tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

城端線:福野駅 (ふくの)

(高儀) - 福野 - (東石黒)                      (訪問日: 2023/06/14)

城端線の高儀駅の次は嘗ての宿場町、福野です。そういえば城端線(開設時の中越鉄道線)開通時は最初、この福野駅が終点だったそうです。城端線沿いの県道20で南下し、昔の街道筋らしく地場銀行や商店の並ぶ通りを抜けて、大きなお屋敷の角を東に曲がって福野駅に着きます。

角を曲がって下の写真正面が福野駅。

福野駅は木造平屋瓦葺の有人駅。建物財産票の建造年が明治30年なので、開通時からの駅舎だと思います。駅舎左手には木造のトイレが1棟、駅前ロータリーにはタクシーとバス停の枠があり、駐車場、駐輪場は駅舎右手です。

駐輪場は屋根付きで立派なのですが、サイクルラックがついているのでバイクでは停められず、しようがないので隣の駐車場に停めました。見た限りは有料とは書いてなかったと思います。(砺波駅みたいにラックの無い区画があれば良いのだけど)


駅舎待合室には自動券売機が設置されていますが、窓口業務中は使用中止、自動改札機は無し。観光案内所もありますが訪れたときは閉店中でした。写真は人が居ないときを見計らって撮っていますが、だいたい2~3人くらいの待合客がいる感じ。

ホームは相対式2面2線、駅舎側(城端に向かって右側)が1番線、対向が2番線(城端方面用)で跨線橋で連絡しています。駅舎ホーム側は軒が高く、表札様式の建物標や、昔のものでしょうか駅名看板が残っています。

ホーム長は1,2番線とも約128歩ですが、柵で封鎖されている箇所を足すと、もう20~30歩程度長くなります。下写真は1番線ホームから見た城端方面と高岡方面。その次は同じく跨線橋から見た写真です。

旅客機能としては2番線は相対式ホームですが、実際は島式で、高岡側で分岐した側線に除雪車(の先頭部分)が待機してました。