(北嘉川) - 深溝 - (周防佐山) (訪問日: 2019/02/17)
旧山陽道に沿って走る山陽本線とは違って、宇部線は干拓地の中を、生活道や地形を無視して直進するので、隣の駅に行くにも大回りになって大変です。(なら、鉄道に乗れよ、というツッコミは却下です) 上嘉川からだと、一度山陽本線の北側の県道まで戻って、国道190に大回りしてようやくたどり着けます。
深溝駅はモルタル(かな?)平屋のトタン葺の無人駅です。駅前の植栽も含めて手入れはされている様子。駅前のスペースは生活道なので駐車場は無し、駐輪場は駅舎左手に約30台分くらいで日曜昼でもほぼ満車です。駅舎にも周囲にも食堂・売店などはありません。
駅舎の待合室の窓口は塞がれていて自動券売機もなし。来た時にはタガログ語らしき会話と伴に女性3人が列車待ち。
ホームは相対式で2面2線で跨線橋で連絡。駅舎を出るとすぐに単式ホームでホーム長は126歩。
下の写真は2枚とも周防佐山駅方面
跨線橋から見た周防佐山方面
こちらは北嘉川駅方面
おまけ1 宇部行きの普通列車。やはり昔のカボチャカラーのほうがよかったな。
おまけ2 ホーム側についているトイレ。昭和25年築ですが、なぜかここでも便器が1個おきにか残ってない。
下の写真は深溝駅のある集落を横から見たところ。右側の海へ伸びた半島の上に集落があって、手前の田んぼは昔の入江を干拓したのではないかな。宇部線はこの半島集落の先端(写真の右端)をつないで干拓地の条理や生活道を無視して敷設されているので、線路に沿った道がないのです。