tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

姫新線:平福駅 (ひらふく)

(佐用) - 平福 - (石井)                       訪問日(2023/04/30)

姫新線を廻ったついでに佐用駅の北の平福駅に寄ってみました。

地上路線の姫新線とは違って、高速路線の智頭線は高架で国道や田畑をまたぎながら山間を北上してゆきます。

平福因幡街道の宿場町で、今は国道373に道の駅があります。下の写真は宿場町から国道の道の駅を見返したところ、平福駅はそこから街道筋と川を渡った先にあります。

平福駅は大きな待合所と広い駐車場を備えた地上駅。ただ待合所といっても写真に写っている大部分(何かの展示会場?)は開いてなくて、待合所は宮本武蔵の立看のある部分の8畳くらいの小部屋だけが開いてます。近くの利神城の写真とかが展示されています。

展示説明からの引用

宿場町平福
平福には、かつて利神山頂に三重の天守を持ち、雲を突くかの如き威容から「雲突城」とも呼ばれた利神城がありました。しかし、わずか30年で城下町としての用を終え、宿場町へと移り変わり、江戸時代には因幡街道随一の宿場町として栄えました。街道に沿う町並みは、昔ながらの姿で、南北に1.2キロ続きます。利神山とこれに対する西側の連峰の懐に抱かれて、今は清閑なたたずまいを見せています。連子格子や卯建(うだつ)虫籠窓(むしこまど)の家々、佐用川の石垣に並ぶ白壁の川屋敷、川座敷、土蔵群は平福ならではの景観です。

待合室から渡り廊下でつながった先が平福駅への入口、時刻表などの掲示板前を通ってホームに入ります。入口側(智頭に向かって左側)が1番ホーム、反対の2番ホームには構内踏切を渡ります。無人駅で券売機、改札機とかは無し。飲料自販機やトイレも見当たらず(トイレは待合所のどこかにあったのかも)。ホーム長は1,2番線とも56歩。

この日はGWに入って良い天気だったせいか、常に数人の訪問者がいる状態。だいたい国道の道の駅から平福駅に寄ってから、街道の宿場街を散策してゆきます。