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バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ

山陽本線:沿線 旧山陽道(安芸中野)

(海田市) - 砂走り出迎え松 - (安芸中野)

山陽道海田市から瀬野川沿いに出たところにある松並木。かつては参勤交代から帰藩した藩主をここまで出迎えたそうです。

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広島市指定史跡 中野砂走の出迎えの松
 指定 昭和49年2月18日
 広島市安芸中野一丁目80番地地先

旧国道沿いに立ち並ぶこの松並木は、江戸時代の西国街道にかつて植えられた街道松の名残です。胸高幹囲1.2~2.4m 樹齢100~250年と推定されるこれらのクロマツは、それほどの大木ではありませんが、市内に残る数少ない街道松として貴重なものです。
江戸時代になると人や物資の流通が盛んになり、全国的に街道の整備の必要性が高まってきました。そのため幕府は、1604年に江戸を中心とする五街道の整備を行うとともに、1635年に出された武家諸法度の中で、諸大名にも交通運搬施設の整備を命じています。芸備地域では、1633年の幕府巡見使の巡察を契機として、急速に領内の交通網の整備がすすめられました。当時五街道に次いで貴重な公道であった西国街道についても、道幅が二間半(約4.55m)に定められ、その沿道には一里塚や杉、松などの生木が植えられました。当時の旅人にとって沿道の松並木は、疲れた身体をいやす憩いの場として役だった事でしょう。
「出迎えの松」の名は、当時参勤交代の責を終えた安芸国の藩主を、家来や村の有志たちがこの松のあたりまで出迎えたという言い伝えに由来しています。
  昭和61年3月