(フルーツパーク) - 都田 - (常葉大学前) (訪問日: 2023/10/20)
常葉大学前駅をでても天竜浜名湖線はしばらく都田川に沿って東進します。バイクでも国道362で並走して次の都田駅に向かいます。国道に出ている都田駅の案内板を見て交差点を左折、A-COOPや農協に囲まれた奥に都田駅があります。
都田駅は木造平屋瓦葺の駅舎がある無人駅。駅前広場に数台分のスペース、駅舎左手には駐輪場らしき砂利敷がありますが、ここはレンタルバイク用の駐輪場かも。この駅舎左手の小屋は都筑駅とかにもありましたが、貨物搬入口の名残ですかね。トイレは水洗で駅舎右手に別棟になっています。ちょっと面白いのは、公衆電話ボックス上部の歓喜スリットのとこが透かし彫りになっているところ。こういうデザインは一般的だっただろうか。
待合室は天井板が無くてむき出しの梁に木製シャンデリア付き。壁際にはおそらく開業時からの作り付けの木製ベンチ(他の駅でも見ました)を残して丸テーブルが置かれています。駅舎外壁のディスプレイも含めてこれらの装飾は、駅舎に入っている駅カフェのデザインの一部になっているんでしょう。他の駅に比べても主張が強そう。営業日が土日祝日なので、訪問日はお休み。自動券売機、改札機の設置は無し。
ホーム側の壁も取り払われてテラスになっています。
駅舎に接して単式1面1線のホームがあり、ホーム長は109歩。下は新所原方面に向かって駅舎を見たところ。ホームは駅舎の向こうの端までです。
下は掛川方面の風景。昔は相対式ホームだったようで対向ホームの線路がまだ残っていて、分岐後が2カ所見て取れます。
昔の対向ホームへの踏切は、改札前に切られていたとすれば、これがその階段の跡かも。