(須佐) - 宇田郷 - (木与) (訪問日: 2021/07/21)
須佐駅から宇田郷駅へ、山陰本線は海岸よりを通って国道191とは離れます。線路沿いに県道が通っていますが、山道で時間がかかりそうだったし、どうせ山陰本線は大半をトンネルで抜けるので、横着して国道191でショートカット。撮影スポットの惣郷川橋梁も遠くから眺めるだけで通過。(ここだけでも近寄っとけばよかったかも)
そうやって海岸線に出てきて惣郷と宇田の集落のちょうど中間、海岸べりにある宇田郷駅です(下の写真の海岸線に下った所が駅)。でも周囲には「越波注意」の看板が並ぶほど海に近く、人家もないこんなところに駅が設置されているのも不思議な話。手前の惣郷もこの先の宇田も江戸時代からの駅宿なので、そちらに設置すればよかったのに。特に宇田なら設置場所はあったと思う。*1
宇田郷駅は待合所が1棟の無人駅。Wikipediaによると最近まで木造駅舎があったようで、なるほど、整地されたアスファルト跡やホームへの階段の感じが飯浦駅の駅舎取り壊し跡とそっくりです。券売機、改札機、飲料自販機、トイレも無し。駐車場枠は無いながら数台は駐車可能、駐輪場は屋根付きで約20台分。(この自転車は惣郷や宇田からやってくるんだろうか)
下の写真の背後の壁は、海からの越波を防ぐための様です。
ホームは単式1面1線ですが、山側には使われなくなったホーム1面と線路が見えます。ホーム長は152歩。下の写真は益田方面。その次は長門方面。
対向ホームへは跨線橋があったとの事で、ホームには階段跡が残ってます。(Google Mapには跨線橋撤去中の2017年9月の写真があり*2 *3 )