tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

山口線:三谷駅(みたに)

(渡川) - 三谷 - (名草)                  (訪問日: 2017/07/16)

渡川駅からは県道313で山口線と並走します。三谷の集落まで来て民家や商店が増えたなと思うと県道脇に三谷駅があります。

三谷駅駅舎は一度焼亡したそうで、今の待合室は再建したものですが、駅の設備ではなさそう。時刻表や連絡掲示板はわざわざ待合室の外、露天にあります。(ここが昔の駅舎のあった場所?) 露天にさらすぐらいならホーム上の待合所にいれても良いんじゃないかと思うんですけどね。

券売機なし、トイレは開業時からと思しきものがあり。駐車場は駅前に4台分の他、月極が10台分、駐輪場は屋根付きで30台。飲料自販機は無いが道路反対側のスナックにあります。その隣には旅館がありますが、やっているのかいないのか気になる。(神西駅でもこんな旅館があったような)

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露天に掲示されている時刻表
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ホームから山口方向をのぞむ。これはホーム1面2線といっていいのか?
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ホーム上の待合所、津和野方向。下の建物財産標はこの待合所の物。
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三谷駅の向こう側にみえる大きなお屋敷。このあたりの駅裏には、こういうお屋敷が付いていることが多い様です。
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山口線:渡川駅(わたりがわ)

(長門峡) - 渡川 - (三谷)                  (訪問日: 2017/07/16)

渡川駅山口線は国道9号と離れて阿武川蛇行部分の対岸に移るので、こちらも県道で迂回。川沿いの県道は下のような感じ。
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渡川の入口にある古風な公民館。
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渡川駅はホーム1面1線、ホーム上に待合所(建物財産標は未確認)があるだけで、券売機、自販機、トイレは無し。駐車場は見ての通り待合所下のスペースに停めようと思えば停められます、未舗装ですけど。駐輪場は無し。周囲は売店・食堂は無く、人家もまばらですが、見ている間にも乗客の行き来があり。

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ホームより山口方向の景色。
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山口線:長門峡駅(ちょうもんきょう)

(篠目) - 長門峡駅 - (渡川)                  (訪問日: 2017/07/16)

山口線篠目駅あたりから、阿武川沿いの盆地の中を山陰線と並走。地形的にはこの長門峡駅あたりから少しずつ上りになって、津和野手前で峠を越えることになります。阿武川はといえば、ここで日本海側に流れ出ていて、そこが長門峡というわけ。

長門峡駅はスレート葺き平屋の無人駅。出札窓口の跡があるので、昔は駅員がいたのでしょう。自動券売機、飲料自販機、トイレ無し。売店はありませんが近くの国道沿いに道の駅があります。駅舎前スペースに10台分くらいの駐車スペースあり。(駐輪場は確認忘れ)

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ホームから津和野方向をのぞむ。
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山口線の各駅に貼られている山口駅長の絵手紙
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国道9号から見た長門峡駅
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で、結局、時間の関係で長門峡へは入らず。

 

 

山口線:沿線-細野神社

(仁保) - - (篠目)                 (訪問日: 2017/07/16)

篠目駅でSLが来るまで20分くらいあると言われたので、駅から2,300m南にある細野神社に行ってみました。駅に行く途中の参道から見た本殿が、綺麗な石州赤瓦で葺いてあったのが気になったのは、神社と言えば檜皮やこけら葺き、銅葺きとかを連想していたからです。ですが、よく思い返してみれば、村社の様なところは瓦葺きの神社も多かったなあ。

とか思いながらお参り。社殿の木肌に比べて屋根が新しく見えるのは、最近葺き替えたという事か。境内もきれいで、お御籤も置いてあり、よく手入れされている様子でしたが、地図にも載っていない神社なんですね。境内入口の左右には「皇太子御成婚記念碑」あり、建立年が読めない程古く風化しているので今上陛下の時とは思えず、大正13年か、明治33年のではなかろうか。

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境内から見下ろす参道。突き当りが駅前に通じる県道です。SLの到着時間に遅れまいとあわてて帰ろうとしたせいか、トランザルプで立ちごけ。参道に乗り入れた事をお叱りなのか、しかも結局SLは来ず、あわてるものではないと反省です。

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山口線:篠目駅(しのめ)

(仁保) - 篠目 - (長門峡)                     (訪問日: 2017/07/16)

国道9号が木戸峠で分水嶺を越えて山口線と合流するところ(正確には合流点から少し手前)に篠目駅があります。

国道9号から篠目駅に入る脇道。向こうの民家の先に小集落があります。
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篠目駅は木造スレート葺き平屋の無人駅。自動券売機、改札機は無し。トイレも見当たらなかったけど、Wikipediaにはトイレ有との記述あるので、見逃したのかもしれません。駅前の雑貨屋が切符委託販売(ただし訪問した第3日曜日は休み)、飲料自販機もここにありますが、なんとこれがEdyが使える。携帯(au)の電波も届かない所なのに(失礼)。

待合室内には煙を吐いて進むSLの写真とかがいくつか展示されていますが、仁保駅からここまでの急勾配を越えて篠目駅に入ってくるSLは、きっと迫力があるんだろうと思います。が、SLやまぐち号はこの3連休はお休み。もし運転していれば丁度11:50の便を眺められたところだったのに残念です。そういう事情もしらず、この人気のない駅に、オランダからの旅行者含む5人組とスクーターライダーと私の7人が集まって、SLが来ないかと、たたずんでしまいました。

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下写真はSLが来ないかと線路を眺める観光客6人。オランダ人はこの鄙びた風景や駅前雑貨店の寂れ具合を、いたくお気に入りの様子。こういう鄙びた駅を他に知らないかと問われて、美袋駅とか滝野駅とか備後落合駅とか紹介しようかとしましたが、電波が通じないのでこのBLOGの写真をお見せできなかったのが残念。でも篠目駅の様に、山間に数件の民家、SLの補給で3線(今は2線しかないけど)を持つ広い構内と昔のままの駅舎いうのは、他にはあまりないかもしれません。

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建物財産標の左は、駅舎の補修された壁面に半分隠された状態で、たぶん設置時点の金属板。右のアクリル製はホーム待合室の物です。

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山口線:沿線-木戸峠のダート

(仁保) - - (篠目)

山口線は仁保駅-篠目駅間で分水嶺の急勾配をこえるため、山陰道(国道9号)から離れて随伴道もなくなります。普通なら仁保駅より手前の宮野から国道9号をつかって峠越えになるんですが、ツーリングマップルには仁保駅近くの仁保地峠から抜けるダートが描いてあるので、物好きにも通ってみました。(地図によるとダート5.5km、GPS記録だと約6㎞で20分)

仁保駅手前の国道376から分岐した入口。
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ダート入口はこんな感じのフラットダートで、そこそこペースも出せていたのですが....
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途中からは轍と、そこにたまった泥にタイヤを取られそうで、スタンディングから腰をおろせません。下の写真はなんとか車載カメラのシャッターを押した1枚、走行振動でブレているのはご容赦を。
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それにGarminの地図ではこのダートが載っていないらしく、途中でUターンの指示を出し続けるのが不安を煽るし。

峠を越えたあたりダートが終わり、500m余で国道9号の木戸山トンネル東側にでます。
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わずか5km余、20分のダートですが、大半をスタンディングで走ることになり足がパンパン。幸いだったのは、仁保駅側から行くとずっと緩い上り坂が続くこと。これが逆方向で、下りの泥ダートだったらちょっとダメだったかも。

この後、篠目駅近くの細野神社では谷側斜面に転倒してしまうし。当日に走っている間は何とか動けていましたが、帰ってからは足腰が痛くて動けない。もう千里浜海岸のようなきれいなダートしか走れないのかもしれません。

 

山口線:沿線-衛星通信所

(仁保) -  - (篠目)                  (訪問日: 2017/07/16)

 山口線仁保駅から峠の東側にそれて数km行くと、山口市のマンホールデザインになっているKDDI衛星通信所があります。鹿島にある通信所とペアになっている通信基地です。(ネットで確認したら、鹿島にあるのは情報通信研究機構でした。昔はKDDだったと思うんですけどね) 駐車場はこの正門の左側脇道の先にあり、門内の守衛所で名前を書いて見学できます。

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衛星通信用のパラボラアンテナ群
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パンフレットによると、こちらは国立天文台(NAO)寄贈の電波望遠鏡で研究用。
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海底ケーブル用のメタル/光ケーブル。地上の通信用みたいに予備芯があるとおもってたんですが、単芯なんですね。

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通信所からもう少し東にある道の駅、仁保の郷。揚げたてのフクの唐揚げはホクホクしていて骨まで一口で食べられます。

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山口線:仁保駅(にほ)

(宮野) - 仁保 - (篠目)                  (訪問日: 2017/07/16)

山口盆地から津和野への山越えの入口が仁保駅。小郡と山口の境が仁保津駅なので、山口の両側の入口が同じような駅名ということです。

下は国道376の仁保地峠から駅への分岐と、駅の入口。小郡から宮野駅あたりまで、ずっと市街地を走って来て、ここからは久しぶりに山中の田舎道になります。

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今写真を見返すと、仁保駅手前の家はちょっと変わった造りの大きな建物だったみたい。旅館とか校舎だったのか。
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仁保駅はホーム1面2線の無人駅。ホーム上に待合室1棟、駅前と奥の2カ所に駐輪場(屋根付)30台分、駐車は10台くらいは可能。自動券売機、トイレは無し。売店などは無いけど自販機のある駅前の民家は広い縁側と公衆電話(緑)があって、昔は売店だったかんじ。

津和野方面への急勾配準備のための停車駅で、下りのSLだけが停車するとの事。給水給炭してたとすれば、かつてはこの駅前スペースに駅舎があったということかも、と想像してみます。

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建物資産標はホーム上待合室の物。いままで見た中で一番あたらしいものです(というか、平成の資産標は小屋浦駅とここしか見たことは無いです)。

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山口線:宮野駅(みやの)

(上山口) - 宮野 - (仁保)                   (訪問日: 2017/07/16)

山口線上山口駅を出ると旧山陰道(旧国道9号)沿いに合流してゆきます。その合流するところで見たTesla、たぶん Model S。初めて見ました。トランザルプのエンジン音が大きいのでよくわかりませんが、加速も早いし静かでしたね。

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山陰道から宮野駅に入る脇道、正面に見えるのが宮野駅です。
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宮野駅は木造瓦葺き平屋の無人駅、駅舎事務所は地域交流センターになっています。駅横にタクシー2台が常駐、駐車場は駅前に3台枠、駅舎向かって左に月極が10台くらい、駐輪場も左側にあり。駅舎内に自動券売機(ICOCA非対応)、自販機設置、トイレは駅舎左側にあります。自動改札機は無し。 そういえばやたらと駐輪禁止の看板が多いのは、周囲が住宅街だから?

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駅舎内には昔の写真がいくつか掲示されていますが、下は昭和38年の宮野駅。今の造りと基本的に変わりませんね。

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ホーム1面2線。駅舎と線路の間に何か点検台のような台が残っています。

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山口線:上山口駅(かみやまぐち)

(山口) - 上山口 - (宮野)                   (訪問日: 2017/07/16)

山口駅あたりで槇野川に沿って旧山陰道から離れていた山口線(意図的に街道から離したとも言われてます by Wikipedia)が、川と山に押されるように再び旧山陰道(県道204)に合流するあたり、生活道の脇に何か線路が見えるなあ、と思ったら上山口駅でした。(右奥にホームが見えます)

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ホーム1面で沿道から直接ホームに入る形の無人駅。ホーム上の待合所に自動券売機(ICOCA非対応)、飲料自販機設置。改札機、トイレは無し。建物財産標は未確認。見ての通り道路わきなので駐車場は無し、駐輪場は100m程山口駅よりに20台分ぐらい。駅前の道路反対側に駐車場がありますが、これは人の家なので入れません。

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ホームから津和野方面をのぞむ。
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