tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

伯備線:黒坂駅 (くろさか)

(上菅) - 黒坂 - (根雨)           (訪問日: 2016/11/06)

伯備線と並行して日野川沿いに国道180号を下ってゆき、黒沢駅手前で川を渡ると、まっすぐな旧街道にでます。江戸初期にあった黒坂藩の城下町の名残でしょうか。ただ他の同じ規模の集落に比べるとちょっと商店が少なく、街道筋という雰囲気ではないように思えます。黒坂藩が江戸初期に改易されて地割だけ活用されたから? あるいは米子への街道が今の国道180号沿いで、黒坂がそこからはずれていたから?、と勝手な想像だけ出てきますが。

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黒坂駅はホーム手前に駅舎のある無人駅、券売機、自動販売機なし。トイレは駅舎右側にあり。待合室の切符売場の窓口は有人時代のまま残り、小さな本棚と一輪挿し。駐車場は数台分の区画だが、駅前広場に停めようとすれば可能だし、駐輪場の奥にもスペースあり。駐輪場は屋根付きで約10台分くらい。

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f:id:tkmov:20161109001527j:plain 駅舎反対側ホームから米子方面。そういえば陸橋のデザインは、上菅駅山陰本線のものとは違います。

f:id:tkmov:20161109002223j:plain 通過する米子行き やくも。伯備線因美線は特急が通るだけあって、駅に立ち寄るたびに列車が来て、列車本数が多いのを実感します。

 

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伯備線:上菅駅 (かみすげ)

(生山) - 上菅 - (黒坂)            (訪問日: 2016/11/06)

一気に秋がやってきた11月上旬、山陰伯備線まで遠征。瀬戸内側は小春日和だったのが、峠越えの道後山は小雨、山陰側は雨は無いものの10℃以下の曇り空。今シーズンの山越えは今日が限界ですな。

伯備線が国道280と合流する生山から日野川沿いに下って上菅駅に到着。

駅舎に券売窓口などなく無人駅、券売機や自販機もなし。駐車場は2、3台分、駐輪場は無し。トイレはホーム側にあります。

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f:id:tkmov:20161107003503j:plain 待合室のパネル。パースが狂って見えるのは、屋根に傾斜がついているせい。

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f:id:tkmov:20161107003508j:plain ホームから米子方面を臨む。

ホームへの陸橋は半透明スレートで覆われていて、山陰本線荒島駅揖屋駅あたりと同じ構造。面白いのは、どの駅でも階段を上った所に片方だけ窓がついている事。位置も一緒、なにか規格があったんでしょうか。

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駅舎待合室には上菅の案内看板あり。上菅のある菅福の由来や、たたらの解説有り、結構力が入った案内です。

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駅舎に貼ってあるオレンジのアクリル板は、たぶん駅舎の財産票。塗装の時に溶剤で文字を消してしまったんじゃなかろうか。白い方はホーム待合室の財産票。

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養老線:大垣駅 (おおがき)

(西大垣) - 大垣 - (室)            (訪問日: 2016/10/02)

ローカル線をたどって、大垣の街中にやってまいりました。写真は西大垣駅からお城の角を曲がって、商店街を突っ切っているところ。(日曜朝7時なので人が居ませんが) 軽のバンが曲がっているところが、たぶん大垣城の入口。このあたり、城の出丸のせいかすこし道路が弧を描きます。

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大垣駅は駅前ロータリーから撮影。朝7時とはいえ、やはり人通りも車も多く、写真を取ったら退散。

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養老線大垣駅スイッチバックみたいに折り返して室駅に向かいますが、今回の訪問はここで終了。揖斐へ行くのはまたの機会として、ここからは東海道線支線の美濃赤坂へ行きます。(養老線の残りに行く機会は何時になるのやら? それに他の路線をたどって大垣に来るかもしれない)

養老線:西大垣駅 (にしおおがき)

(青柳) - 西大垣 - (大垣)            (訪問日: 2016/10/02)

青柳駅から北は、養老線は周囲の道路はお構いなくに直線で北上するので、一旦線路沿いを離れて県道225を迂回して西大垣駅へ。

西大垣駅は歴史のありそうな木造、有人駅。フィルムコミッションで撮影場所に選ばれることもあるというだけあって、待合室は趣ある雰囲気。改札も古風で、普段は閉鎖されています(列車別改札)。券売窓口とともに自動券売機も設置。待合室に自動販売機はあるが、店舗は無し。近所は工場地帯なので、店舗には大垣市街まで少し歩く必要があるでしょう。駐車場は駅前に5台分、駐輪場は確認できず。

ところで改札は結構厳格で、最低運賃の切符で入場しようとしたら止められてしまいました。駅員がいうように、乗車券と入場券は依拠する契約形態が異なるので流用ができない、と云うのは分かりますが、自動券売機のメニューに入場券が無かったから代用しただけなんですよ。そういえばJRはどこでも結構鷹揚だったのに比べ、井原線井原駅でも厳しかった事を思うと、私鉄の方がこういうのに厳しいんだろうか。

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駅舎対向ホームから大垣方面(下)。対向ホームへはエビデンへ行く踏切りを渡ってゆきます。
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駅舎ホーム側

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駅舎側ホームから養老方面。駅の奥はイビデン大垣工場。もとは同じ会社だけあって、工場ごとに養老線の駅があるような感じ。

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入線する桑名行き列車

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養老線 駅名

養老線の駅名リスト
(関西本線:桑名)
- 東方信号場 - 播磨 - 下深谷 - 下野代 - 多度
- 美濃松山 - 石津 - 美濃山崎 - 駒野 - 美濃津屋
- 養老 - 美濃高田 - 烏江 - 大外羽 - (友江)
- (美濃青柳) - (西大垣) - (大垣) - 室 - 北大垣
- 東赤坂 - 広神戸 - 北神戸 - 池野 - 北池野
- 美濃本郷 - 揖斐

 

- 養老 - 美濃高田 - 烏江 - 大外羽 -f:id:tkmov:20161103001918j:plain

-f:id:tkmov:20161103235619j:plain-f:id:tkmov:20161105001450j:plain - 大垣室 - 北大垣

 

養老線:美濃青柳駅 (みのやなぎ)

(友江) - 青柳 - (西大垣)            (訪問日: 2016/10/02)

養老線友江駅から青柳駅にかけては、いわゆる輪中の中を通っていて、後から調べたら友部友江駅の近くには輪中生活館というのもあったらしい。見てみたかったけど、通ったのが早朝だったし結局見られなかったんですけどね。

養老線沿線は水田農村の中の生活道から、青柳駅あたりからは下の写真の様に住宅と町工場が増えてきます。で、青柳駅の入口は写真の様に何の表示もない只の曲がり角。

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駅裏はエビデンの工場で、ここへの通勤駅になっている様子。駐車場は区画無し(駅前広場に停めることは可)、駐輪場は屋根付きで約140台分。無人駅で、自動券売機、トイレはなし。飲物の自動販売機は駅前広場の反対側にあり。店舗食堂は見当たらず。

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f:id:tkmov:20161103235141j:plain ホームから養老方向を臨む。

f:id:tkmov:20161103235619j:plain f:id:tkmov:20161103235621j:plain 列車は1時間に2本か1本。

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 そういえば、「青柳」で「やなぎ」と読ませるのは、あまり他では聞きませんね。

養老線:友江駅 (ともえ)

(大外羽) - 友江 - (美濃青柳)            (訪問日: 2016/10/02)

トランザルプミーティングの帰りに濃尾平野あたりのローカル線を訪問することとして、まずは大垣ICから近いところで、養老線友江駅から。

養老線は国道258から1~2km西を並行して北上しているので、大垣ICを出たあとは田んぼの中を西進、生活道を抜けて友江駅に至ります。

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 友江駅は駅舎なく、両側ホームに待合所設置(待合室形式)。自動券売機、トイレは無し。駅前広場に月極駐車場が6台分、駐輪場は40~60台(屋根付き)。着いたのが日曜朝6時でしたが、通勤客は10人ほどあり。ちょうどその中の人が使っている駐車区画にバイクを止めてしまって、あわてて退散すること。申し訳ないです。 駅前道路との角の雑貨屋がやっているかどうかは、日曜早朝という事で分からず、周りは農家+住宅地なのでその他の店舗はあまりありません。

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f:id:tkmov:20161103001325j:plain ホームから大垣方面を臨む

f:id:tkmov:20161103001330j:plain 養老方面の列車

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大糸線:島内駅 (しまうち)

(北松本) - 島内 - (島高松)            (訪問日:2016/10/01)

北松本の北で篠ノ井線から大糸線が分かれて北西へ斜めに進むのに対して、国道19は奈良井川に沿って北上、城山公園下で国道から千国街道が西に分かれて大糸線に追いつきます。(下の写真は島内駅付近の千国街道 西方向)

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駅の裏に松本市音楽文化ホールがあるせいか、駅舎の駅名には音符記号があしらってあります。無人駅、券売機(チャージ無)設置、トイレは無し、改札もなし(改札の横を工事中だったので、トイレができるのかも)。駐車場、駐輪場なし。駅前のスペースにタクシー区画有り。駅舎内に待合室とベンチ有り(待合室がないと冬が大変だから)

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島内駅付近で、今度は大糸線の方が千国街道に沿って曲がるので、島内駅のホームは強くRがかかっています。

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それにしても、この付近は駅間が短い。松本~北松本で0.7km、北松本~島内は2kmですが、隣の島高松までは1㎞しかない。

ここで日没となったので、この日は長野県から撤退。この続きに進めるのはまた来年か?

 

大糸線:北松本駅 (きたまつもと)

(松本) - 北松本 - (島内)            (訪問日: 2016/10/01)

2016年のトランザルプミーティングの長和町道の駅から国道254で西へ、三才山トンネルを抜けて松本へ。この三才山トンネルは有料道路、久しぶりにコインホルダを使うことになって手間取ってしまいました。(後続との間が空いてて良かった) 昔の有料道路が償還終了で無料化される一方、新しい有料道路はETC化されるので、思えば、最近はトンと現金を払う機会が無くなりました。

f:id:tkmov:20161029225330j:plain 三才山トンネル入口料金所

 

大糸線の起点なので松本駅にも行こうと思いましたが、丁度秋祭りで町中心部は渋滞&交通規制で断念。(このあたりも注連縄を張るんですね)

f:id:tkmov:20161029225603j:plain 松本市街地

松本城から真西に県道を進むと、ちょうど北松本駅の下をアンダーパスでくぐるので、駅に行くにはちょっと引き返す必要あります。 北松本駅は新しい橋上駅で、西側がアルプス口、東側がお城口。駐車場は特になく、アルプス口側のロータリーに送迎スペースあり。駐輪場はお城口側に多数。有人駅の様ですが、夕方は不在。自動券売機(チャージ無)設置、自動改札は無し。自販機設置、トイレはたぶん有り。

駅舎の正面上についているのは、松本市の市章ですな。

f:id:tkmov:20161029225830j:plain松本駅 アルプス口

f:id:tkmov:20161029225832j:plain松本駅 お城口

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f:id:tkmov:20161029231637j:plain ホームから大町方面を臨む。ホームは大糸線用で、篠ノ井線は右の線路を通過します。

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お城口側は住宅街ですが、アルプス口側には飲み屋、喫茶店、土産屋があります。

f:id:tkmov:20161029232157j:plain アルプス口側ロータリー横

 

 

山陰本線:安来駅 (やすぎ)

(米子) - 安来 - (荒島)            (訪問日:2016/10/10, 2019/04/20)

荒島から安来へかけては国道9号が海沿いに離れてゆくので、旧道を東進。写真のような街道筋を抜けて駅前交差点に出ます。

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途中、語臣猪麻呂(かたりのおみいまろ)の像と月の輪神事の案内板あり。娘をワニザメに襲われた猪麻呂がワニザメを退治し、鉾に突いて晒したかたちが月の輪に似ていたところから、月の輪神事が始まったとの事。晒して月の輪の形になるというのはフカヒレの事だろうか。

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安来駅舎は新しい、木造を強調したデザインで待合室内の調度もほぼ木製。みどりの窓口と自動券売機設置。改札にはタッチ式自動改札がカバーをかけられて待機中。駅舎内にお土産や、喫茶店があり、駅前にも食堂あり。市営駐車場、市営駐輪場が駅舎に隣設、なので駅前ロータリーは基本的にタクシー専用らしいけど、駐車場前のスペースに送迎車がよく泊まっています。

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ホームから米子方向を臨む。駅裏には隣接して日立金属安来工場。

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名所案内版は撮ったけど、駅名票を忘れました。

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(2019/04/20 再訪問)

駅名標とホーム待合所の財産票を再撮影。前回来たときはカバーがかけられていたタッチ式改札機は、もちろん今では稼働中です。ホーム長は322歩(米子駅とかと比べても結構長い)

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