(備前一宮) - 吉備津 - (備中高松) (訪問日: 2018/10/12)
吉備線が岡山に向けて東進する中で、吉備津神社、吉備津彦神社がある吉備中山にぶつかって迂回するところにあるのが、吉備津駅。吉備津神社とは国道180号を挟んで反対側になります。下の写真で左折すると吉備津駅ですが、標識通りに吉備津神社に行こうとして右折すると神社の裏手に出ます。正解(神社正面への道)は直進です。
国道から駅への進入路。
吉備津駅は鉄骨スレート葺、住宅街の奥にひっそりと隠れた無人駅。ICOCA対応券売機とタッチ式自動改札機を設置。近くに月極駐車場が約10台、駐輪場は線路沿いに約200台分(露天)、岡山への通勤通学圏だからか自転車は多い。食堂・売店は無し。
ホームは対向で2面2線で構内踏切で接続。下はホームから見た岡山方向。
下は対向ホームから見た岡山方面。
左が備中、右が備前で両国の境目だというのがよく分かる駅名標です。妹尾駅も同じような境目の駅名標でしたね。
吉備津駅は明治37年開業ですが、ここの便所の建物財産標は明治37年のままです。
で、こちらが明治37年築の便所。因幡社駅の大正12年、徳佐駅の大正7年を越えて、今のところ最古の銘板が付いた便所です(何のこっちゃ)。汲取り式ですが中は綺麗なタイル張り。いろいろ手が入っていますが、本当に100年前のままなんでしょうかねえ。
ホーム脇に立っていた「摂政宮殿下御駐車跡」の碑。摂政宮といえば昭和天皇ですけど、記念碑建立は昭和49年。