(水島) - 三菱自工前 - (倉敷貨物ターミナル) (訪問日: 2022/03/27)
水島駅付近の住宅地から南下してR430を超えると急に工業地帯に入って、その先が三菱自工前駅です。
三菱自工前駅は単式1線の地上駅で、ホーム以外の駅施設は無く、待合所に屋根があるだけ。駅名もそうだし乗降客のほとんど三菱自工関係者というにしては、三菱自工との間は6車線の車道を渡らないといけないし、ちょっと不便。鶴見線の工場専用駅に比べて、かなり素っ気ない雰囲気です。
下の写真は北側から見ているので、背景はピーエスコンクリート。
こちらは南側から見たホーム全景で、背後は三菱自工工場。
ホームは単式1面1線で倉敷市駅から見て右側に設置。JRだとこういう単式ホームは鉄骨柱に板を載せただけの構造が多いのですが、ここはちゃんとコンクリート土台です。ホーム長は119歩で同線の他の駅と変わらず。券売機、自動改札機、トイレとかは無し。下の写真はホームから見た倉敷貨物ターミナル方面。その次は水島駅方面。
通勤時間帯以外にも列車があるのは、やはり工場への商用客がいるという事ですかね。他ローカル線の終着駅に比べると便数はかなり多いほうだと思います(宇部線本山駅とかはかなり寂しいもんでしたからね)。それはそうとして気になるのは、旅客運賃表に通学定期もきちんと書いてある事。ここから通学定期を使う人がいるんだろうか。
