tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

小海線:馬流駅 (まながし)

(小海) - 馬流 - (高岩)                    (訪問日: 2018/10/13)

高岩駅から南へ、千曲川右岸の小海線を県道2号で並走すると東馬流の集落につきますが、ここにある馬流駅がなかなかの隠れ駅で、駅名の難読さよりもバイクでの入り難さの方が印象的な駅です。

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馬流駅は東馬流の集落の奥にある訳ですが、下の写真にあるように路地を右左に分け入った先に、ようやくたどり着く事ができます。曲がり角ごとに駅への道案内があるので迷う事は無いのですが、だんだんと細い路地に誘い込まれてゆくのが少し怖い。

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ここまでは軽自動車なら何とか入って来そうですが、それもここまでで、駅に入る最後の道が下の写真。(これはトランザルプを何とか切り返した後に、駅のホーム側から見返したところ。次の写真でも分かるように、撮影で立っている場所が既にホームですから) 
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この細い道が直接ホームにつながっているので、狭いホームでトランザルプを切り返すのも一苦労でした。(間違えてトランザルプを線路に落として列車を停めたら、明日の地元紙に乗るだろうな、とか、ここで列車が来て見られると恥ずかしいな、とか思いながらーーー 実際、久代駅では運転手に睨まれたこともあるし)

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馬流駅はホーム上に待合所があるだけの無人駅で単式1面1線、ホーム長は84歩。自動券売機、改札機、飲料自販機、トイレは無し。上に見たように集落の裏側にあるので、駐車場、駐輪場も、売店などもなし。待合所は建物財産票に拠れば昭和10年築ですが、改装をしているせいか、かなりきれいな外観・内装です。下はホームから見た小諸方面。
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入口の道の分かり難さは諸寄駅飯浦駅船平山駅に似ていて、道がそのままホームに直結しているという点では備後三日市駅所木駅(今は廃止)、久代駅と同じです。でも両方を兼ね備えていて、しかもホームでの切替しの難しさでは一番、入りたくない駅ですね。(いや、トランザルプなんかで入る方が悪いんですけど)