(訪問日:2018/10/14)
国道252から入広瀬の集落に入る所にある守門神社は、拝殿正面の彫刻が見事ですが、私が気になったのは軒下をぐるりと囲む列柱です。後付けされた鉄骨製ですが、これはたぶん冬に設置する防雪用の壁のための支柱だと思われます。以前に富山県南砺市でみた神社で、軒下をぐるっとガラスかアクリルで覆っていたのを見たことがありますが、これも同じ仕組みではないかと。
下の写真は富山で見た防雪覆いがされた明神社。ここの地の人曰く「雪国だと普通の仕組み」でしたが、これらしい仕組みを見たのはここ入広瀬でようやく2例目です。
同じ仕組みは入広瀬の別の神社にもあるので、このあたりでは一般的なのかも。さすが日本有数の豪雪地帯の入広瀬です。とすると新潟のどのあたりまで、こういう雪避けが分布しているのか気になります。
ここの神社の正面にも守門神社と同じ彫刻が施されています。