tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

姫新線:佐用駅 (さよ)

(播磨徳久)(久崎) - 佐用 - (上月)(平福)                          (訪問日: 2022/07/16)

徳久から出雲街道のR179を西進、因幡街道のR373と交差する佐用駅です(鉄道的には姫新線智頭線の乗換駅と言うところでしょうか)。R179は新市街地の広がる佐用川北側を通りますが、姫新線は昔の街道筋の佐用川南側の山沿いにあるので、旧道に沿って古そうな商店街を通って駅に向かいます。下の写真は佐用駅の入口。ところで駐車禁止が偶数日だけというのは、奇数日はこの商店街はお休みという事?

佐用駅姫新線智頭線共用の有人駅。写真に見えるのは駅舎というより待合室で、出札窓口とかはホームの盛土下の半地下にあります。こちら側の駅前にはタクシー乗場が5台分で、右の方のスペースを一般乗降用に使っています。駐輪場は待合室右側に約20台分ありますが、写真のような入口なので大型二輪の駐輪は無理。停めるとすれば駅の裏側(南側)の駐車場を使うしかありません。(といいつつ今回は歩道に停めましたけど)

下は駅裏にある駐車場で約20台分。ここへは駅の西側のアンダーパスを通って入れます。

待合室はコンクリート打ちっ放しですが天窓のおかげで明るい雰囲気。写真では無人ですが、土曜日とはいえ列車到着時には通学生で一杯になります。トイレはこの待合室の隣です。

下の写真の扉の向こうが駅事務所とホームにつながる地下道です。

出札窓口、駅事務所はホームへの地下道にあります。自動券売機設置(写真にはJRのしか映ってませんが、たしか智頭急行のもあったと思う)、自動改札機は無し。ホームは智頭線が手前、JR姫新線が奥になります。窓口はJRのものだと思いますが、駅員は智頭線の乗客の案内もしていたので、両方の路線の対応をしている様子。

下の写真は智頭線に入線してきた上郡行き列車。実はこれに乗ろうとするご老人が階段を登るのに苦労しているので、駅員が対応して列車に待ってもらっているところ (ま、時間内に間に合ってたのかもしれませんが)。上郡駅とか智頭駅とかは窓口も改札もJRと智頭急行では別々の対応になっているのと比べると、かなり融通の効いた対応をしてもらっているようです。

ホームは盛土上で島式2面4線。JR姫新線が南側、智頭急行智頭線が北側のホームを使ってます。ホーム長は姫新線が150歩、智頭線が188歩で70歩の千鳥配置。ホームは割と幅広で6歩(約4m)です。

下は姫新線ホームの南側(山側)で1番線、その外側には側線あり。その次はホーム2番線から見た上月駅方面。姫新線の方は通学学生が多く、智頭線はシルバー世代が多い印象。

こちらは智頭線ホーム、北側(上郡に向かって右側)が1番線(なぜか姫新線とは番線の順番が逆です)。その下の写真はホームの上郡駅側の端からみたホーム全景。

下は智頭線ホームの端から見た上郡方面。右側の智頭線は南(つまり左手)の久崎駅へ、姫新線は西(つまり右手)の上月駅へ行くので、この先で立体交差することになります。

おまけ:レール探傷車と入線してきたスーパーはくと

町名が「さよう」なので駅名も同じだと思ってましたが、駅名は古い「さよ」のままだというのを、今回初めて知りました。