tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

城端線:東野尻駅 (ひがしのじり)

(砺波) - 東野尻 - (高儀)                       (訪問日: 2023/06/14)

砺波駅から南の城端線に並走するのは県道20なのですが、東野尻駅の近くは北陸自動車道のICがあったり国道359が広いバイパスで交叉したりで、ボーとしてると駅入口を見逃してしまいそうです。実際間違えて先に高儀駅まで進んでしまったし。

県道20の苗加交叉点を左折して少し入った所、苗加神社を過ぎて踏切手前を線路沿いに入った所が東野尻駅です。ところで明治期の地図だとこのあたりは苗加(たぶん読みは「のうか」)という5000人以上の村落と表示されているのですが、今は交差点名や神社の名前ぐらいにしか残ってないみたいです。*1

下は近くの苗加神社、この地方の作り方にならって軒下に温室のようなガラス囲いがしつらえてあります。



野尻駅は駅舎は無くホーム上の待合室1棟の無人駅。ホーム下の待合室前に1~2台くらいのスペース、駐輪場は屋根付きでホーム下に2カ所、道路の反対側に1カ所で合計で約80台分があります。

ホームは城端方面に向かって右側に単式1面1線でホーム長は159歩。自動券売機、改札機はなし、飲料自販機やトイレもありません。このタイプの待合室は林駅についで2駅目。(下の写真は城端方面、次が高岡方面)

ところでこのあたりの農家倉庫や作業所は明り取りのためか、壁に透明波板をつけている所が多いのですが、これが苗加神社のようなガラス/アクリルで囲った造作に繋がっているんだろうか。

 

 

*1:追記:城端線=中越鉄道の創始者、大矢四郎兵衛はここから1.5km程北西の鷹栖村の出身、鷹栖小学校には大矢翁銅像があるそうです。「郷土に輝く人びと」富山県編より