(訪問日: 2023/06/14)
高岡から城端まで城端線に沿って走ってきて、線路は山田川に突き当たった所の城端駅でお仕舞ですが、国道304はそのまま川向うの尾根筋を駆け上って城端の旧市街を抜けてゆきます。本当なら越中小京都という町並みを写真に撮る所ですが、この日は土砂降りに合って写真は次の機会に(というか、雨がひどくて撮ろうとも思いつかなかったのが実情)
で、何をしに来たかというと、街はずれの河岸段丘の縁にある城端神明宮を見に来ました。以前SSTRで八尾を通った時に、軒下をガラス戸で囲った温室のような神社(神明社)を見たのですが、どうも富山にはそういう温室風神社が多いらしいと気づいたので、城端線にそってみてきたのです。ここではその終点として城端神明宮に来てみました。
神明社というと小さな祠のような神社が多いのですが、ここは鬱蒼とした鎮守森の中に鎮座した立派な神社です。
拝殿は入母屋造り瓦葺平入で正面に大きな千鳥破風がついています(まるでお城の天守みたい)。そして、この拝殿も軒下がグルリとガラス戸で囲われています。本殿周囲の格子垣もガラス張りで中が良く見えませんが、本殿もガラス戸囲いがある様です。
高岡から城端まで約20座の神社を見てきましたが、7割でガラス囲いがされていました。他の地方ではあまり見た事は無いので越中の風俗かと思うのですが、この後の越後や会津、信州も神社を観察しながらツーリングしたので、そのレポートはまたまとめて後日に。