(深溝) - 周防佐山 - (岩倉) (訪問日: 2019/02/17)
深溝駅からは宇部線に沿った道路はないので、いったんR190へ迂回してから周防佐山駅に回ります。周囲は深溝駅に似て田園地帯の集落の一角という感じですが、宇部線は大体こういう感じですね。
駅舎はホーム上のコンクリブロック土台の木造(?)で左手に駐車場が2台分、右手のトイレの先には駐輪場が約50台分(屋根なし)、無人駅ながら駅前やホームの植栽はよく手入れされています。
駅舎は最近立て直されたようで、駅事務所のない無人駅仕様、自動券売機、改札機はなし。たぶん飲料自販機もありません。
ホームは1面1線の棒状駅でホーム長は129歩。ですが、駅舎(といか待合所)はホームから半分はみ出して設置されているし、駅前後の線路が微妙にクランク状になっているところを見ると、昔は島式ホームだったのを1線つぶして駅舎を作ったようにみえます。
下の写真は岩倉方向。
下は深溝方面。ホームの左側にもう一つホームが見えます。
今は植木が植わっているところが線路後で、ちょうどそれを塞ぐように今の駅舎が建っているように見えます。 そう考えると、トイレもや庭石も旧線をちょうど避ける位置に建っていますし。
で、駅舎(待合所)はいろいろあっても、なぜかトイレは宇部線の多くの駅が同じ様式で、木造瓦葺。だいたい間口1間奥行き2間という間取りも似たような形になっているのは、駅設置時からのが残っているからなんでしょうね。山陰本線等では駅舎をなくしてトイレを建て替える傾向があったけど、こちらでは逆の傾向になっているのが面白い。
ここも何故か便器が1つしかついていないのは、何かのまじないなんだろうか。