tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

大糸線:有明駅 (ありあけ)

(穂高) - 有明 - (安曇追分)                          (訪問者: 2022/10/14)

穂高市街地から北へ国道172を通って有明駅へ。このあたりはアルプスから出る穂高川、烏川が犀川へ向かって集まっていて、わさび栽培が盛ん。下の写真は烏川にかかるトラス橋ですが、橋脚が斜めのせいか鉄骨が斜め。

穂高駅から川を挟んで2km程で有明駅に着きます。国道から少し入った所が駅で駅前広場に車は入れますが、駐車場は無さそう。駅舎は木造平屋瓦葺、正面左側の1/3が待合室です。駅に売店は無く、近くには国道も含めて店舗は無さそう。あ、でももう少し先にコンビニがあるか。

駅舎左手は露天の駐輪場で約25台分、平日は御覧の通り通学客多数なので、ちょっと大型二輪は無理かな。その向こうに見える駐車場は契約車用なので停められません。

有人駅で待合室には出札窓口があるので、自動券売機は無し。でも駅員は7:00~12:00にしかいないので、入場券は買えずじまい。タッチ式改札機もなし。特徴は鑑賞石の展示で、梓川など近所以外にも田沢の亀石とかがあります。

ホームは島式1面2線で駅舎からは構内踏切(遮断機付き)で渡ります。ここはホームまでの間に1線分の空地があるので、穂高駅ほどの遮断機のインパクトは無いですね。

下はホームから見た大町方面で、右側が1番線。1番線側に上下両方の行先案内がついているので、行き先別にホームが区別されているわけではなさそう。ホーム長は220歩。

下は1番ホームから見た松本方面。駅舎側に単式ホームの跡らしきものが見えます。

 

待合室入口の建物財産票を撮影していると近所の女性から、何を撮っているのかと声をかけられました。昔からここに通っていて、今は待合室に座布団を揃えるボランティアをする程かかわっていても、財産票には気づかなかったという話で、興味なければそういうものかもしれない。今日は夏の薄物から冬用の毛糸に座布団を変えに来たとの事。駅員がパートタイムになって午後不在時は暖房を停められるのが困るとか、昔は登山客で駅前が人で一杯だったとか(ここは燕岳の登山口だったらしい)、駅前国道沿いの団子屋の笹屋さんが閉店して寂しくなったとか、(私がつい"隣のほだか駅"といったら)「穂高の読みは濁りません」とたしなめられたり、隣の追分駅はもっと風情があるので是非行ってみなさいとか、いろいろ話を聞かせてもらいました。

なので、ここから犀川を渡って明科方面に行こうと思っていたけど、次は安曇追分駅に行ってみます。