温泉街を突っ切って町はずれにあるのが、長門湯本駅です*1。温泉街からは少し離れているので(約400m)、駅自体は閑散とした感じですが、それでも訪れている30分程の間に、タクシーで送迎されるご老人と歩いてきたバックパッカーが2名ほど利用者有り。
駅は木造平屋瓦葺(石州赤瓦)の無人駅ながら、広い駅前ロータリーがあり植栽は手入れされています。券売機、改札機はなし。構内・周囲に売店や食堂は無く、飲料自販機も設置無し。全体的に古風な感じを醸し出しているようで、現代的設備の自動券売機・販売機は設置していないというのは考えすぎか(本当にそのつもりなら、美作滝尾駅みたいになるはずですし)。とりあえず飲料自販機は駅前の工事現場事務所にあります(今だけでしょうけど)。
トイレは駅舎とは別にホーム側に設置。駅前ロータリー横には区画は無いながらも20台くらい駐車可、駐輪は駅舎右側の軒下に5台程度のスペースあり。
ホームは1面1線、ホーム長は約156歩。昔あったであろう相対式ホームは花壇というか林に戻りつつあるように思えます。それとも周防花岡駅の対面ホームの様な植栽を目指しているんだろうか。
駅舎にあった建物財産標は塗装に埋もれそう。(そういえば駅名標を撮影するのを忘れてしまいました)