tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

磐越西線:津川駅 (つがわ)

(鹿瀬) - 津川 - (三川)                        (訪問日: 2023/06/15)

三川駅付近で阿賀野川はかなり屈曲していて、右岸の磐越西線に沿った道も通れないようなので、左岸をトンネルで抜ける国道49号で津川駅に向かいます(磐越道が出来る前に通った時は、この右岸の道を通ったような気がするのですが、なにぶん昔の事なので記憶は曖昧)。 下写真は右岸の津川駅へ向かうためのトラス橋です。

津川駅は和風木造平屋の無人駅、H21年築なので割と新しい駅舎です。津川駅は左岸の津川市街から離れているので周囲に店舗はあまりなく、この日見た限りは開いている所は無さそうで、そういう意味では国道脇で集落に近かった三川駅より寂しい印象です。あちらは作業所に来る人で結構人の出入りがありましたし。

駅舎前には駐車場枠が3台、駐輪場は右手のバス停留所の奥に屋根付きで約40台分あります。

駅舎駅舎内には自動券売機が1台、出札窓口はありますが2021年から閉鎖との事。自動改札機とか乗車駅証明書発行機はありません。奥にはエアコン付きの休憩室がありますが、無人駅となった今はエアコンを使えるんだろうか。パートタイム勤務となった駅だと勤務時間外は暖房を切ると聞いたので、ちょっと心配になります。

ところで津川駅に来たのは10時半だったのですが駅前ベンチに先客が一人居まして、話を聞くと9時半過ぎの便でやって来て、11時半頃の新潟行きに乗るために待合中、それまで本を読んだり散歩しているとの事。バイクだと時間が自由な反面、ついついせっかちに先を急いでしまうので、こういうのも腰が落ち着いた旅で良いかもしれないな、とは思うのでした。

 

さてホームは島式1面2線、駅舎からは跨線橋で渡ります。

下の写真は跨線橋を出たとこから見返した駅舎と会津方面。ところでホーム端に2m四方くらいの台座のようなものが、こちらとホーム反対側にもあるのは何だろう。

下はホームから見た新津方面、その次はホーム端の写真。新津方面に向かって左側が1番線、右側が2番線です。ホーム長は256歩で幅は広めの11歩(三川駅と同じくらいですね)。

ホーム上には待合室が1棟ありますが、かなりファンシーな外観だとおもったら、中はもっとファンシーでした。

駅名標のデザインは狐の嫁入り行列、阿賀町のHPとかを見ると狐の嫁入りの伝説にちなんでいるとの事で、10月には津川で狐の嫁入り行列があるそうです。そういえば駅舎前と改札出口のとこにも狐の置物がありましたが、そうするとホーム待合室の"オコジロウの家"というのは、どういういわれなんでしょうか。

 

 

さてツーリングはこの先、5年前に途中まで訪問してた只見線に行くため磐越西線からは離れて(というか途中を飛ばして)、会津坂本に向かいます。